智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

名脇役

2017年05月18日 | 庭、四季の花
美人女優が4姉妹の「細雪」!となると、華やかな舞台となりますが、

薔薇、胡蝶蘭、百合、牡丹の花束となると、暑苦しく鬱陶しい感じが・・・

庭にも、大輪の花が主役で咲き誇れば、これを引き立てる脇役の存在も大事。

そこで、ハクチョウゲ。花束の中の霞草に似た役割を 庭で果たします。



ギボウシ。



淡い緑、深緑、灰色かかった緑、黄緑、幅広い緑の色彩で、周囲を引き立てます。


乃が美の食パン

2017年05月17日 | 美味探求
プロのオペラ歌手の友人「Mお姉さん」は食通で、いつも美味を紹介して下さる。

イタリアの格言で「歌に生き、食に生き、恋に生きる」の通り、情の篤い方で

「お姉さん」と呼ばさせていただき、敬愛申し上げる方です。

私が「D協大学の市民講座「かな文字の書道」を始めました~」とご連絡しますと、

「大学の傍に、食パン専門店があって、美味しくて行列を成して、夕方には売り切れて・・・」

とお返事が。


早速、講座のついで立ち寄りますと・・・、なんと!定休日・・・

そこで、翌日改めて伺うと、行列が・・・

私は、行列して待つ時間を惜しむ 短気な性格でして、

店頭の若いスタッフに声かけると、「一斤は並んで、1本の2斤はすぐ買えます」とのことで、

即座に1本を購入して、帰宅後すぐに切り分けるついでに、試食してみました。

「耳のかけら」だけ・・ のつもりが・・・両耳全部・・・そして一枚・・・・


冷凍して保管し、後日トーストしましたが、やはり美味しいです。

調べると、ノガミは大阪に本店があり、更に、別の食パン専門店「一本堂」も大阪発祥で、

さすが食道楽の地、大阪の人は目の付け所が違うわ~  など思いました。

また一つ、食の楽しみが増えました。

母の日に「なだ万」のランチを贈りました

2017年05月15日 | 美味探求
母は81歳で「欲しい物は無い」と申しますので、日本橋三越にある「なだ万」のランチにしました。

「母の日」特別ランチでは量が多すぎる、とのことで、「季節のランチ」です。

この日は、三越で注文した補聴器が届く日で、母に早速装着してもらい、お食事をしました。

家族としては、大きな声を出さずに済みますので助かります。

メガネや補聴器を三越で用意して、調整をする「ついでに」ランチやショッピングを楽しむ、

おしゃれな老婦人を多く見かけます。

老いると出不精になりがちですので、私も、このように在りたい、と思います。

薔薇の幼稚園

2017年05月15日 | 庭、四季の花
近所に「薔薇の幼稚園」があり、バラ専業の庭師に手入れをさせた生垣は、50mほど続く見事なものです。



「バラ~の包みの高島屋~」のバラはこれかしら?



朱赤が印象的



オリエンタルな一重のバラは、桜の花を数倍大きくしたようで、なんだか惹かれます。



この他、白、クリーム色、黄色、オレンジ、真紅、バイカラーなど、沢山あります。

もう少し離れたところにも、同じ庭師の手によるバラのフェンスの幼稚園があります。

幼稚園同士、お互いにライバル視して、バラで負けたくないだろうから、庭師も大変だろうな~

なんて思いながら、私は毎春と秋を楽しみにしています。

葉っぱに殺菌殺虫剤を散布した跡が残り、手入れの大変さを物語ります。

手間暇かかるバラを育てることを、私は早々諦めて、ご近所様の丹精を鑑賞させていただいております。

静かな美しさ

2017年05月14日 | 庭、四季の花
先日は、マロニエの欧州的な華やかさを紹介しましたが、

今日は一転して、日本的な静かな美しさを、鑑賞したいと思います。



楓も花から種へ変化して、プロペラの羽で風に舞う準備をしています



楓の向こうに、アイリスが見えます。



ジャーマンアイリスは大柄で西洋的な華がありますが、

その向こうにある菖蒲(アヤメ)は



小ぶりで引き締まったフォルムをして、凛と美しいです

シャンゼリゼ通りのマロニエ

2017年05月13日 | 庭、四季の花
今朝のパリは快晴で、シャンゼリゼ通りのマロニエが青空に映えます。



甘い香りにミツバチも集まり、トチノキの蜜をせっせと集めています。



我が家の庭のマロニエから、空想の翼をはためかせて、実況中継しました。



マロニエ(西洋ベニバナトチノキ)の足元に、石楠花(しゃくなげ)、久留米ツツジ。


七化けの石楠花

2017年05月12日 | 庭、四季の花
石楠花は蕾の色を気に入って買うと、満開時にこんな~はずじゃ~なかった~!!!

