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鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

朝霧橋の近くで

2022年01月31日 08時08分08秒 | グルメ








京弁当あさぎり御膳をいただく。
宇治橋は4車線の車道と両側歩道の大きな橋だけれど、その上流にある赤い華奢な橋が朝霧橋。
平等院表参道の竹林という割烹で、たまの贅沢。
と言っても、自腹を切らない自腹の満足。
最初に出てきた料理は撮りそこなったが、抹茶豆腐とは言うもののおそらく胡麻豆腐に抹茶を練り込んだもの。木の匙でいただく。おいしい。
次にでてきたのが最初の画像で、ゆば真薯というものらしいが、出汁がおいしい。崩して汁と一緒に食べるのが良いと気づいたが後の祭り。
次は2段重ねの弁当なのだが、蓋をとらずに私が上箱を持ち上げて傾けたので、左上の抹茶が粗相した状態になっている。
食えない代物と思ったのは、金柑の下になっているグミのような堅い麩(?)。
今までおいしいと思ったことのない出汁巻きが初めてイケルじゃないかと思った。こちら総じて出汁がおいしい。
白身の刺し身を一口食べて、ハマチですかと来合わせた和服の年増おねえさんに聞いて、ヒラメですと大恥かいた。
素材のはっきり分かるものはすべて品よく味もよく、デザートととして最後にたべた笹巻きの大福餅もどきもおいしかった。
もう行くことはないかもしれないけれど、次の機会は京懐石早蕨(さわらび)をお願いします。
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豪勢な食事

2021年10月10日 00時02分02秒 | グルメ






つい先日の地震の震源地近くにいる友人から蛤が送られてきて、天下分け目の関ヶ原近くに住む同級生からは帰省途中の土産の鱒の寿司をいただき、豪勢な食事となった。
蛤の味を最大限に引き出すのはシンプルな潮汁に限ると実感できた、こいつは2度目に塩梅がうまくいき、身もふっくらとして、しみじみ旨い。
裏に自生している三つ葉を採ってきて入れたのも正解だった。
鱒の寿司は、年に何回も富山県を通り、必ずといっていいくらい有磯海S.A.は利用するのだけれど、贅沢はできないと見るにとどめている。
変わらぬ味の鱒の寿司を、まだペロリとひとつ平らげる食欲のあることも嬉しい。
蛤には、おまけの蟹がたまに入っていて、寿司の上に乗せて記念撮影。
当然のように、最後にちゃんと蟹もいただく、おいしいわけではないけれど。
缶ビール350mlひと缶も添えたのだが、呑み忘れるほど寿司と汁に夢中になり、全部は呑みきれなかった。
夕飯前の西空に、絵に描いたような三日月が浮かび、これで電線がなければ良いのだけれど、あってもさほど悪くないかと偶然を切り撮った。
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父の日の

2021年06月18日 07時40分40秒 | グルメ




プレゼントがその日より早くやってきて、取るものもとりあえず、一番旨そうな鯵浜焼をいただく。
今まで食べたこの手の中で一番と感じたので原材料をみれば、アジ、砂糖、ごま、澱粉分解物/ソルビトール、調味料(アミノ酸)、甘味料(カンゾウ)とある。
旨い筈だよねと思うわけだけれど、酒をほとんど呑まない私に、この酒のつまみセットは腑に落ちない。
でもよく考えれば、私は甲状腺を撤去してしまった人間なので、カルシウムとかビタミンDが不足しがちだ。
チラーヂンS錠とアルファカルシドール錠を生きている間は毎日摂らなければならないが、忘れて飲まない日もある。
そのあたりを慮(おもんぱか)って贈ってくれたのだろうと思うのは深読みかもしれないけれど、素直に喜ぶべし。
注文が遅くなり期日指定が不可能だったらしいが、早く着いてしまうこともあるんだなと、ラインのやりとりをした。
田舎からこちらに定期検査のために来ていることも、またいつ戻るかも知らせていないのに、逆にグッドタイミングなのだった。
昨日はバットマンシリーズの『ダークナイト』(ナイトは夜ではなく騎士)を観て、『羊たちの沈黙』を思い出した。
カーチェイス、爆発爆破シーン、恋、俗人のエゴ、切羽詰まっても捨てられない良心、究極の葛藤、饒舌な心理戦等々盛りだくさんで、夢に出てきてしまいそうな気持ち悪いシーンも多く、後味は良くない。
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母の日の

