(原題:DOOMSDAY)
【2008年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★★☆)
"死のウィルス"によって隔離された、近未来のイギリスを舞台にしたSFバイオレンスアクション。
2008年4月3日。イギリスのグラスゴーで致死性の高い"死のウィルス"が蔓延し、1週間で数千人の死者が出て、被害は拡大していく一方だった。政府はイングランドとスコットランドの境界線に高さ9メートルの壁を作り、すでに数百万人が感染していたスコットランドを完全に隔離する。
2035年。ロンドンで"死のウィルス"が再び発症。国家保安部のチーフであるビル・ネルソン(ボブ・ホスキンス)は、ハッチャー首相(アレクサンダー・シディグ)と影の権力者マイケル・カナリス(デヴィッド・オハラ)に呼び出され、衛星写真を見せられる。その衛星写真には隔離地域にいる生存者の姿が映し出されていた。27年前に隔離措置が取られた時、"死のウィルス"を研究していたマーカス・ケイン博士(マルコム・マクダウェル)も一緒に隔離されており、カナリスはケイン博士が抗ウィルス剤を完成させているのでは?…と推測する。かくして、エデン・シンクレア(ローラ・ミトラ)を隊長とするスペシャルチームが編成され、彼らは無法地帯となっている壁の中へと潜入していく…。
母国イギリスで"スプラット・パック=暴力的なホラー映画を作るニューウェーブの映画作家たち"の代表的な1人と称されるニール・マーシャル監督。
2002年「ドッグ・ソルジャー」、2005年「ディセント」に続き、これがまだ3本目の監督作品なんだけど、ともやの中ではすごい好きな監督になっています♪
前作の「ディセント」がすごい面白かったからね~♪
チラシには『世界の終末=ドゥームズデイまで、48時間ーー。人類の未来は、美しき戦士に託された。』というコピーが書かれているけど、これほど映画の内容を表してないコピーは久しぶりかも(笑)。
とにかく70~80年代のジョン・カーペンター監督やジョン・ミラー監督などの、いろんな映画のオマージュがてんこ盛りです。
「ニューヨーク1997」「ウォーリアーズ」「マッドマックス」「地球最後の男 オメガマン」「エイリアン2」「メガフォース」「キング・アーサー」「アンダーワールド:ビギンズ」「グラディエーター」「ブリッド」などなど。
それが悪い意味ではなく、良い方に作用しているのだ。
しかも小気味いい、突き抜けたバイオレンス描写。
レイティングとかで厳しくなった、アメリカ映画とは思えないぐらいです(一応レイティングは、R-15ですけどね)。
80年代のカーペンターの映画を観ているかのような面白さ。
さらに最近ではあまり観られなくなった『スタントマンが頑張っているなぁ~!』という、リアルなアクションの連続。
ラストのカーチェイス(アクション)では、久しぶりに『うひょひょひょひょひょ~♪』って狂喜乱舞してしまいました♪
そのシーンでの選曲も素晴らしいんですよ♪
ともやが愛して止まないフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの『TWO TRIBES』が流れてくるんですもの♪
FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD - Two Tribes(1983)
ま、27年隔離されていた地域で、どうやってガソリンを精製してたんだ? とか、27年放置されていた道路があまりに綺麗過ぎるとか、ツッコミどころはありますが、そんなの気にならないぐらい楽しめちゃいました♪
監督・脚本はニール・マーシャル。
全米興行成績:初登場7位→ランク外
※最終的な興行収入は不明だけど、2008年4月に公開した初週の興行成績は470万ドル。
大ヒットどころか大コケな成績だけど、ともやはこれ大好きだなぁ。
2009年9月19日公開
公式HP:ドゥームズデイ
■ニール・マーシャル監督作品はこちら
【2008年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★★☆)
"死のウィルス"によって隔離された、近未来のイギリスを舞台にしたSFバイオレンスアクション。
2008年4月3日。イギリスのグラスゴーで致死性の高い"死のウィルス"が蔓延し、1週間で数千人の死者が出て、被害は拡大していく一方だった。政府はイングランドとスコットランドの境界線に高さ9メートルの壁を作り、すでに数百万人が感染していたスコットランドを完全に隔離する。
2035年。ロンドンで"死のウィルス"が再び発症。国家保安部のチーフであるビル・ネルソン(ボブ・ホスキンス)は、ハッチャー首相(アレクサンダー・シディグ)と影の権力者マイケル・カナリス(デヴィッド・オハラ)に呼び出され、衛星写真を見せられる。その衛星写真には隔離地域にいる生存者の姿が映し出されていた。27年前に隔離措置が取られた時、"死のウィルス"を研究していたマーカス・ケイン博士(マルコム・マクダウェル)も一緒に隔離されており、カナリスはケイン博士が抗ウィルス剤を完成させているのでは?…と推測する。かくして、エデン・シンクレア(ローラ・ミトラ)を隊長とするスペシャルチームが編成され、彼らは無法地帯となっている壁の中へと潜入していく…。
母国イギリスで"スプラット・パック=暴力的なホラー映画を作るニューウェーブの映画作家たち"の代表的な1人と称されるニール・マーシャル監督。
