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鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

採蜜するために滑車を使う

2020年09月12日 08時08分08秒 | 養蜂










昨年、待ち箱に入ったニホンミツバチが強群に育って、今年初めての採蜜を決行。
重箱式は4段にしておくと、蜜がかなり溜まっていても、なんとか独りで持ち上げられる。
上段が貯蜜場所なので、一番下に箱を継ぎ足してから、最上段をテグスで切り離す。
ところが、ふとした気の迷いから、ここは5段にしてしまっていて、しかも元気な強群に育ち、5段全体が巣になっていて持ち上げられない。
加齢による筋力の衰えばかりではなく、甲状腺切除術による後遺症で右手に力があまり入らない。
それならば滑車を二つ使って重さを半減させるしか方法はないと結論づけて、こういうこともあろうかと買っておいた滑車を探す。
フックやロープやその他もあり合わせを利用して、なんとかセットして持ち上げることができた。
最上段の貯蜜ハニカムは、ことごとく蓋をしてあって熟成済みだった。
79.3度あれば上々なので、風を当てたり、乾燥剤を入れた漬物樽に閉じ込める必要もない。
最上段がこれだったら、もしかして4段目も、熟成貯蜜ではないかと思う。
強群だからこそ、冬越しのために十分な蜜は必要な訳で、それを掠め取るのは養蜂業としては自滅行為になる。
断面の濃い色を見てしまったし、滑車もつけたので、悩ましい限りだ。
コメント (4)
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