2021年06月16日 08時48分38秒 | グルメ




義理の娘からの贈り物なのだけれど、私も甘いもの好きなのでお相伴に与る。
若桃ということなので種はどうなのかと思ったけれど、食べているときに種の存在感はなかった。
シロップがゼリーになっていて、小さな泡が宙に浮いているビジュアルもおしゃれ。
若桃というけれど、摘果する未熟果をむざむざ捨てるのはMOTTAINAIという発想なのだろう。
ちょっと時期を逸したら種が硬くなって商品とはならないのだろうし、摘果の全部を使えるわけではないだろうけれど、ありがたい感じはある。
自分で買ってまでは食べない贅沢品でもあり、ガラス瓶も捨てるには惜しい。
蜂蜜入れにしたら、垂らすときに切れも良くてナイスじゃないか、などと甘い口で甘い連想。
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倍返し

2021年05月30日 17時48分48秒 | グルメ




同級生で蜜蜂仲間というのが二人居るのだけれど、そのうちの一人が一昨日、奥さんを連れてやってきた。
穏やかな性格の友人におとなしい伴侶というわけで仲睦まじさが自然に現れているのであった。
蜜蜂誘引待ち箱の修理を私が引き受けていて、それが出来たので引き取りに来たのだが、ついでに生えている筍と蕗を持ち帰ってもらった。
そうしたら昨日、お礼だと言って持ってきてくれたのが最初の画像。
倍返し3倍返しの御馳走で恐縮しつつありがたいばかり。
夫唱婦随良妻賢母型の料理上手と暮らしているんだから、どう観たって申し分ない前期高齢者カップル。
うちの田舎の奥さん方は、どこのうちでも作っている自家用野菜と山で採ってくる山菜の両方ともに上手に料理できるのが普通。
わが亡き母の場合、生まれ育ちはどちらかといえばシティガールのモダンガールだった。
それでも田舎に嫁いで苦労はあっただろうけれど、最終的には周りの女衆の中に君臨するような案配で、料理上手でもあったとかなんとか眉唾か。
わが配偶者もシティーガールなのだが、友人の伴侶と違い田舎暮らしは想定外のこととて決して服(まつろ)わぬ性(さが)なので、私は田舎で自由気ままな独り暮らし。
それはそれで良いとして、皆さんが決して料理上手をひけらかすわけではないけれど、こちらの不如意(ふにょい)を慮(おもんぱか)って色々とご馳走を恵んでくれる。
2枚目の画像は、農事の師に夕飯を呼ばれて、帰りに朝飯用にと持たされたおかず。
田舎料理が初めから口に合う嗜好なので、出来合いのおかずをスーパーで買ってもあまり美味しいと感じない。
比較をするような失礼なことはしないけれど、何をいただいても、こちらのどこの奥さん方の料理も美味しくて堪らない。
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初めてのCoCo壱

2021年03月14日 01時03分39秒 | グルメ


話には聞いていたCoCo壱についに入った。
ココイチと打ったらCoCo壱と変換が出てくるのも驚きだ。
散歩テリトリーの中に、さしたる理由なく空白地帯があり、通らない位置にCoCo壱はあった。
牛カレーという文字と絵に惹かれた。
シンプルに煮込んだカレーに少しはトッピングが欲しいと思い、クリームコロッケ(カニ入り)1160円にする。
カレーライスを外食で食べるなんてことすら、最後がどれくらい前か記憶にない。
スプーンを入れてから、おっと画像を撮って食リポをブログにと思いつく。
カレーは濃いこげ茶が示す通りの味で悪くない。
コロッケが熱々のクリーミーで美味しい。
朝ドラ『ひよっこ』の、みね子がレストランで初めてカニコロを食べて「うんめーなぁ」と言うシーンを思いだした。
さて、期待の牛肉はいうと、ホロホロというのではなくてパサパサ感が歯にやさしくない。
噛むほどに無味なのは煮込んであるからなのか?
牛肉だけ取り出し、味付けして戻すようなひと手間を掛けてくれても良さそうじゃないか。
これが初めてのCoCo壱だったけれど、アンケートハガキを持ち帰ったから、正直に書いて出そうか。
3000円分のお食事券が当たったら、すっかりファンになるのだが。
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島バナナの食べ方など

