犬

ローカル線風の空いている電車に乗っている。
彼氏らしい人（ミュージシャンのＴに似ている）と一緒で、
彼は小型犬（テリア？）を連れている。
あまり人の降りない、田舎風の知らない駅で降りたのだが、
彼が、持っていたかばんが無いと騒ぎ出し、
まだ停まっていた電車の網棚にあるのを
無事に見つけるのだが、その隙に犬がいなくなってしまう。

場面変わって、今度は犬がいなくなった駅に１人でいる。
どうやら、迷子の犬を保護した家があると聞き、
彼の代わりに訪問しようとしているらしい。
駅を出て、たどり着いたのはかなり大きいお屋敷である。
案内を請うても誰も出てこないし、
ドアの鍵が閉まっていないので、中へ入っていくと、
大広間があり、強持ての人達が集まっている。
どうやらその屋敷は、その筋の偉い人の家だったらしい。
しまったと思ったが、開き直って、
「犬を保護していただいているそうですが。」
と、言ってしまう。
すると、部屋の隅から、
「それはうちの犬です。」
という声が上がる。
部屋の隅にメガネをかけた少年とその母らしい人がいて、
明らかにその筋の人ではなさそうなので、
同じように犬を探してやって来た人達らしい。
自分の犬ではないので、特徴などを聞かれたら困るな、
と思っているうちに目が覚めてしまった。


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