ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

ウォンテッド

2008年09月03日 | 映画(あ行)
(原題:WANTED)
【2008年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★★★)


マーク・ミラーとJ・G・ジョーンズによるアメコミを実写映画化したアクション映画。

ウェスリー・ギブソン(ジェームズ・マカヴォイ)は、自分の人生の何もかもにウンザリしている平凡な若者。変化のない顧客管理の仕事と無能な上司にストレスを感じ、同棲している彼女は、親友の同僚と浮気をしている始末。そんなウェスリーの前にある日、謎の美女フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)が現われる。その直後から激しい銃撃戦に巻き込まれるが、淡々と応戦するフォックスに守られながら急場を切り抜けていく。そして、ウェスリーはある集団のもとへと案内される。そこはギリシャ神話の時代から神に代わり、<運命の意志>を実践してきた“フラタニティ”という秘密の暗殺組織。リーダーであるスローン(モーガン・フリーマン)から、ウェスリーの父がこの暗殺組織の超一流の殺し屋だったが、組織の裏切り者であるクロス(トーマス・クレッチマン)に殺されたことを知らされる。ウェスリーは父の復讐を誓い、暗殺者としての潜在能力を覚醒させるために、フォックスの下で尋常ならざる特訓を受けることになる…。



荒くれアンジー姉さんが帰って参りました!
これはヒーローものではないけれど、アメコミ映画なんですね。
監督は「ナイト・ウォッチ」「デイ・ウォッチ」のティムール・ベクマンベトフ。
このシリーズは割と好きなので、この作品への期待も高まります。



主人公のウェスリーを演じるのは、「ナルニア国物語 第1章」で半身半獣のタムナスさん役のジェームズ・マカヴォイ。
超一流の暗殺者である父から受け継いだ能力を発揮させるために、仲間であるザ・ガンスミス(コモン)、ザ・リペアマン(マーク・ウォーレン)、ザ・ブッチャー(ダート・バクタデツ)、ザ・エクスタミネーター(コンスタンチン・ハベンスキー)らから激しい特訓を受けるんだけど、その特訓がもう半端じゃないハードさ。
ナイフで刺されたりボコボコに殴られたりと、ほぼ半殺しの目に遭うんだけど、何でも治癒してしまう回復風呂があるから大丈夫(笑)。
↑この辺の設定がコミック的ね。

そして、予告編などでも見られる弾道が変化する銃弾。
これにももっともらしい設定があるのだ。
フラタニティの暗殺者が使う銃の薬室や銃身には、通常の銃にある螺旋の溝が掘られていない。
なので、銃を撃つ時にテニスのショットを打つ時のように手首を返すと、弾丸は直線ではなく弧を描く様に進んでいく。
わぉ、何だかもっともらしいよね。

ありえない銃撃戦も見所だけど、ありえないカーチェイスも必見!
パトカーの上を通り抜けていく時の、『あいむそ~~~~~~り~~~~~~!』は大爆笑です!
(ともやが観たのは字幕版だけど、吹替版はこれをDAIGOが演るんでしょ? きっと『ごめんなさうぃっしゅ!』とか言うんでしょ? )



「Mr.&Mrs.スミス」以来のアクション映画。
アンジー姉さん暴れまくりです!
格好良い~!
こういう映画なんで、キャラクターがあんまり掘り下げられていないのが残念だけど、ラストシーンはかなり衝撃的です。

そして物語のキーマンであるペクワースキー役で、テレンス・スタンプが登場。
ゾッド将軍ざます~!
先日鑑賞した「ゲット スマート」にも出ていたテレンス・スタンプ。
何だか大人気ですね。

Wanted Trailer


劇中のスコアを手掛けるのは、大好きなダニー・エルフマン。
ともや好みの燃えるスコアが最高!
サントラ買っておくべきか…。

監督はティムール・ベクマンベトフ。

追伸。
劇場前売り券を買ってあるので、これはもう1回観ます!
(吹替版で観ちゃう? 笑)

DAIGO ウォンテッドで主役ウィッシュ


…とか思っていたけど、YouTobeでワイドショーの映像(吹替版の映像)を見つけて、すぐに吹替版をネタで観ようと思った自分の考えを却下。
これは酷過ぎる。
ほんの数秒の吹替映像だけど、温厚なともやをイライラさせてくれました。
これは史上最低のタレント吹き替えじゃないだろうか!
(DAIGO自身は嫌いじゃないんだけどね~)

でもこれはこれでネタになるか…(う~ん)。

2008年9月20日公開
公式HP:ウォンテッド


ウォンテッド(Blu-ray)