2020年12月29日 00時33分11秒 | グルメ






亜熱帯八重山諸島は石垣島から特産品がやってきた。
島バナナという小さなバナナは、食べ方が難しい。
台湾産でもフィリピン産でもエクアドル産でも、バナナは青い房が輸入されて、出荷時期に合わせて炭酸ガスで追熟させるという。
こんなにもかわいい島バナナも追熟させ斑点が出るまで待ったら美味しくなるのだろうか。
ネットで調べたら、島バナナは黄色になってからレンチンして食べると美味しいとか。
黄色くなり始めたので、輪切りにして強制乾燥させ、ドライフルーツとして食べてみた。
カラカラに乾いたのを食べたら、バナナではない別物になってしまい、砂糖か塩でもまぶさないと食品にはならない感じ。
生乾き状態だと甘みはあるので、これはアリかと思ったが、食後に渋さが残る。
肉や他の野菜と乱切りにして炒め物とか酢豚にでもしたら良いのかもしれない。
やはり腐る手前まで我慢してレンチンが良さそうだ。
スターフルーツも珍しくて面白いけれど難しい。
以前もらった時は、輪切りにして星型のビジュアルを面白がったが、味はイマイチだった。
調べてみると、星の先端は切り取り、中心部も外して、皮をむきスティック状にして食べるのだとか。
パイナップルも小振りだから食べ頃をしっかり見極めないと残念なことになる。
黒砂糖のブロックはどうしたらいい。
春になったら、田舎に行って、また独り暮らし自炊を始めた時に使わせていただきましょう。
貰い物に文句をつけてる塩梅になっているのは嬉しさの表現を素直にあらわせないから。
慎重にタイミングを見計らって美味しくいただきます。
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ル・レクチェがやってきた

2020年12月28日 08時23分55秒 | グルメ


山形県産のラ・フランスは食べたことがあるけれど、ル・レクチェは新潟県産だとはいえ希少貴重なので食べる機会はないだろうと思っていた。
田舎の又従兄からのお歳暮が、まさかのル・レクチェ。
どういうツテがあって手に入れられるのだろう。
頂いてみると、『あー久しぶり・・懐かしい洋梨』という感じで、とびきりの感動というほどではない。
冥土への土産となるはずだったのに、メードへの土産にしちゃおうか。
ジョーダンはさておき、ちゃんと追熟させて食べ頃を見極めるべしということのようだ。
あまりの美味しさに極楽へ直行より、まだまだ小さく苦しんだり悩んだり病んだりしていきたいと思う年の瀬。
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ブランド・ローストチキン

2020年12月23日 10時41分10秒 | グルメ


みつせ鶏秋鶏のローストチキンをクリスマス前だけれど食べた。
パンフレットを読んでみると、冬に向かう時季に成長するよう飼育された鶏のようだ。
寒鰤なんかと同じ理屈で味が良くなるということだろう。
七面鳥をクリスマスに食べるというのも、一番肥える時季が重なってのことに違いない。
ネットで紹介されていた記事を見たら、ブロイラーより成長に時間をかけるようで、佐賀県産だけれど元はフランス産の赤鶏だとか。
鳥インフルエンザが各所に飛び火している中、運良く罹らずに出荷の運びとなったエリートだ。
私はスモークチキンが好きなのだけれど、ローストということはスモークではないのか。
皮や骨にこびりついている肉は味があるけれど、肉たっぷりな部位はどうしたって味が薄くてパサパサ感がある。
今回は胡椒をかけながら食べるとおいしいということが分かった。
自分一人の皿に一羽のチキンが載っていて、赤ワインなんかをちびちび飲みながら時間制限なくのんびりと過ごしてみたいと思いながら果たせないでいる。
一人一羽が贅沢ということもあるけれど、ゆっくり食事を楽しむという心のゆとりが持てなくてがっついてしまう。
ワインもコルク栓のないタイプの数百円のが一番口に合うと思っているので、そんなに量を飲めない。
変な酔い方をしない良いワインを少しずつ飲み、切れるナイフとフォークで一羽丸ごとチキンを少しずつ切り取って、じっくり味わうような時間はやってくるのか。
来年末こそはと、一年先を目標にする。
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ロマネスコ

