鉄道模型・色差し三昧

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C59形蒸気機関車の履歴表を作ってみました

2014年11月26日 | 車歴表三昧
ひと雨ごとに、冬がきます。
日が暮れるのも、ずいぶんと早くなりましたし。
毎年、この季節になると、時が経つ早さに驚かされます。
それだけ、日ごろ安穏としているのですが。

時の経つ早さというと、息子の育つ早さでもあります。
先日、気がついたら次男も私の背丈を超えていました。
視線を合わせると、妙に上向きになるから気がついたのです。
うーむ。
複雑だ。

思えば私も親父の背は超えています。
おそらく、似たようなことを感じただろうと思います。
子どもを育てて得たもののいちばんは、
親が何を考えていたのか、おぼろげながらであれ感じられるようになったことだと思います。

さて。
模型を作るときに、下調べに夢中になることがあります。
実車の細かいディテールもさることながら、
どんな運用についていたのかも気になるところですね。
過去の配置表をまとめて車歴表を作り始めると、時が経つのを忘れたりします。

で。
気になったのは、国鉄の蒸気機関車C59形。
わりとスマートな印象の旅客機だと思います。
戦前から戦後にかけて173輌が量産され、とくに戦後型は我が国最長の蒸気機関車でした。
電化前の東海道、山陽本線で特急、急行列車の牽引に当たった機関車ですが、
軸重が大きかったために地方線区への転用が利かず、どちらかというと短命に終わりました。
従台車を改造して軸重を減らしたものが、C60形となります。

模型は、マイクロエース製品です。
実車のイメージをどこまで伝えているかは、やや微妙ではありますけれども。

私が生まれたときには、すでに3輌だけが呉線に生き残っていたC59形です。
どう、電化に追い詰められていったのかが気になりました。

というわけで、1955(昭和30)年の配置区別に見た履歴表です。
東海道本線の全線電化直前ですね。
青字はC60形。





東海道本線の電化完成で、余剰が発生し、
東北本線(宇都宮、白河、仙台)や鹿児島本線(門司港、鳥栖)に転出します。
また、C60形に改造の上で青森や鹿児島にまで分布を広げます。
山陽本線の姫路電化、岡山電化では、そろそろ転用先が限られてきた気配で、
C60形への改造はさほど多くありませんね。
広島電化、下関電化では、ほとんどがそのまま廃車となったことが判ります。
模型の42号機も、広島第二機関区が最終配置でした。

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