
きのう出先近くで造園職人が剪定していた生垣がこれ。
普通なら鶏の脚を連想させる奥の葉っぱだけなのに、杉に似たトゲトゲしい葉っぱが出ている。
よそでも見ることがあって、なんじゃコレと思っていたので調べてみた。
『京都市都市緑化協会』の『みどりの相談所』(http://www.kyoto-ga.jp/greenery/soudan/field/field004/qa_000057.html)によれば、
通常の葉は紐葉(ひもば)または鱗形葉(りんけいよう)といい、針状の硬い葉は針葉(はりば)または針形葉(しんけいよう)と呼んでいて、針葉は幼葉だとある。実生のイブキの幼木は最初はすべて針葉が出、生長と共にやがて針葉はなくなり、紐葉となるそうで、針葉が出てくるのを先祖返りというそうだ。
木にはアポトーシスがないので、条件さえ良ければ永遠に生き続けると聞いたけれど、幼返りはするのか!?
年寄りの子供返りのようなことが木にも起こるなどと、情緒的にとらえるつもりはない。
粉を吹いたような薄青と黄緑が綺麗だけれど、これは見つけ次第剪定しなくてはいけないらしい。
見た目に良くても触れて痛いんじゃ用なし、というシビアな選択が必要なのだ。
ランという植物は300年ぐらいも生きると読んだ事があります。
5・6ミリの発芽を発見してしばらくすると1.8Mほどに成長して花を咲かすひまわりや、一点から水を吸いながら3・4・5Mも伸びる縦にもよじ登るパワーに命を教えられます。
屋久島には千年杉というのがあるそうですが、ランは木でもないのに300年も生きるなんてすごいですね。
先祖代々大事にしている蘭の一鉢なんてのがあったりするんでしょうか!?
今日、よそで背の低いヒマワリを見ました。茎が伸びずに50センチもないんです。
ヒマワリは茎がサトウキビで花はヒマワリなんてのがあればいいのにね。