2002年「ドッグ・ソルジャー」、2005年「ディセント」に続き、これがまだ3本目の監督作品なんだけど、ともやの中ではすごい好きな監督になっています♪
前作の「ディセント」がすごい面白かったからね~♪
チラシには『世界の終末=ドゥームズデイまで、48時間ーー。人類の未来は、美しき戦士に託された。』というコピーが書かれているけど、これほど映画の内容を表してないコピーは久しぶりかも(笑)。
とにかく70~80年代のジョン・カーペンター監督やジョン・ミラー監督などの、いろんな映画のオマージュがてんこ盛りです。
「ニューヨーク1997」「ウォーリアーズ」「マッドマックス」「地球最後の男 オメガマン」「エイリアン2」「メガフォース」「キング・アーサー」「アンダーワールド:ビギンズ」「グラディエーター」「ブリッド」などなど。
それが悪い意味ではなく、良い方に作用しているのだ。
しかも小気味いい、突き抜けたバイオレンス描写。
レイティングとかで厳しくなった、アメリカ映画とは思えないぐらいです(一応レイティングは、R-15ですけどね)。
80年代のカーペンターの映画を観ているかのような面白さ。
さらに最近ではあまり観られなくなった『スタントマンが頑張っているなぁ~!』という、リアルなアクションの連続。
ラストのカーチェイス(アクション)では、久しぶりに『うひょひょひょひょひょ~♪』って狂喜乱舞してしまいました♪
そのシーンでの選曲も素晴らしいんですよ♪
ともやが愛して止まないフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの『TWO TRIBES』が流れてくるんですもの♪
FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD - Two Tribes(1983)
ま、27年隔離されていた地域で、どうやってガソリンを精製してたんだ? とか、27年放置されていた道路があまりに綺麗過ぎるとか、ツッコミどころはありますが、そんなの気にならないぐらい楽しめちゃいました♪
監督・脚本はニール・マーシャル。
全米興行成績:初登場7位→ランク外
※最終的な興行収入は不明だけど、2008年4月に公開した初週の興行成績は470万ドル。
大ヒットどころか大コケな成績だけど、ともやはこれ大好きだなぁ。
2009年9月19日公開
公式HP:ドゥームズデイ
ドゥームズデイ アンレイテッド・ヴァージョン [Blu-ray]ジェネオン・ユニバーサルこのアイテムの詳細を見る |
ドゥームズデイ アンレイテッド・ヴァージョン [DVD]ジェネオン・ユニバーサルこのアイテムの詳細を見る |
Doomsday(「ドゥームズデイ」輸入盤サントラ)Anthony Pleeth,Adam / Pirroni, Marco Ant,Tyler Bates,Peter / Johnson, William / O'Toole, Mark Gill,Ariel Rechtshaid,Tim Williams,Adam Ant,Ariel RechtshaidLakeshoreこのアイテムの詳細を見る |
■ニール・マーシャル監督作品はこちら
ドッグ・ソルジャー デラックス版 [DVD]ショウゲートこのアイテムの詳細を見る |
Dog Soldiers(「ドッグ・ソルジャー」輸入盤サントラ)First Nightこのアイテムの詳細を見る |
THE DESCENT [DVD]エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズこのアイテムの詳細を見る |
The Descent(「ディセント」輸入盤サントラ)Cooking Vinylこのアイテムの詳細を見る |
いや~、これはB級映画の鏡ですよ。
こんなにゴチャゴチャな内容なのに面白い♪
この監督の作品は嫌が上でも期待しちゃいますっ♪
色々評価はアリますが、私はかなり面白かった!
ソル(モヒカンのボス)の出てくる辺りと、
カーチェイスは特に面白かったですね。
導入部は微妙ですが、満足行く作品でした。
ほんと、何でありでしたね~♪
幕の内弁当に匹敵する内容(笑)。
ますますニール・マーシャル監督から眼が離せなくなりました♪
今度公開する「ディセント2」では監督から退いちゃってるけど、次回の監督作品は大注目間違いなしです!
ホント、「ウィルスの恐怖」とか「地球を救う」とか、まったく関係ない映画でした(笑)。
ここまでやりたいことをやりまくってると、壮快ですらありますよね~♪
>全 米:$11,008,770
あ、興行データありがとうございます。
一応興行収入1000万ドルは越えてたんですね。
でも制作費に25億円かけてるって話だから、半分も回収できてないね~(笑)。
う~む、こんなに面白いのに~!
マッドマックスだぁぁぁぁ!って思ってたら、あれ?ファンタジー映画?みたいなんになって、トランスポーター張りのカーチェイス。昔ドリフの舞台で回転すると色んなセットが出てきたのがあったけど、あれを思い出しましたよ。^^
結局ウィルスとかあんまりどうでもいいし、そこを真面目に追求した作品じゃないんですよね。しかしこんなプロットでも25億円とかお金かけて、きっちり作ると豪勢になりますねぇ。やっぱりワールドワイドで稼がないと映画産業は成立しないのかなぁ。^^;
単純にバイオレンスを楽しめばいい映画でした。
興行成績
全 米:$11,008,770
その他:$11,091,260
うちイギリス:$2,061,794
全米週末ランキング
7→11→19→36→打ち切り