ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

あのバスを止めろ

2011年06月04日 | 映画(あ行)
(原題:NOTTURNO BUS)
【2007年・イタリア】DVDで鑑賞(★★★☆☆)


2007年ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(イタリアのアカデミー賞)・最優秀楽曲賞受賞、新人監督賞ノミネート。
400万ユーロの価値を持つマイクロチップを巡って、ギャングや諜報員、コソ泥が入り乱れる軽妙なクライム・サスペンス。

ある晩、バーテンダーのアンドレア(イヴァン・フラネク)は、400万ユーロ(約4億7000万円)の価値を持つマイクロチップを手に入れる。アンドレアはそれをパスポートの中に隠し持っていたが、コソ泥のレイラ・ロンキ(ジョヴァンナ・メッツォジョルノ)が何も知らずにそのパスポートを奪ってしまう。それを取り戻そうとする諜報員マテーラ(エンニオ・ファンタスティキーニ)とそれを狙うギャングのガロファノ(フランチェスコ・パノフィーノ)&ディオライティ(ロベルト・シトラン)コンビ。レイラは逃げる途中で、気弱で冴えない深夜バスの運転手フランツ(ヴァレリオ・マスタンドレア)と知り合う。『自分はアレッサンドラといい、暴力を振るう元カレから逃げている』と偽り、一晩フランツの家に泊めてもらうが…。



鑑賞し終わって今感想を書くまで、これフランス映画だと思ってたww。
だって劇中で『ボンボヤージュ』とか言ってたし…。
でもよくよく登場人物の名前を見ると、ガロファノとか、何となくイタリア~ンだよねww。



とにかく最初のうちは、主人公が誰なのかも物語の全体像も見えずにやきもきしていたけど、その辺りの構造が判り始める中盤から俄然面白くなってくる作品。
最初はバーテンのアンドレアが主人公だと思ってたんで、序盤で殺されちゃった時には唖然(笑)。
ヒロインを務めるジョヴァンナ・メッツォジョルノは、ヴェネチア映画祭・最優秀主演女優賞2回受賞、イタリアのアカデミー賞であるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞・最優秀女優賞受賞、イタリア映画批評家協会賞・主演女優賞3回受賞などの経歴を持つイタリアのトップ女優。
最初はそんなにツボではなかったんだけど、モジャモジャのカツラを取って時からきゅんきゅんモードに突入♪
いやっ、この人可愛いんですけど♪♪
でも年齢を見てビックリ!
この映画を撮影中は33~4歳くらい?
若っ! 見た目すごい若っ!
イタリアの永作博美か!?

ま、人はバンバン死んでいくんですけど、ギャングのガロファノとディオライティの掛け合いがコミカルだったり、借金をしている主人公と借金取りの幼馴染みとの友情にホロリときたり、なかなか楽しめる1本。

あと、最優秀楽曲賞を受賞しただけあって、劇中の音楽がすっごく良い♪
これ、サントラ欲しいなぁ。
イタリアのamazonとかにいけば買えるのかなぁ?

監督はダヴィデ・マレンゴ。


あのバスを止めろ [DVD]

オンリー・ハーツ

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