UPJ/ジェネオン エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る


ウォンテッド リミテッド・バージョン [DVD]

UPJ/ジェネオン エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る


Wanted(「ウォンテッド」輸入版サントラ)
Original Soundtrack
Lakeshore

このアイテムの詳細を見る


最新の画像もっと見る

18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
TBありがとうございます。 (dai)
2008-09-03 20:01:55
Memoirs_of_daiのdaiと申します。
いつもTBありがとうございます。

確かにキャラクターを掘り下げていない所がありましたが、続編があるらしいのでそこら辺は続編に期待という感じですかね。

*ともやさんのブログのリンク欄に私のブログがありましたので、私のブログもリンクさせてもらいました。
これからも宜しくお願いします。
続編? (ともや)
2008-09-04 07:36:09
こんばんは、daiさん♪
続編、あるんですか?
もうこれはこのままでいいと思うんですけどね~。
だって続編だともうアンジー姉さん出ないでしょ、きっと。
物語は面白いけど、魅力的なヒロインがいないと弱いもんね。
ともやさん♪こんにちは (mig)
2008-09-14 11:38:15
コメントありがとー!

面白かったですね!
わたしもコレ気にいっちゃった♪
あいむそーりー最高!

確かにDAIGOだと すみませーんうぃっしゅ!とか言ってそう(泣)
ともやさん、確かめてきてね!笑
ういっしゅ! (ともや)
2008-09-14 11:53:50
こんにちは、migさん♪
「あいむそーりー」は日常会話でいろいろ使えそう~!
何だか続編あるみたいだけど、アンジー姉さんが出ないなら作らない方がいいと思うんだけどね~。
さてさて、どうなることやら。

>ともやさん、確かめてきてね!笑
来週にでも確かめてきまういっしゅ!
Unknown (にゃむばなな)
2008-09-14 13:54:58
銃弾を変えるだけであんな曲がり方しないだろ!とツッコミをしてしまうも、できればこのストーリーにウェスリーが凄く特別な存在であることをもっとほのめかしてほしかったです。

面白かったおですが、正直期待したほどではありませんでした。
アメコミ (ともや)
2008-09-15 03:19:11
こんばんは、にゃむばななさん♪
アメコミが原作って時点で、そんなに高望みしてなかったから、意外と楽しめちゃいました!
キャラクターの設定がもっと濃厚でも良かったんだけど、能天気なアクション映画としてはあれくらいの濃度で良かったのかも(笑)。
こんにちは! (由香)
2008-09-16 11:27:19
お邪魔します♪
物凄く、ハンパでなく超期待していた映画だったので、鑑賞後にちょっとテンションが下がりましたが(1番の原因はアンジーがぁぁぁ~~~!!だと思う。それから父親がぁぁぁ~~~!!も・泣)、やっぱりこういう映画は好きです。
で、、、未見の『ナイト・ウォッチ』『デイ・ウォッチ』を借りて来ました~♪
ちょっとクセがあるみたいだけど観てみようっと。

それにしてもアンジーは殺し屋が似合う。
カッコ良かったよねぇ~
最後のフッと笑った顔が、、、何とも言えないしぃ!!(泣)
ロシア版の (ともや)
2008-09-16 13:23:02
こんにちは、由香さん♪
>物凄く、ハンパでなく超期待していた映画だったので、鑑賞後にちょっとテンションが下がりました
ストーリーはかなり雑でしたからね~(笑)。
もうともやはアンジーのアクションだけを楽しみました。
そこだけです(笑)。

>『ナイト・ウォッチ』『デイ・ウォッチ』
よくロシアの「マトリックス」みたいな評価をされているけど、どっちかというとロシア版「X-MEN」。
ともやは意外と好きなんだけど、嫌いな人も多いですね~♪
こんばんわ。 (michi)
2008-09-17 23:40:52
TBありがとうございました。

ともやサンのレビューで、原作がアメコミだったことを知りました。
マカヴォイは、好きな俳優の一人なんですが、
こんなハードな役もやるなんて意外でした。

>弾丸は直線ではなく弧を描く様に

ホント、アンジーは手首のスナップが効いてる感じでしたよね!
発想が面白かったです。
アメコミは内緒 (ともや)
2008-09-18 01:35:43
こんばんは、michiさん♪
たぶんアメコミって言うと、日本ではコケちゃうんで内緒にしてるんでしょうね~(笑)。

マカヴォイさんはまだまだこれからの人なんで、どんな役者さんになっていくか楽しみですね~!

コメントを投稿