台風接近で 外出するたびにびしょ濡れに…
さて、 富良野と言えば 倉本 聡
以前にも書きましたが
あの歴史に残る 「北の国から」
放送が始まったのは
ちょうど 私が牧場に嫁いだころ。
私がいた地域はフジテレビの映りが悪く、
それ以上に あの時点では 痛すぎて
見ることができなかった…
つまり…
東京が恋しくて、
「文明」から遠ざかっているようで…
母さん、 北海道の暮らしは
僕には合わないように思われ…
純と自分がどうしても かぶってしまった…
ドラマの再々放送あたりを見て、
その頃には ようやく北海道の楽しみ方も
分かったように思われ…
どっぷりと浸かった
図書館に行って 全てのシナリオを読み、
一人で 黒板五郎から、 純から、 蛍から、
挙句は 草太にいちゃん、 ゆっこおばさんまで
幅広く演じられるまでになった…
(これ、 子供らに怖がられます… )
もともと私の読書傾向は
広くではなく、 気に入った作家の本を
次々と読み漁るというもの。
毒牙にかかった作家としては 他に
三浦綾子、 原田康子、 渡辺純一など…
そう、 つまり若い頃から
北海道の作家が好きだったわけで…
シナリオのみならず 倉本先生の作品は
読み漁りましたよ~
だから
富良野は よ~く知っている気分になる街。
あった、 あった 中畑木材!
ここの事務所の机の下に隠れて
純はお母さんに電話したし…
そうそう
この娘さんは ギバちゃんと結婚して
拾ってきた家に住むんだよ~と娘に教える。
何? その拾ってきた家って…と娘
よっしゃ~ その一言待ってたよ
行きましたよ~ 行きたかった場所へ…
まずは この家をご覧ください
廃車になったバスが使われています
あとはじっくりと家の中をご覧ください
どうでしょう…?
対面式の収納の多いキッチン
玄関を入ってすぐの吊革の下がったエントランス
これは 冬の長い北海道では
洗濯ものを干したり
子供の遊び場にしたり
スキーや橇を置くのに良いかも…
食器棚の向こう側がガラスで
外の森が見えるのが素敵…
家に入ってすぐに感じたのは
天候が悪かったにも関わらず
とにかく 明るい
窓がいっぱいなのです…
ふつーに考えると嬉しい
でも、
長い冬を25回も体験した私
この家
冬は恐ろしく寒いかも…って。
五右衛門風呂は お外が見えて
露天風呂風だけど
あの窓に 冬は真っ白な氷がぶ厚く…
それに
贅沢な空間どり
あれだけのスペースあるのに
寝室として使える部分が少ない…
面白い家だけど
遊び心満載で 大好きだけど
住み心地は…?
冬の長さを考えるとねぇ…
私は建築のことは分からないから
是非とも プロのご意見を伺いたいところ…