鎌倉大仏を参詣後、長谷駅に戻り、江ノ電で次の極楽寺駅まで乗る。
御霊神社の前を電車が通過すると、人だかりが見えた。御霊神社前の江ノ電沿線にアジサイが咲いていた。アジサイと江ノ電を同時に撮影できるポイントである。SNSで発信した人がいたらしい。
御霊神社は地味な神社だが、人気スポットに早変わりしたらしい。長谷寺の横にあるわけで、長谷寺→御霊神社とまわるようである。どおりで、鎌倉大仏に観光客が少なかったわけだ。
極楽寺でおりる。茅葺きの門は風情がある。極楽寺は、真言律宗の寺院である。真言律宗の寺院は珍しい。総本山は、奈良の西大寺と生駒聖天(宝山寺)だが末寺は70ぐらいしかなかったと思う。
関東にある真言律宗の寺院というと、この極楽寺と金沢文庫の称名寺しかない。


門は閉鎖されている。門の右脇に入口の木戸がある。入りにくい寺である。以前は、境内は撮影禁止だったが、近年は撮影可能になった。



ご朱印は珍しく直書である。ここは書き置きがない。朱印帳を持参しなくてはならない。お寺の方針なのだろう。
ご朱印は直書するのが普通だったが、ご朱印ブームで対応しきれず、その上コロナ禍で感染防止のため、去年から書き置きが当たり前になった。