2020年11月12日 00時08分44秒 | グルメ


こんなのがスーパーの野菜売り場に並んでいた。
ブロッコリーの変わり種だろうか。
子どもの頃はカリフラワーが好きだった。
それなのにブロッコリーが出回り始めて、それを食べた途端、カリフラワーが嫌いになり、ブロッコリーばかり。
このロマネスコを食べてしまったら、今度はブロッコリーが嫌いになって、こればかりになるのではないかという気がする。
どんな食感でどんな味なのだろう。
たぶん、見た目のおしゃれな様子そのままに、素晴らしい歯ざわりなんじゃなかろうか。
食べたら最後という気がするから自分では買わないけれど、機会が訪れたら横にどけるなんてことはできそうもない。
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糸うり(そうめんかぼちゃ)

2020年11月10日 03時15分03秒 | グルメ


田舎から持ち帰った新潟県特有らしい糸うりを切ったら、まさかの発芽をしていた。
同級生宅でこの糸うりのサラダをご馳走になり、あまりに美味しかったので、農協売店で買ってきたのだ。
ちょっと不気味だったので、同級生に電話して聞いたところ、『今年はそれがあるんだよねぇ』とのことだった。
ワタを取り除いて調理するわけだから、別に問題はないとのこと。
教えてもらった通りに、茹でてから冷水に浸けスプーンでしゃくれば、薄皮だけを残してシリシリしたようにバラける。
どんな味付けにするかは好み次第、しゃりしゃりとした食感だからいくらでも食べられる。
うちの田舎ではナマスウリと呼ぶことの方が多いけれど、素麺のようになるからそうめんかぼちゃと言う方が分かりやすい。
せっかく発芽してモヤシ状態だったのだから、一緒に茹でて食べてみたら良かったのに、画像を撮ってブログネタが出来たと、そこまで思い至らなかったのが誠に残念。
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ジャコの中の雑魚たち

2020年11月09日 00時31分31秒 | グルメ


時代劇の立ち回り場面で大勢を相手にするときの台詞に「さぁ雑魚(ざこ)ども かかってこい」というのがある。
ジャコ(シラス)を食べようとして、中に赤いものがあったら、それは小さいエビ(アミ)。
ちょっと黒っぽくてずんぐりしているのは、アジか、カワハギか。
トンボの頭のようで寸足らずのカニのようなのは、甲殻類の幼生=ゾエア。
カマキリのような格好をしているのは、ジャコならぬシャコの幼生らしい。
下の白い細身がジャコ(シラス)=カタクチイワシの幼魚。
混じっている、ジャコ以外をチリメンモンスターと言い、探すのを楽しむ人がいるそうだ。
タコが入っていると、すごく得した気分になるけれど、今回はいなかった。
タツノオトシゴが入ってることもあるそうだけれど、私はまだいきあわない。
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ラフランス&ネクタリン

