ぶらり町めぐり&御朱印

町を歩くのが好きだ。特に御朱印集めに熱中した。年齢を重ね、段々と体力が落ちてきたが、もう少し頑張りたい。

四国遍路 第41番・龍光寺

2017年05月17日 10時57分53秒 | 旅行
観自在寺をお参りした後、宇和島に立ち寄り、昼食をとる。四国巡礼の旅は食事時間がまちまちである。11時頃になる場合もあるし、13時半ごろになる場合もある。もっともお参りに追われるためか、空腹感は起きない。

宇和島で凸凹神社の噂が出た。性に関する資料が数万点という。すごいという話を聞いて、行けるかどうか確認した人がいたが、時間の余裕が30分ほどでは往復するだけで、中を見ることができないという従業員の話だった。

凸凹神社は、正式には多賀神社である。凸凹神社を呼ばれるのは、性資料を収集した神職さんの名前が”凸凹丸”だったからである。神職とはいえ、こんな名前を付ける親の顔が見たい。

宇和島で昼食した後、第41番札所・龍光寺へ行く。参道の入り口に鳥居が立っている。



明治以前は”三間の稲荷”と言われ、四国霊場の総鎮守とされた。明治の神仏分離により、旧本堂は稲荷社となった。

参道を上がると、正面に稲荷社が見える。



龍光寺の本堂も大師堂も見えないが、参道途中にあり、参道の左に本堂、右に大師堂がある。影に隠れた形になっているのは寂しい。

神仏分離令の結果、神社と寺院を分けた場合、必ず神社が上方に位置する。寺院は下である。神社の方が格上であることを示す。

(本堂)





(大師堂)



三間平野を見下ろすところにある。





上に稲荷社があるが、先達はそちらには全く足が向かない。神社は無視される。時間がないということもあるだろう。これが、個人的な旅行だったら、必ず稲荷社もお参りしただろう。


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