スイーツとワンコたち・・・駄菓子屋ともちんへようこそ!

現在 アトリエさくらは活動休止中です。次のステップに向けて準備しております。

北の国から

2009年08月31日 | ふるさと 

台風接近で 外出するたびにびしょ濡れに…

 

さて、 富良野と言えば 倉本 聡

以前にも書きましたが

あの歴史に残る 「北の国から」

放送が始まったのは

ちょうど 私が牧場に嫁いだころ。

私がいた地域はフジテレビの映りが悪く、

それ以上に あの時点では 痛すぎて

見ることができなかった…

つまり…

東京が恋しくて、 

「文明」から遠ざかっているようで…

 

母さん、 北海道の暮らしは

僕には合わないように思われ…

 

純と自分がどうしても かぶってしまった…

 

ドラマの再々放送あたりを見て、

その頃には ようやく北海道の楽しみ方も

分かったように思われ…

どっぷりと浸かった

 

図書館に行って 全てのシナリオを読み、

一人で 黒板五郎から、 純から、 蛍から、

挙句は 草太にいちゃん、 ゆっこおばさんまで

幅広く演じられるまでになった…

(これ、 子供らに怖がられます… )

 

もともと私の読書傾向は

広くではなく、 気に入った作家の本を

次々と読み漁るというもの。

毒牙にかかった作家としては 他に

三浦綾子、 原田康子、 渡辺純一など…

そう、 つまり若い頃から

北海道の作家が好きだったわけで…

シナリオのみならず 倉本先生の作品は

読み漁りましたよ~

 

だから

富良野は よ~く知っている気分になる街。

あった、 あった 中畑木材!

 

     

 

ここの事務所の机の下に隠れて

純はお母さんに電話したし…

そうそう

この娘さんは ギバちゃんと結婚して

拾ってきた家に住むんだよ~と娘に教える。

 

何? その拾ってきた家って…と娘

よっしゃ~ その一言待ってたよ

 

行きましたよ~ 行きたかった場所へ…

 

まずは この家をご覧ください

 

    

    廃車になったバスが使われています

    

あとはじっくりと家の中をご覧ください

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

    

 

どうでしょう…?

対面式の収納の多いキッチン 

玄関を入ってすぐの吊革の下がったエントランス

これは 冬の長い北海道では

洗濯ものを干したり

子供の遊び場にしたり

スキーや橇を置くのに良いかも…

食器棚の向こう側がガラスで

外の森が見えるのが素敵…

家に入ってすぐに感じたのは

天候が悪かったにも関わらず

とにかく 明るい

窓がいっぱいなのです… 

ふつーに考えると嬉しい

でも、 

長い冬を25回も体験した私

この家

冬は恐ろしく寒いかも…って。

五右衛門風呂は お外が見えて

露天風呂風だけど

あの窓に 冬は真っ白な氷がぶ厚く…

それに

贅沢な空間どり

あれだけのスペースあるのに

寝室として使える部分が少ない…

面白い家だけど

遊び心満載で 大好きだけど

住み心地は…?

冬の長さを考えるとねぇ…

私は建築のことは分からないから

是非とも プロのご意見を伺いたいところ…

 


グルメな旅

2009年08月30日 | Food (たべもの)

昨日の残暑はどこへやら…

今日は涼しくて過ごしやすかったです。

 

さて、

そもそも E男さんのブログの存在を知ったのは

道東にお住まいのメンカさんというかたのブログから。

リンクされていたので 訪問してみた。

去年の 12月のことだ。

 

その時の記事がこれだった

 

   

北海道が誇るコンビニエンスストア 

セイコーマートの スイーツだ。

私は セイコーマートの大ファンだ。

独自農場を持っているために

コンビニなのに 牛乳・卵・お米などの

特売デーがあったりする。

コンビニなのに ホットシェフといって

店内で作った温かいお弁当も売っている。

その セイコーマートが 

お求めやすいスイーツを始めていたのだ…

 

このロールケーキ

フランス語の名前がついているが

日本語に直すと 夢見る人

うぅぅぅぅぅ… 食べてみたい 

 

このセイコーマートで売られているスイーツが

なり染めとなった訳だ。

まぁ、 コンビニのスイーツだから

B級グルメかと思いきや

E男君の 食へのこだわりは半端じゃない…

それもそのはず

お料理のとても上手なお母様に育てられたのだから…

 

   

   見た目通り美味しかったおでん

   

   海の幸のフライ  ホタテの耳のバター炒め付き

   

   ささげの胡麻和え、 かぼちゃの煮物、 茄子の浅漬け

   どれもこれも とっても美味しかった~ 

   私も ここの家の子になりたいよ~ 

 

そんなE男くんが 私と娘を連れて行ってくれた場所

富良野の くまげら

そこで 山賊鍋なるものをいただいた 

   

鶏肉・カモ肉・シカ肉が入っている

   

   すっごくいい匂い 

   

   どうだ~

 

実は この鍋を食べる前に

牛さし丼を食べている 

これがあなた 美味しいのなんのって 

 

余りの美味しさに…

        

        この笑顔 

 

この後も 美味しいものは

ぞくぞくと続きます…

 

To be continued ...

