智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

熊本、人吉「釜田醸造所」の醤油

2017年05月20日 | 美味探求
数年前、12日間南九州を旅行した折、熊本人吉の造り醤油「釜田醸造所」を見学し、

お味見して以来、毎年「うまか醤油」と「白だし醤油」を取り寄せています。

刺身の味を、活かすも殺すも、醤油次第。

甘味と旨味が効いた釜田の醤油は、刺身を引き立て、煮物も美味しく仕上がります。

主人は鮨屋で、小声で私に「ウチの醤油の方がおいしい」とつぶやきます。


見学して気づくことは、昔ながらの製法で、手間暇そして手塩にかけて、丁寧に育てていること。

大量の工場生産品、とは味のグレードが格段に異なり、値も高いです。

釣り兄貴であります歯医者をしている知人に、贈りましたところ、

「安い肉が、高級肉に変わった」と称賛されました。


料理の腕前を数倍上げて、みせてくれる、頼もしい主婦の味方!!!

であることは、間違いなしです。






生物農薬、てんとう虫のヤゴ

2017年05月20日 | 庭、四季の花
梅の実が生るころ、アブラムシが大量に発生して、余りにもベトベトして病気が始まるので、

仕方なく化学農薬を撒くのだが、本当は無農薬で梅シロップを作りたい。

果実収穫時に「あー・・・農薬を使ってしまった」と、梅仕事をする気が失せてしまう。


ところが、今年はアブラムシも大量発生しているが、てんとう虫のヤゴも大量に発生して、



頼もしいかぎりです。



欧米では、てんとう虫の幼虫、ヤゴを、園芸の通販で生物農薬として販売していますが、

ヤゴは成虫と違って飛ばないため、その場にとどまり捕食し続けるので、都合がよいのです。

今年は、農薬を散布せずに、てんとう虫達の繁栄を見守ることにしました~