ぶらり町めぐり&御朱印

町を歩くのが好きだ。特に御朱印集めに熱中した。年齢を重ね、段々と体力が落ちてきたが、もう少し頑張りたい。

御朱印紀行 坂東三十三観音霊場 第17番 満願寺(出流観音)

2021年10月18日 09時06分21秒 | 旅行
坂東三十三観音霊場・第17番札所の満願寺(出流観音)を参詣する。

近年は、家を出発する時間が遅い。早朝だとバテてしまうからである。8時半に家を出て、北千住駅から東武線の特急に乗り、栃木駅に着いたのが正午前だった。

栃木駅からコミュニティ・バスで1時間10分。山の中に入り、途中、石切場を通り、行き止まったところで下りる。

バス停からも坂道を上がらなければならない。仁王門が見えたときはホッとした。道筋はそば屋が並んでいた。




仁王門から本堂まではまだ距離がある。




本堂。護摩の最中だった。ここは真言宗智山派の寺院である。由緒によれば、もともとは役小角が創った寺院であるが、深山幽谷の寺社というと、役小角が創始したという伝説が多い。山岳信仰の修験者が建てたのだろう。

深山幽谷に建てられる場合は、奇岩や滝の近くであるのが普通である。満願寺の場合は、滝である。奥の院に大悲の滝がある。自分は体力に自信がないので奥の院には行かなかったが、特徴のある奥の院らしい。



境内は苔むしていた。寺務所の建物は結構古びていて、手入れが行き届いていない。参詣者が少なくなっているのではないか。歴史のある寺院だが、アクセスが不便すぎる。

帰りのバスは15時45分で、待ち時間が長かった。待ち時間が長いと、どういうわけか、旅情を感じる。一人、ポツネンとバスや列車を待つ時間に旅に出たという実感が起きる。旅行会社のツアーでは味わえない感覚である。

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