２０１５年１月２日 横浜駅へ

１月２日。

今までなら、どこかの七福神巡りに出かけていたが、今年は、まるでその気が起きない。最低でも２時間ぐらい歩かなければならないから、今の体力ではきつい。

横浜駅に出る。ＳＯＧＯの紀伊國屋書店で本を買うため。

東口のポルタ商店街は大混雑だった。初売りである。店には福袋が並んでいた。

初売りがこんなに混むものとは知らなかった。去年までは七福神巡りで、地下街や店に立ち寄ることはなかったからである。

福袋は、何が入っているのかわからないので、全然買う気が起きない。そもそも家の中を整理したい年に、訳のわからぬものを買う気にはなれない。

１月は、家の中を整理したい。老前整理ならぬボケ前整理である。ボケる前、気力のあるうちに整理しなければならない。残されたときは、もう僅かであると思っている。

ＳＯＧＯのあと、西口のビブレに行く。店によっては、入場待ちの行列ができていた。こういう光景を見ると、本当に景気が悪いのかと思ってしまう。

帰宅後、中公新書の「スターリン」を読む。新書にしては大部だが、面白くて全部読んだ。ロシア人のスターリン評価は、毀誉褒貶が半々といったところらしい。著者は、外務省に勤務していた横手慎二。客観的に描いている。

スターリンも晩年の２年間は、判断力が著しく衰えたという。老耄から逃れることができなかった。