ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

ガーゴイル

2005年05月25日 | 映画(か行)
(原題:GARGOYLES)
【2004年・アメリカ】DVDで鑑賞(★★☆☆☆)


これぞB級(いや、C級?)テイストがプンプンのモンスター・アクション映画。

1532年のルーマニア。人々を脅かしていたガーゴイルは、神父の聖なる血の付いたボウガンによって退治された。そして月日は流れ、2004年の現代。アメリカ大使の息子が誘拐された事件の捜査で、CIAの誘拐専門捜査官のグリフィン(マイケル・パレ)とウェルズ(サンドラ・ヘス)はルーマニアにやってきた。身代金引き渡し地点で、犯人は金を奪って逃走。グリフィンは犯人を屋上に追いつめるが、屋上には金が詰まった鞄と大量の血痕が残っているだけで、犯人の姿は消えてしまった。そして犯人は400メートル離れた寺院の屋根にある避雷針に串刺しになって発見される。一方、教会の壁画の修復に訪れているクリスティーナ(ケイト・オルシーニ)たち。相棒のリチャードが、仕事中に行方をくらましてしまう。アメリカ人の誘拐事件ということで、グリフィン捜査官はクリスティーナから事情を聞くことになる。教会に伝わるガーゴイルの伝説。死亡した犯人に残されていた謎のDNA。次々に多発する失踪事件。地下深くに並ぶ謎の卵。このままではガーゴイルに地上は征服されてしまう。この危機を阻止できるのか…。

良くも悪くもB級。
ツッコミどころ満載です。
かなりしょぼい「ジーパーズ・クリーパーズ」のようなモノと思ってください。
まぁ、ガーゴイルのCGは置いておくにしても、マイケル・パレの銃の撃ち方とか一連の動きがめちゃくちゃ格好悪い。
そういう部分で格好良いと思わせるだけでも大分違うんだけどなぁ…。

もう誰も観てないと思われるマイナー作品なので、ネタバレもしちゃいます(笑)。
何で聖なる血が付いた矢でしか倒せないガーゴイルが、グリフィンがあっさりやっつけてしまう(笑)。
もの凄い破壊力の爆弾を平気でつかっちゃうCIA捜査官(笑)。
ラストシーンでグリフィンの元にウェルズがやってきて、こう言うのだ。「輸送機が消滅したらしいわ。無線の最後の言葉にUFOを見たって…」(笑)。
誘拐専門だろ、あんたたちは(笑)。
いつから超常現象専門捜査官になったんだい(笑)。
そもそもFBIではなくCIAって、そういう刑事事件を捜査をする機関があるの?(笑) 
すぐに未知の生物の存在を考えるグリフィン捜査官。
とことん現実主義のウェルズ捜査官。
「X-FILE」をやりたくて仕方がないんだろうなぁ…きっと。
マイケル・パレはともかく、サンドラ・ヘスはそんなに悪くはないので、シリーズ化するならば、だんだん面白くなっていくの…かな?
 
監督はジェイ・アンドリュース。


ガーゴイル

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