としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

鵜の浜温泉 ロイヤルホテル小林

2016-03-21 23:44:47 | 新潟県の温泉
 親戚から新潟県内の温泉施設の割引券をもらったのですが、期限が当月末までで、結構遠い施設が多い中、唯一使えそうだったのが鵜の浜温泉のロイヤルホテル小林という施設。いろいろと忙しい中ではあったけれども、チャンスは今しかないと思い上越へ向かいました
 
 ホテルに到着すると、道端には温泉の幟と、「朝8時から夜9時まで入浴出来ます」と書かれた看板が掲げられていました。こういう立ち寄り入浴に積極的な姿勢は本当に有難く、これだけで評価に値しますホテルや旅館に立ち寄り入浴を願い出るのには勇気がいるものですが、看板が出ていれば安心してお願いすることができます
 鵜の浜温泉には10軒ほどのホテル・旅館等があって、ロイヤルホテル小林はその中では規模が大きい方です。とは言っても施設自体は年季が入っていて、入浴料550円は妥当なところでしょうか。日帰り温泉施設の鵜の浜人魚館の料金も550円だから、それに合わせているのかも知れません。


 
 浴室に入ると、内湯には大浴槽と小浴槽があって、澄んだ黄色の湯が満たされていました。いかにもこの辺りの化石海水系のお湯といった色ですただし化石海水系の温泉の特徴である油臭が感じられず、ほぼ無臭で拍子抜けしましたまた塩味も溶存物質含有量15,450mg/kgの含よう素-ナトリウム-塩化物強塩泉の割には強くなく、感覚的には10,000mg/kgくらいのレベルに感じました。湯使いが循環式のうえ加水、加温、殺菌剤添加ありなので、多少薄まっている感じです。それでも塩素臭はほとんどないので、浸かっていて嫌な感じはしませんでした



 小浴槽は大浴槽から仕切られているものの、仕切りが低くなっているので大浴槽の湯が流れ込んでいます。「温泉源泉」と表示された湯口がありますが、この時は湯が出ていませんでした。大浴槽の湯がやや熱めなのに対し、小浴槽は少しぬるくなっています。

 内湯の湯が少し熱く感じ、浴室内も蒸していたのですぐに露天風呂に移動露天風呂は小さな岩風呂で、塀に囲まれており景色は見えません。海が近いのに全く見えないのは少し残念です

 

 露天風呂の湯は、内湯より少し黄色が濃く、赤褐色の湯の花が大量に沈殿していました。湯口から投入されている湯が、どうやら源泉のようです循環もしているものの、内湯より源泉の特徴がよく現れていました
 まず、臭いはほのかに油臭がしました。源泉と思われる湯口の湯からも強い臭いはしなかったので、もともと臭いは弱いのかも知れません(ちなみに鵜の浜温泉の源泉は平成24年12月から新源泉(第5号井→第6号井)に切り替わっている)。また味は塩味が内湯より若干強く、薬味も加わっていました

 

 そのうえ、湯温は内湯より低く私好みの温度になっていたため、ほとんどの時間を露天風呂で過ごしました湯使いがフルコースの湯でも、このレベルの湯であれば十分気持ちよく浸かれるし、そこそこ満足はできます終始独占浴だったからリラックスもできました
 
 鵜の浜人魚館は以前入浴時には強烈な塩素臭がしたし、日曜日となると混雑もしているから、同じ金額ということを考えると、鵜の浜温泉ではこちらの方が断然お勧めです海釣りの後や海水浴の後には使い勝手のいい、穴場の施設と言えるでしょう

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