ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

ヴィレッジ

2005年05月05日 | 映画(あ行)
(原題:THE VILLAGE)
【2004年・アメリカ】DVDで鑑賞(★★★☆☆)


外の世界から完全に孤立した小さな村を舞台に描くスリラー映画。

深いコヴィントンの森に囲まれ、外の世界から完全に孤立したひとつの小さな村があった。村人は大きな家族のように強い絆で結ばれ、ユートピアのような理想の共同体を築いている。この村に住んでいるのは、無垢な心を持った善人ばかり。まさに理想郷である。だが、この村には昔から奇妙な3つの掟が存在していた。『第一の掟:その森に入ってはならない』『第二の掟:不吉な赤い色を封印せよ』『第三の掟:警告の鐘に注意せよ』。その村の住む少女アイヴィー・E・ウォーカー(ブライス・ダラス・ハワード)は産まれたときから目が見えなかった。だが、彼女は心清らかにたくましく成長していた。そんなアイヴィーは、寡黙だが誠実な青年ルシアス・ハント(ホアキン・フェニックス)に恋をした。そして2人仲の良い知的障害のノア・パーシー(エイドリアン・ブロディ)は、アイヴィーを取られたと嫉妬をし、ルシアスを刺してしまう。ルシアスを救うためには森を抜け、町へ行き、薬をもらってこなければならない。盲目のアイヴィーはルシアスを救うために、村の外に出るコトを決意する。そして、その村に隠された驚愕の事実を知ることになる…。

う~ん。
M・ナイト・シャマランといえば、ラストのオチが凄いって強調されがちだが、どんな物語にもオチは多かれ少なかれあるわけで、そこばかり強調して宣伝するのは如何なモノかと。
そういう視点で観てしまうから、「シックス・センス」以降の作品を観た観客は落胆してしまうんだろうなぁ(つまり「アンブレイカブル」以降の作品の宣伝は、的を大きくハズしまくっているよね)。

森を徘徊する【語ってはならぬモノ】。
村の秘密が隠された箱。
森の住人と村人との間に交わされた協定。
黄色は安全の色。
赤色は森の住人を呼び寄せる不吉な色。
基本的なオチはかなり昔から使い古されているネタなのだが、もう少し細部に渡って設定を詰めていって欲しかったなぁ。
何故赤い色が不吉なのか(血を連想させるから?)。
何故年長者たちはこの村を作ったのか(あの理由だけではちょっと説得力に欠けるなぁ)。
3つの掟だけで数十年間もの間村を出ようと試しみる者が何故出なかったのか。
主人公の少女が盲目である必然性(人から発せられる色(オーラ)を見ることが出来るのならば…以下自粛)。
物語の中での説得力がもう少し欲しかった。
主演のブライス・ダラス・ハワードは、ロン・ハワードの娘さんなのですね。これが初出演らしいが、もっと演技の勉強をしていい女優さんになって欲しいですね。見所はエイドリアン・ブロディの演技と、ジェームズ・ニュートン・ハワードの素晴らしい音楽。


ヴィレッジ

ポニーキャニオン

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THE VILLAGE(「ヴィレッジ」輸入盤サントラ)

James Newton Howard

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ともや、カレー焼きそばと第一種接近遭遇…の巻

2005年05月05日 | グルメ(カレー)
スーパーでカレー焼きそばの生麺を発見。
インスタントでは見たことがあるけど、生麺では初めて。
そしてともやはカレー焼きそばを食べたことが無かったのである。

カレーライスは好きだけど、カレーピラフはちょっと…。
カレーうどんは好きだけど、カレー焼きそばってどうなの?
そんなに万能なのか、カレーよ!

とりあえず試しに購入。
具にピーマン、玉葱、挽肉、コーンを加え、紅生姜を添えて食べてみる。
あら、悪くないんじゃない。
旨い旨いざます。
カレーはやっぱり万能でございますね。

※あら、写真だと普通の焼きそばと見分けがつきませんですわ。

うわの空・藤志郎一座 第20回本公演/ただいま!

2005年05月05日 | 舞台&コンサート
2005年5月3日~5日(東京公演)
新宿・紀伊国屋ホールで観劇(★★★★☆)


うわの空・藤志郎一座 第20回本公演「ただいま!」(5月4日・14時の回)を観劇。

作・演出/村木藤志郎
キャスト/ミキジ:村木藤志郎
     キヨ:島 優子
     父:橋沢進一(あぁルナティックシアター)
     母:高橋奈緒美
     長女 あずさ:小栗由加
     長男 利伸:金澤 柱
     漁師のゲンさん:小林三十朗
     あずさの担任:清水ひとみ(WAHAHA本舗)
     材木屋の勘太:水科孝之
     医者の純一:唐沢俊一
     キンおじいちゃん:ティーチャ佐川真
     彦左衛門おじいちゃん:三橋俊一
     タマおばあちゃん:八幡 薫(PAN PAN PISTOLS)

この舞台は、ソーシャル・ワーキングサイトmixiでマイミクさせていただいている舞台女優のおぐりゆかさんのところで情報を知り、懸賞でチケットをGETした次第。
今年に入って2回目の舞台です。
(ちなみに今年の1発目は、小室友里さんが参加する劇団FUGS(フグス)第5回公演「ヒロイン戦隊JJ」
舞台デビュー(とはいっても観る方ね)が、きだつよしさんが主催するTEAM発砲B-zin「ゴメンバー」なので、かなり偏った舞台遍歴ですね。
その後ラサール石井さん演出の「ライアーガール」など観劇しましたが、それ以外は50-100人も入ればいっぱいになってしまうような小屋での、小さな劇団の舞台がほとんど。
有名どころの舞台はまったく観たことがないです。

さて、今回の舞台ですが、小さな島で暮らす一家の物語。
出番はちょっとだけですが、ミキジとキヨの永きに渡っての恋の物語(出番はちょっとですが、それがメインテーマです)。
うわの空・藤志郎一座の舞台は初めて観ましたが…濃いですね。
マンガ・ゲーム・ちょっと映画&時事ネタ…とにかく細かい小ネタが満載!
それらの小ネタが全部分かってしまった自分にちょっと反省。
割と古い懐かしネタも多く、ともやより若い観客に分かるのかしらん? …と心配になるほど(笑)。
普段は漫画家をしている『しなっち』こと、みずしな孝之さんも参加してます。
ちょっと真面目な舞台より、笑える舞台の方が好きなので、かなりともやのツボでございました。
そしてそこで購入した「UWANOBON 01」を読むと、なんと台本を作らずにお話を作っているとのこと(それって凄いです!)。

これからももっと定期的に舞台を観に行けるようになりたいなぁ。

追伸。
WAHAHA本舗の舞台女優の椿 鮒子(電波少年で特売を求めて自転車で走り回ってた人ですね)さんもいらしてました。
存在感たっぷりだなぁ…!

公式HP:うわの空・藤志郎一座