とサプライズが喜びとなるか 残念となるか・・・は乞うご期待!



こちらは、蕾はもっと濃い桃色でしたが、花が満開を迎え終わるころには、純白へ変身をとげ

こちらは、かなり強い桃色で始まった蕾は、最後は淡い桃色へ衣装替えしています







先日、紅白花合戦で紹介した赤は、桃色で終わり、

白は、赤に染まらず、

白は、どこまでもいっても 純白を通します。

ところで、店頭に「青」の蕾をみかけますが、ちょっと毒々しくて、手が出ません。

でも、育てたら、恐らく、淡い青紫の 美しい花なのでしょう。



バナナ・フレーバー

2017年05月12日 | 庭、四季の花
カラタネオガタマの花は、いたって地味である。

しかし、香りたるやフルーティーで、バナナ・フレーバー



西の庭に植えましたが、そよ風に乗って、香りで存在感を表します。

早春の沈丁花、秋の金木犀に並んで、皐月のからたねおがたま、

いずれも花は小ぶりで控え目ですが、芳しさが際立っていますね。


部屋の中に置いた、果物のバナナの香より、華があり

来訪した甥っ子(小3)も「わ~~外から~薫ってきた~!」と

室内のバナナを手に取り、ムシャムシャ食べていました。




紫蘭のレースひだ飾り

2017年05月11日 | 庭、四季の花
紫蘭が満開に咲いています。



群れなして咲く、このひざ丈の花々を、いつも上から見下ろして、彩りを鑑賞していましたが、

しゃがんで見上げますと



なんと!ヒダヒダのレース飾りが、幾重にも着いているではありませんか!!!

昔むかしの 宮廷貴族の洋服を 身に付けて

群れなし舞う 紫蘭の花


書道を再開する

2017年05月10日 | 書道、絵を描く
書道の練習を再開しました。

以前は、甥っ子達の付添も兼ねて、実家の深川にあります書道教室に通っていましたが、

少々物足りなくなり、近所にある大学の市民向け「かな」の講座に申し込みました。

毎週水曜日、午後1時15分から初級で基礎を学び、

3時から中級で、古筆の臨書をします。

合計3時間の授業を集中できるか・・・?

レベル設定は自分に合っているか・・・?

など悩み、夫に相談すると「両方習ったら?」

「そうねえ・・・そうしましょ!」

という訳で、今日から始まりました。

1年後の私が、今の私より進歩していますように!

秩父大血川で渓流釣り(続き)

2017年05月10日 | 甥っ子の成長を見守る
4日の朝、3時半に起床して4時半に出発、渋滞も無く、釣り場に7時半に到着。

8時開園ですが、幾組かの家族が既に始めており、良いポジションは占拠されていました。



これは8時の写真ですが、9時ごろには大勢参加して混み合い、竿を動かすのも難儀です。


ニジマスは、渓流の滝下の流れが落ちついた所で、餌が流れ落ちてくるのを待ち構えており、

釣り人は餌を彼らの目の前に流して誘い、しっかり噛み付いた時に、引き上げるのが流儀のようです。

ニジマスの視野に入らないところに竿を下ろしても、魚から近づくことはないのです。

ですから、早朝一番に到着して、良いポジションを陣撮ることが、成功の秘訣です。


海釣りは姿の見えない海中の魚を探り当てますが、

渓流釣りは姿が見える魚を相手に、駆け引きをする面白さがある、と分かりました。


釣果は夫が1匹。甥っ子は2回、引っかかったものの、釣り上げまでには至らず・・・

このように、釣り上げに失敗すると、魚は痛い思いをして、餌に食らいつかなくなります。

すると、泳ぎ回る姿が見えて、面前に餌を垂らしても、見向きもしない「人にスレた」魚となります。


今回、以上のことを学習しましたので、次回はもっと頑張ろう!

清流で育ったニジマスの塩焼は、淡泊で美味しかったです。


渓谷に流れる冷たい風で冷えた体を、大滝温泉の「強塩化物鉱泉」の湯で温め、

長瀞の自然博物館で恐竜の化石を観察し、帰宅の道につきました。