としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

池の平温泉 妙高高原ふれあい会館(新施設)

2017-12-09 14:04:25 | 新潟県の温泉
 妙高高原ふれあい会館は、温泉を利用した入浴施設をはじめ、貸部屋、会議室等を備えた妙高市営の施設です。以前は旧妙高高原町市街地にあったのですが、老朽化のため2013年3月末に閉館し、同年4月に池の平温泉近くの現建物に移転しました。
 今の建物は日曹健康保険組合が保養所として利用していた施設を、市が無償で譲渡を受け改修したもの。ということで新施設とは言え新しい建物ではありません旧施設同様、一見日帰り入浴施設には見えないですが、日帰り入浴営業中の看板を出しているので、大体の場所を調べておけば迷うことはないでしょう。
 
 さて、妙高高原ふれあい会館は、旧施設は妙高温泉のテリトリーの中に入っていたので、温泉地名としては妙高温泉だったのですが、新施設は池の平温泉街に近いので温泉地名が池の平温泉になっています。施設名が変わらないのに温泉地名が変わったというのは珍しいパターンでしょうねただし両温泉とも同じ源泉(南地獄谷)を使用しているからこの議論にはあまり意味がないし、温泉分析書には「妙高池の平温泉」と温泉地名をくっつけて表記されています(歴史的に言えば妙高温泉の方が古く、池の平温泉の方が後からできた温泉地です)。
 
 建物の中に入ると、リニューアル済みながらも造りが昔の建物と言う感じで、真新しさはありません。受付で日帰り入浴を申し出ると、「市内の方ですか?」と質問されました。これは料金が妙高市民が250円、市外の客が450円となっているから。市民と答えても証明の提示を求められることはないらしいですが、ここは正直に市外だと答え450円を支払いました



 元が保養所だっただけに、脱衣所、浴室共に狭め。旧施設も狭かったけれども、更に狭いような気もします。洗い場は3つで、浴槽は4人も入ればギュウギュウ。この狭さだと客が2人だけでもちょっと息苦しさを感じますね先客がすぐ上がって独占浴になったから良かったですが、ゆったり感はこの施設では味わえないかも。
 肝心のお湯の方はと言うと、お湯が湯口からドバドバと投入されているのにオーバーフローがないので、残念な循環湯を想像させたものの、湯をよく観察すると無色透明ながら黒色と白色の湯の花が舞っており、更に微潮(磯)臭&味も感知できたので、新湯の投入も相当量あると思われます。湯使いは循環併用と考えて良さそうです。また塩素系薬剤による消毒ありですが塩素臭は気にならず、湯質はまずまずといったところです(強いて言えばオーバーフローがないので、湯の表面に浮いた汚れが気になりました)。



 そして湯温が40℃くらいで、私の好みの温度にジャストフィット。長湯できるがぬるくも感じない温度で、じっくりと湯浴みを楽しむことができました湯温については好みは様々で、もっと熱い方がいいという人も多いでしょうが、加温している湯なので経費の面からみてもこのくらいの温度が妥当でしょう。体への負担も小さく健康的ですし
 
 正直なところ、あまり期待をしないで訪れた施設であったのですが、良い方に予想がはずれて温泉らしい湯を楽しめて良かったですただこれはほとんど独占浴ができたからという面もあってのことで、それなりに利用客はいるようなので、混み合う時間に出くわすと狭さによる不便を感じるかも知れません。空いていそうな時間帯を見計らって訪れることが肝心ですね

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