としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

稲荷山温泉 ホテル杏泉閣

2013-02-10 09:17:53 | 長野県(北信)の温泉
稲荷山は、千曲市街地から西へ向かって千曲川を渡ってすぐ、かつては北国西街道の宿場町として栄えたところ。ホテル杏泉閣はその旧宿場町に不釣合いなほど大きくて目立つ施設です。杏泉閣に併設されている公衆浴場 湯ノ崎の湯には2回入湯していますが、ホテルの方はまだ入湯していなかったので今回訪問してみました

 以前はホテルと湯ノ崎の湯の入口は別でしたが、現在はホテルのフロントの券売機で内湯(ホテル杏泉閣)または外湯(湯ノ崎の湯)の券を購入し、フロントの従業員に券を渡して入る形になっています。内湯は午前6時から午前10時までが350円、それ以降(午後10時まで)が550円です一方、外湯は300円(午後12時から午後9時30分まで)になります。

 ホテルのロビーは結構広くて豪華な感じ。ただ、浴室、脱衣所はそれほどでもなく、ホテルというよりは旅館の大浴場といった感じですね。基本的には地元民や長野市周辺の方が宴会などに利用するようなホテルなのかも知れません。


 さて、まずは内湯のお湯ですが、若干ささ濁りになっていました(泉質はメタホウ酸の項による規定泉)。湯ノ崎の湯は無色澄明だったので少し違う雰囲気です。その他は無味無臭で特に個性は見られませんでした。湯使いは循環で加水なし、加温、殺菌剤添加ありで若干塩素臭がするものの、湯ノ崎の湯ほど強烈ではありませんでした


 一方、露天風呂は濁りが出ておらず無色澄明。そして浸かってみるとほのかに硫黄臭がし、泡付きがみられました正直なところあまり期待していなかったのですが、硫黄臭&泡付きの湯に出会えるとは驚きでした循環式&加温の湯なので天然の泡付きか疑問な面もあるのですけど、硫黄臭が残っている所をみると新鮮なのは間違いないでしょうツルスベ感は泡付きに起因するものか、僅かながら感じることができました

 あと露天でもう一つ面白かったのが湯船の構造です。湯船の3分の2ほどしかお湯が入っておらず、まだ湯溜め中かと思ったのですが、この状態が通常のようです。湯船の縁がスロープ状になっていて、寝湯のように浸かるみたいですね。そうしないと上半身が湯から出てしまい、氷点下のこの時期にはちょっと寒です

 あまり期待していなかった分、露天の浴感は十分に満足できました。内湯、露天、サウナにアメニティー完備で550円ならコストパフォーマンス的にもまずまずでしょう300円でアメニティーなしの湯ノ崎の湯に入るより、250円追加してでもホテルの内湯に入った方が個人的にはいいような気がします

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