ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

ゾンビキング

2006年05月12日 | 映画(さ行)
(原題:ZOMBIE KING AND THE LEGION OF DOOM)
【2003年・カナダ】DVDで鑑賞(ともや評価:★★★★☆)


ジョージ・A・ロメロのパーソナル・スタッフたちが作りあげた低予算馬鹿ゾンビ・プロレス映画。

物語の舞台はゾンビが世界中に蔓延する近未来。プロレス界の英雄ユリシーズ(ジュールス・デローム)は、恋人のメルセデス(ジェニファー・トーム)とその弟ブルー・セイントが待つ海辺の家に向かっていた。久しぶりの再会を祝う3人。そんな中、一匹狼のプロレスラーであるティキ(ロブ・エチェバリア)がゾンビと試合をするという。ユリシーズたちは試合会場に向かうが、その試合の最中に観客の一人がゾンビに喰い殺される事件が発生する。ゾンビを操るティキに容疑がかかるが、ユリシーズはティキの連れてきたゾンビが善いゾンビであることを証明する。ユリシーズたちは真犯人を探して悪いゾンビの本拠地を突き止めるが、そこにいたのはゾンビを利用して世界征服を企む悪の帝王ゾンビキング(ニコラス・シン)とその腹心マーデライザー(ジェイソン・バフォード)だった。そしてついに、レスラーたちとゾンビの全面戦争が始まる…。

ともやはあまり詳しくないんですが、出演者はWWEのプロレスラーたち。
でも出演者はすべて覆面を着けた覆面レスラーなので、本人かどうかも分かりません(笑)。

脚本は安っぽいし、特殊メイクも安っぽいです。
すべてにおいて安っぽい。
コメディではなく、ものすごく真面目に作っているらしいんですが、とてつもなくお馬鹿です。
あまりにも酷すぎて、あまりにもバカバカしすぎて、逆に面白い。
王道のC級映画です。
(王道すぎる故の評価★4つなんで、普通の人は観ない方がいいです)

覆面レスラー対ゾンビ。
これだけでも馬鹿でしょ。
ゾンビにプロレス技ですよ。
…とはいいながら、最後は悪の覆面レスラーと善い覆面レスラーの普通のプロレス対決になってしまっているのも見所(笑)。

途中までは「ホネツギマン」の方が面白いじゃん…とか思っていたけど、ココまで突き抜けた馬鹿馬鹿しさを観ていると、逆に爽快感すら覚えます。

監督はステイシー・ケイス。

※追伸。
普通の人は絶対観ない方がいいですよ。
絶対怒り出しますから。


ゾンビキング

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ポゼッション

2006年05月12日 | 映画(は行)
(原題:STRANDVASKAREN)
【2004年・スウェーデン】DVDで鑑賞(ともや評価:★★★☆☆)


スウェーデンの新進気鋭監督であるミカエル・ハフストームが、歴史と伝統が彩る名門高校で起こる連続殺人の恐怖を描いたミステリースリラー。

歴史と伝統を誇るヘルスタッド高校は、全寮制の格式重んじる学校。その99周年の記念行事の最中に、レベッカという女生徒が投身自殺をした。 それから1年後。女学生のサラ・イングマン(レベッカ・ヘムセ)は、高校に伝わる【湖の幽霊】について調べていた。その伝説とは、100年前に娘をレイプされた父親エリク・スカルプが、犯人であるこの学校の生徒を3人殺し、湖に身を投げて自殺したというモノ。しかし、彼の遺体は発見されず、毎年1年に1回湖から姿を現し、学生寮の廊下を鎌を引きづりながら歩き回るという噂が学生たちに広まっていた。サラはやがて100年前のレイプ犯が、現在もヘルスタッド高校に絶大な影響力を持つワイン一族の男だったことを知る。その子孫のモンス・ワインはサラの元恋人であり、レベッカを自殺に追い込んだ張本人でもあった。 その頃、精神病院に収容されていたレベッカの父親が脱走。そして学園にレオ(ピーター・エーガス)とフェリックス(ジェスパー・サレン)、2人の生徒が転入してくる。創立100周年記念日の夜。パーティーに浮かれるヘルスタッド高校。しかし、その影で学生たちが謎の殺人鬼の手によって次々と殺されてゆく…。

スウェーデンの映画は初めて観るかも。
非常にオーソドックスなスリラーでした。
殺人鬼は誰なのか?



ミスリードを誘う邦題(ポゼッション=憑依)。
最後に『結局【湖の幽霊】って!』という大ツッコミが入りますが、普通に楽しめる作品です。

一番気になったのが、ヒロイン・サラのアゴがすごい割れてること。
いや、結構可愛いんですよ。



でもアゴはすごい割れてる(笑)。
外人さんなんだなぁ…って。

監督はミカエル・ハフストーム。

※追伸。
ここ最近借りたDVD。
よく見るとニューセレクトとアルバトロス・コア。
どっちもアルバトロス系列です。
B級魂が身に付いてるよなぁ…ってちょっと苦笑する。
しかもこのDVDに付いていた新作情報の予告編を観ると、その全てに興味津々(笑)。
やばい、この予告編の作品全部観たい!
ともやのB級路線はまだまだ続きますよん。