 

Preview  予告編

   

食べてごらん… と、 渡された とうきび

あ、 これトウモロコシと呼んじゃダメだよ。

富良野へ行く途中の美瑛で朝もぎのものを買って、

朝食用に手渡されたのです。

メッチャ おいしかったで~す


富良野 星に手が届く丘キャンプ場

2009年08月27日 | ふるさと 

 過ごしやすくなりましたね~ 

もう少しで 携帯が24時間無料通話

便利な時代になった分

こらえ性がなくなったように思われます…

 

北海道ツアー

青い池のあとは 素敵な温泉につかって

それから 富良野のキャンプ場に向かいました。

 

場所を尋ねると

「○○を右折したら、 そのあとは先入観を持たずに

直進してきてください。」 というお返事

 

先入観を持たずに…って?

昔 「原野」と名のつくところに住んでいた身

恐らく 相当 遠いのだろうと判断。

 

果たして 右折地点から

車で10分近く走ると 小高い丘がありました。

 

   

   

   これが受付 兼 メインホール 兼 食堂(らしい)

 

この日の予報では 3時以降は激しい雨になると…

そこで テント生活は諦めて

最後に一棟だけ空きがあると言っていた

バンガローに泊まるように変更 ( by E男)

 

     

     

 

変えてもらって大正解    

夕方から降りだした雨は 夜半には大雨になり

しかも 強風を伴い…

 

安全な宿泊場所を確保したまでは良かったけれど

なにぶん そそっかしい性格

鍵を落とす事件があり、

大雨の中 懐中電灯で探す羽目に…

E男さんにも ご迷惑をおかけしました 

 

翌朝は 羊の鳴き声で目覚めました

 

     

     

     

 

羊の群れが放し飼いです

     

     どうりで…

 

      

 

天気が良ければ 降るような星だそうです。

 

     

     

 

バンガローは ワンズは入れず

車中で一泊したワンズは ややご機嫌斜め…

 

しかし…

アウトドアー派ではない私

やはり バンガローは楽でした~

 

ここなら 私のような インチキキャンパーも

楽しめます

メインホールでは 申し込んでおけば

ジンギスカンも食べられるそうです。

 

私たちは E男さんの案内で

富良野にある メッチャ美味しいお店で

夕食をとりました~

その時の様子は 後日…

 

..... To be continued ...


青い池

2009年08月26日 | ふるさと 

 やはり 確実に秋の気配…

 

職場復帰 2日目

やはり 3週間も「現場」を離れると

感覚が戻るのに 時間がかかる。

やっと、 いつものペースになって楽しめました

 

さてさて、

北海道で 行ってみたい場所の一つが

今年の春先、 まだ雪のあるうちに

E男さんのブログで紹介されていた

青い池

 

初めて写真を見た時の衝撃

娘と一緒に見て

うわ~~~  行ってみたいねぇ

 

あれから 4か月

まさか 本当に 娘と一緒に

E男さんの案内で 青い池を見ることになるとは…

 

     

     

       

       

 

E男さんのブログでは紹介されていなかった

上流にも連れて行っていただきました 

 

        

この橋の上から眺めると…

        

 やはり 青い…

 

不思議に青い池でした。

そして

池の青さよりも

その場所で 

一緒にカメラを構えていたことの不思議…

 

なんだか 心まで

染まりそうな気分になりました…

 

もっときれいな写真は こちらへ ↓

http://eo3.justblog.jp/hyouten/2009/09/post-9390.html

 

  


再会

2009年08月25日 | ワンコ (マイロ&ディディエ)

朝夕が涼しくなりましたね…

 

今回の 北海道ツアー

実は キャンプで回るつもりでした。

テントやシェラフなどのキャンプ道具も

しっかりと用意したのですが…

 

そもそもがアウトドア派ではない私

その上 悪天候

結局 一度もテントを開くことなくおわりました…

 

滞在中に 富良野の 星に手が届く丘キャンプ場で

ビーグル犬の せろり君と再会する予定だった。

そう言ったら 私も行く~と娘。

2日遅れて 旭川にディディエを連れてやって来ました。

雨の予報だったので せろり君の飼い主さんも

彼の家にやってくることに…

 

大勢でワイワイとガレットとクレープを食べました。

人間 7人と ワンズが3匹

彼のご両親まで巻き込んでしまうとは… 

 

(以下、 写真提供は E男さんです。 

 私は キッチンでガレットとクレープを焼いていました…)

 

       

 