2020年09月07日 00時45分00秒 | グルメ


両方とも、決して自分で買うことも買おうとも思うことのない果物。
私への病気見舞いではなく、作ったカボチャとジャガイモを親戚に持っていったら、代わりにくれたのがこれ。
何年かに一度という数え方より、今まで何回食べたことがあると数えた方がはやいくらいかも知れない。
でも、いざ食べてみると、美味しくはあるけれど、今までのどの機会のものより味が落ちる気がした。
異常気象のせいだろうか、熟すまで飾っておくべきだったのだろうか、値段だろうか。
ありがたそうな包装はちゃんとしてあるし、頂き物にケチをつけてはいけないけれど、このブログの存在を知らない人なので、まぁいっか。
知られても別にどうということもなく、何かのついでに味を聞かれたら、正直に言ってしまう関係だから。
絵心があれば、『静物』として水彩画を描いたり、絵手紙で礼状を描いたりするのもいいだろうな、などと想わないわけではない。
じつは私は味覚が正常ではない。
新型コロナウィルスに感染して発症すると、においがしなくなったり味覚が変になったりするらしいけれど、私の場合は放射性ヨード治療の副作用。
舌先をヤケドしたような感じがずっと続いていて、美味しかったものが美味しくなく、塩味があまり感じられなくて、ほとんどが薄味に感じる。
病院で出される食事でさえ美味しくて完食していた私が、過日の4泊5日の病院食には閉口した。
いずれ治るそうだけれど、一時より納豆の味は戻ってきて、美味しく感じられるのが嬉しい。
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三角ちまき

2020年07月21日 07時28分44秒 | グルメ




同級生二人からそれぞれ個性的なちまきを、しかもきな粉も添えて、もらった。
餅も好きだが、ついていないもち米はもっと好きなので、じつにありがたい。
この時期になると、私の母は、この辺りで一般的な正しく三角のちまきを大量に作ったものだった。
あんこ入りの笹団子も同時に作り、両方とも障子を外してある鴨居に吊るしていた。
機屋稼業だったニホンミツバチ仲間の同級生が小さい方の三角ちまきを持ってきてくれて、六郎いんの頃に必ず作るのだと言っていた。
6月6日は、『六郎いん』と呼んで、機屋さん関連も畑田んぼの農作業も必ず休むというより休まなくてはならない忌み日として決められているそうだ。
十日町で生まれ育ちながら、18歳で家を出たので、このたび初めて知った風習。
大きい方は、幼馴染み同級生がよくくれるのだが、彼女の知り合いに尖った格好いい三角ちまき作りの得意な人がいて、たくさん作ってくれるのだとか。
普通は1個に笹の葉2枚を使うのだけれど、小さい方は1枚で作ってあり初めて見る変形ちまきだ。
味は全く変わらず、むしろ剥きやすく食べやすい。
笹は防腐効果があり長持ちするはずだが、冷凍したのを水に入れて戻すと全く元通りになるし、冷たいままが美味しい。
旧暦の6月6日は今日明日あたりらしいので、今回の帰省の農事がだいたい終わったいま、忌み日を過ごしてもいい頃合い。
小さい方の田んぼにも蕎麦種を蒔いて耕運機をかけたから、もう蕎麦は収穫まですることがない。


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扁平食

2020年02月03日 00時02分22秒 | グルメ


躰が硬くなってきて自分にがっかりすることがあるので、ときどき柔軟体操をやる。
床に尻を下ろして両足裏外側を合わせ、かかとを股間に引き寄せ、両膝外側を床につけ、どこまで前かがみにできるかグイグイ頭を下げる。
若いときは頭が床についたはずなのに今はつかない。
頭をつけられるようになるのが当面の目標。
そんなことをしつつ、じっと扁平足を見る。
昔、「お前もか」「俺も」「三人共かぁ」と笑いあったことがあった。
そうして、つい先日、私の出生に関わる記念日に食べたピザも思いだす。
昨年も同じように半額クーポン券で別の店のピザを食べたことがブログで判る。
すっかり忘れていても、1年前の今日出した記事がこれこれとメールがくるから、『あーそういえば・・』と毎日思っている次第。
それにつけても、記念日にピザなんぞ食べてケーキを食べないなんて、と思い、扁平食という言葉が浮かんだという経緯。
昨年は半額クーポン券を持って、わざわざ買いに行ったのだけれど、今年のは1000円以上ならデリバリーでもちろん半額。
そこで画像の右側、5種類のベリーが載っているカスタードプリン『アマリアベリーカタラーナ』540円(半額)も奮発して付けた。
たまのぜいたくに、ピザパイという扁平食。
ロウソクは立たない。

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