スイーツとワンコたち・・・駄菓子屋ともちんへようこそ!

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おせっかいなおじちゃん

2010年01月23日 | お気に入り

本日は引っ越しに備えて

仕分け作業をおこなっております

我が家にもレンホウさんがいてくだされば

こんなにも時間ばかりかかることもないのでしょうが…

 

さて、

私は こう見えて(どう見えるんだ?)

意外と手芸などが好きだったりする

ときどき行ってみる手芸品屋のおじちゃん

話が長い…

超長い… 

なかなか帰らせてくれない…

熱心に、薦めたいものがある…と始まる

今や 日本人の三人に一人がガンで死ぬ…

毎度そこから始まる

奥さんのところのまな板

端が黒くなっていませんか?

あれ、 カビなんですよ

漂白したって意味ないですよ

端が黒くなったまな板は

切ってみれば分かるけど

中まで真っ黒にカビているんだから

カビはガンの原因ですからね~

よもや プラスティクのまな板など使ってないでしょうね?

あれに至っては 毎日微量のプラスティックを

食べているようなものだ…

あああああ 恐ろしい…という具合

 

で、 おじちゃん

私にどうしろって?

 

僕はボランティアで人助けがしたい

うちのお客さんがガンで死ぬのはしのびない

そこで 原価で進めているのが

このまな板なんだけど…

 

ヒバという貴重な木から作ったというまな板

確かに美しいまな板だ

しかも 香りが素晴らしい…

 

ただ… お値段も素晴らしい…

 

が、 おじちゃんのところでは

某○シマヤデパートの半額で

ボランティア精神で売っているという

 

行くたびに聞かされる長い話に

辟易していたことも事実だが

ケーキ作りの時に

イチゴを切ると 赤い色素が まな板から

なかなかとれないことも気になっていた

その上 香り大好き人間の私は

このヒバの香りにやられた…

 

だまされたつもりで買ってみた

     

これがそれだ

定価 ¥17000を ¥8000ほどで売ってくれた

夕方だったので

とりあえず キッチンの置いて仕事に出かけた

帰宅後 キッチンの戸を開けて驚いた

キッチン中が ヒバの香りに満たされている…

なんとも癒される香りなのです

 

もともと家具職人の娘ですから

木の香りは実家の香り…

 

上の写真は イチゴを始め 

いろんなものを切った後で撮ったもの

汚れが取れやすいのは本当だった

おじさんいわく 内部の製油が

汚れの侵入を阻止するそうだ

 

とにかくすべすべで

包丁が当たった時の音も素敵だ…

もう この時点で

高い買い物をしたという気分は

払拭されていた

     

今 果物やパン用に

小さなまな板も買おうかな~なんて

心が動いている

 

ちなみに 血色のよいオジサン

もう 78歳だそうだ

元気なうちは 減ったまな板を

削るというアフターケアーもするそうだ

ただし

一度買った人がリピーターになり

注文を受けてから作ってもらうから

2週間待ちになるそうだ

 

あ、 そうそう…

ヒバの香りを嫌って

ゴキブリがこの上を歩くことはないということを

NHK番組で紹介していたそうですよ

 

 

東急田園都市線青葉台駅下車

徒歩 3分

手芸の店 てまり