早めの忘年会

横浜みなとみらいで忘年会を開く。

久しぶりの顔合わせだった。こちらは精神的に絶不調だったので気分転換になった。こちらの悩みを云うと、それなら、あそこがいい、連絡しておくから、と絶妙な返答があった。

税理士や各種の事務所に勤めていたベテランたちである。なんだ、早めに相談しておくべきだったかなと思ったものである。

その後の話を聞くと、最大の関心事は健康である。皆、７０歳を過ぎている。体に一番神経を使っている。生活の中心は、まずトレーニングで、トレーニングしない限りは他のことはしないという者もいた。

これは極端としても、生活の中心が健康、体操になっていることは間違いない。私のように、片手間に暇があればトレーニングするのとはわけが違う。片手間にやれば、実はほとんど運動しないことになる。これはマズいと初めて気がついた。

延々２時間にわたり、料理を堪能したが、こんな長時間食べ続けたのは今年初めてだろう。よく胃が持ったものだと思う。

腹がいっぱいになってしまったが、全員が言うことは、腹五分目ということである。腹八分というが７０歳を過ぎれば、腹五分である。

新宿御苑に紅葉狩りに行こうというと、あそこにはあかね会があるという。シニアの結婚紹介所である。７０代半ばでまだ結婚したいやつがいる。

あかね会に参加を申し込む女は、みんな金がないという話になった。そりゃそうだろう。金のある高齢独身女性がわざわざ伴侶を求めるだろうか？　わずらわしいだけじゃないか。

介護の話も出た。町田市は厳しく、相模原市は緩やか。隣り合った市であるが、介護に対する姿勢は違う。町田市は介護認定が厳しく、その後の巡回・確認も頻繁である。相模原市はその点おおらかである。町田市は財政が厳しいのだろうという結論になった。