本日は引っ越しに備えて
仕分け作業をおこなっております
我が家にもレンホウさんがいてくだされば
こんなにも時間ばかりかかることもないのでしょうが…
さて、
私は こう見えて(どう見えるんだ?)
意外と手芸などが好きだったりする
ときどき行ってみる手芸品屋のおじちゃん
話が長い…
超長い…
なかなか帰らせてくれない…
熱心に、薦めたいものがある…と始まる
今や 日本人の三人に一人がガンで死ぬ…
毎度そこから始まる
奥さんのところのまな板
端が黒くなっていませんか?
あれ、 カビなんですよ
漂白したって意味ないですよ
端が黒くなったまな板は
切ってみれば分かるけど
中まで真っ黒にカビているんだから
カビはガンの原因ですからね~
よもや プラスティクのまな板など使ってないでしょうね?
あれに至っては 毎日微量のプラスティックを
食べているようなものだ…
あああああ 恐ろしい…という具合
で、 おじちゃん
私にどうしろって?
僕はボランティアで人助けがしたい
うちのお客さんがガンで死ぬのはしのびない
そこで 原価で進めているのが
このまな板なんだけど…
ヒバという貴重な木から作ったというまな板
確かに美しいまな板だ
しかも 香りが素晴らしい…
ただ… お値段も素晴らしい…
が、 おじちゃんのところでは
某○シマヤデパートの半額で
ボランティア精神で売っているという
行くたびに聞かされる長い話に
辟易していたことも事実だが
ケーキ作りの時に
イチゴを切ると 赤い色素が まな板から
なかなかとれないことも気になっていた
その上 香り大好き人間の私は
このヒバの香りにやられた…
だまされたつもりで買ってみた
これがそれだ
定価 ¥17000を ¥8000ほどで売ってくれた
夕方だったので
とりあえず キッチンの置いて仕事に出かけた
帰宅後 キッチンの戸を開けて驚いた
キッチン中が ヒバの香りに満たされている…
なんとも癒される香りなのです
もともと家具職人の娘ですから
木の香りは実家の香り…
上の写真は イチゴを始め
いろんなものを切った後で撮ったもの
汚れが取れやすいのは本当だった
おじさんいわく 内部の製油が
汚れの侵入を阻止するそうだ
とにかくすべすべで
包丁が当たった時の音も素敵だ…
もう この時点で
高い買い物をしたという気分は
払拭されていた
今 果物やパン用に
小さなまな板も買おうかな~なんて
心が動いている
ちなみに 血色のよいオジサン
もう 78歳だそうだ
元気なうちは 減ったまな板を
削るというアフターケアーもするそうだ
ただし
一度買った人がリピーターになり
注文を受けてから作ってもらうから
2週間待ちになるそうだ
あ、 そうそう…
ヒバの香りを嫌って
ゴキブリがこの上を歩くことはないということを
NHK番組で紹介していたそうですよ
東急田園都市線青葉台駅下車
徒歩 3分
手芸の店 てまり