
11月の3連休初日、雲一つない良い天気だったので、露天風呂が良かった記憶のある「まつだい芝峠温泉 雲海」に行ってみることにしました。気が付けば5年ぶりの訪問。温泉巡りを始めた頃に訪れて以来です
雲海のある松代(まつだい)町は、現在は合併で十日町市となっていますがかなり山奥の町で、棚田が有名な土地。そんな松代町の中心部からさらに山を登った所にこの施設はあります。建物は改修中ですが、日帰り入浴は受け付けてくれています
入口は通常の入口と日帰り入浴の入口に分けられていて、券売機で入浴券(600円)を購入し受付に渡します。5年前は500円だったはずだから100円の値上げ。新潟県の施設の入浴料金はほぼもれなく値上げとなっているのが残念
一方、長野県の施設の入浴料金はあまり変わっていないのでありがたいですね
脱衣所には内湯浴室に行く扉と、サウナ、水風呂がある部屋を経由して露天風呂に出られる扉の2つがあります。通常は内湯浴室を通って露天風呂やサウナに移動するものですが、脱衣所から直接サウナや露天風呂に行ける構造は珍しいです

それでも洗い場は内湯浴室にしかないのでまずは内湯へ。内湯には正方形の浴槽が一つあります。ジェットが2本出ていて、振動が体の芯まで伝わる私の苦手なタイプの浴槽です
お湯は無色透明、わずかに塩味&油臭がし、ツルスベ感もあります。浴感はそこそこありますが、源泉(芝峠温泉1号源泉)が8,190mg/kgのナトリウム-塩化物冷鉱泉(新基準では「含よう素-ナトリウム-塩化物冷鉱泉」)であることを考えると、薄くなっている感は否めません。湯の使用法は循環式で、加温、殺菌剤添加ありです。
内湯での入浴は早々に切り上げ、露天風呂に向かいます
露天にはバイブラ機能付きの寝湯もありますが、白湯のようなのでパス。露天に到着すると、期待通りの絶景が広がっていました
施設は山の尾根上に建てられているため、眼下に山間の集落や棚田、目と同じ高さに巻機山や谷川岳、苗場山といった遠くの山々が見渡せます
今までいろいろな温泉施設を巡ってきていますが、設備が整った大型施設で、これだけ眺望が良い露天風呂はなかなかないように思います。
眺望を活かすための工夫として、浴槽と外界を仕切る塀をガラス板にしています。おかげで浴槽に浸かったまま眼下の眺望が楽しめるのです
これがただの塀や生垣であったら良さは半減ですね。周りから覗かれる心配がないからできることですが、落下防止と眺望維持をうまく両立させています。また浴槽の縁に山の名前が記載された説明板があるのも高評価
地元民でないと思われる客は皆、説明板と実際の風景を見比べていました。この施設は、露天風呂に入るだけでも十分に価値があると言っていいでしょう

お湯も個性がある湯で、栄養ドリンクのような澄んだ黄緑色です。香り&味も油臭に塩・薬味がはっきりしていていいですね
湯口からは非加熱源泉が注がれていて源泉そのものに触れることができますが、湯船の湯は若干薄くなっているものの、それほど個性は失われていないと思います。
源泉は内湯と異なり芝峠温泉2号源泉(8,315mg/kg、ナトリウム-塩化物泉)。濃度、組成は1号源泉とほとんど変わらず、使用法も同じであるのに、浴感は露天風呂の方がかなり上です。5年前は内湯のみ加水ありと掲示されていたので、今もそうかもしれません。景色&お湯がよいとなれば、内湯とサウナに用はないので、一時間以上露天風呂で湯浴みを楽しみました

この日はマラソンのゴール地点にされていたようで、マラソンを終えた人で一時的に混雑したものの、他の時間は客が3~4人でゆっくりすることができました。この時季は落葉後で眺望的には一番映えない時季。若葉や紅葉、雪景色の時季はさぞ絶景でしょうから、今度はそれを狙って訪れたいと思います

雲海のある松代(まつだい)町は、現在は合併で十日町市となっていますがかなり山奥の町で、棚田が有名な土地。そんな松代町の中心部からさらに山を登った所にこの施設はあります。建物は改修中ですが、日帰り入浴は受け付けてくれています

入口は通常の入口と日帰り入浴の入口に分けられていて、券売機で入浴券(600円)を購入し受付に渡します。5年前は500円だったはずだから100円の値上げ。新潟県の施設の入浴料金はほぼもれなく値上げとなっているのが残念


脱衣所には内湯浴室に行く扉と、サウナ、水風呂がある部屋を経由して露天風呂に出られる扉の2つがあります。通常は内湯浴室を通って露天風呂やサウナに移動するものですが、脱衣所から直接サウナや露天風呂に行ける構造は珍しいです


それでも洗い場は内湯浴室にしかないのでまずは内湯へ。内湯には正方形の浴槽が一つあります。ジェットが2本出ていて、振動が体の芯まで伝わる私の苦手なタイプの浴槽です

お湯は無色透明、わずかに塩味&油臭がし、ツルスベ感もあります。浴感はそこそこありますが、源泉(芝峠温泉1号源泉)が8,190mg/kgのナトリウム-塩化物冷鉱泉(新基準では「含よう素-ナトリウム-塩化物冷鉱泉」)であることを考えると、薄くなっている感は否めません。湯の使用法は循環式で、加温、殺菌剤添加ありです。
内湯での入浴は早々に切り上げ、露天風呂に向かいます



施設は山の尾根上に建てられているため、眼下に山間の集落や棚田、目と同じ高さに巻機山や谷川岳、苗場山といった遠くの山々が見渡せます

眺望を活かすための工夫として、浴槽と外界を仕切る塀をガラス板にしています。おかげで浴槽に浸かったまま眼下の眺望が楽しめるのです




お湯も個性がある湯で、栄養ドリンクのような澄んだ黄緑色です。香り&味も油臭に塩・薬味がはっきりしていていいですね

源泉は内湯と異なり芝峠温泉2号源泉(8,315mg/kg、ナトリウム-塩化物泉)。濃度、組成は1号源泉とほとんど変わらず、使用法も同じであるのに、浴感は露天風呂の方がかなり上です。5年前は内湯のみ加水ありと掲示されていたので、今もそうかもしれません。景色&お湯がよいとなれば、内湯とサウナに用はないので、一時間以上露天風呂で湯浴みを楽しみました


この日はマラソンのゴール地点にされていたようで、マラソンを終えた人で一時的に混雑したものの、他の時間は客が3~4人でゆっくりすることができました。この時季は落葉後で眺望的には一番映えない時季。若葉や紅葉、雪景色の時季はさぞ絶景でしょうから、今度はそれを狙って訪れたいと思います



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