6年前 たまたま道路を散歩中のマイロを見つけて

声をかけてくれたのが せろり君のママ

その後は年賀状のやり取りだけの関係でした。

今は砂川市に住む彼女と

再会できたというのは

もう 奇跡に近い…

しかも…

後でわかったことには

彼の家は 彼女がかつて住んでいた所に近く、

通学路だったという… 

 

    せろり君

    マイロ

   

   せろり君は マイロよりもだいぶ大きいのです。

   「な、なんだか兄ちゃんと似ているけど…

   

   いつの間にか こんなイケ面風のディディエの写真…

 

まったく台風の如くに

おうちを乗っ取ってしまった私… 

 

彼と彼のご両親、

ご一緒に楽しんでくださっているような空気を

最後まで崩さずにいて下さり、

人間的な大きさと言うか包容力と言うか…

本当に感動しました。 

ありがとうございました…

 

  


道東から道北へ

2009年08月24日 | ふるさと 

8月19日 

本当は桜ケ岡オートキャンプ場でキャンプのはず…

ところが まさかの雨

しかも 前々日は体調不良で寝込んでいた…

家族と 彼の反対もあって

キャンプはやめて 民宿はとやさんに宿泊

 

翌朝早くに 行動開始

摩周湖や屈斜路湖に お別れを告げたかった…

 

なのに…

霧雨と濃霧

道東の夏の霧は頑固だ

諦めて美幌峠に向かったけれど

2台前の車が見えないほどの濃霧

展望台だって通り過ぎて初めて気付くほど…

 

えっ…?

道が下り始めたってことは

あそこが展望台だったの…?  

 

故郷は その美しい景色をベールに包み隠して

私には見せてはくれなかった…

 

峠を下ると ただの曇り空

     

時間はたっぷり…

休み休み北海道の風景を楽しむ

     

北見を過ぎると道路標識に 旭川まで ○○○kmの表記

 

     

     こっちでは見かけない道路工事中のバリケード 

     無事 かえる …? 

     

      うわっ… 愛のない駅…だって!  絶対行かないぞ

     

     道の駅 温根湯

     

     からくり時計  可愛かったです

     

     遊び場も充実

     

     木のぬくもりがいっぱい

     

 

次の休憩場所

     

     

     

     ヒグマがお出迎え…

 

更に次の休憩場所

     

ここで軽く腹ごしらえして

目指したのは 双瀑台…

     

登るぞ~

所要時間は 20分となっている

     

     結構傾斜はきつめ

     

     この靴だから大丈夫

     でも 足場はよくなくて滑りやすい

     後半は一段ごとが踏み台くらいの高さあるから

     よっこいしょ…

     

     でも、 たいへんな思いをする値はある

     霧雨だったけど それでもきれい…

     

 

小雨の峠道は しっとりと落ち着きがあって好きです

楽しみながら ゆっくりと彼の住む街へと…

 

     

     小説「氷点」に出てくる 見本林

     とっても興味がありました

     

     

 

待ち合わせ場所は ここ

     

     

 

とても素敵な場所でした…

木々の緑に囲まれた、 

一日 ゆっくりと過ごしたくなるような場所

見本林に面したカフェもあるし

お手紙を書いたり 読書をしたりして

のんびりと時間を楽しみたい…

 

そして

沢山の時間を すでに費やしてはいるものの

同じ空間を共にするのは3度目の

彼のお家へ…     


訣別と出逢い

2009年08月24日 | ふるさと 

北海道 東部 

横浜 → 

 

ただいま~

一週間の北海道旅行から戻りました。

我が家に戻った瞬間 日常生活も戻ります…

そして ギュッと詰まった北海道での日々が

まるで 夢のように…

 

夢でないことを教えてくれるのが

今 聴いている 「風のガーデン」のサウンドトラック

そして 私の中の変化…

 

この旅行を思い立ったのはゴールデンウィークの頃

もちろん その頃は

その後 私の身に起こる「事件」など知る由もなく…

とにかく 去年同様 故郷を中心に

道東を、 今回は マイロとともに

キャンプして回ろうなんて考えていました。

そして その中には

6年前に知り合ったビーグル犬のせろり君との

富良野での再会も含まれていました。

 

だから 利用する空港は 当然のごとく 

丹頂釧路空港

28年前に初めて弟子屈に行った時から

いろいろな思いを抱いて利用してきた空港です…

 

     

     奥に見えるのが古いターミナル

     

     

     数年前にリニューアルして

     更に 名称にも 『たんちょう』 がつきました。

     

     小高い丘の上にある空港です。

     

     周囲には牧場  観覧車は動物園の中にあります。

     

     釧路市の北側に広がる 釧路湿原

     ラムサール条約の時にはボランティア通訳もしました…

     

     懐かしい私のふるさと…

 

だけど、

私が この故郷をわがもの顔で歩くことは

もう 許されない…

身内の一人もいない この町に

離婚後もとどまることはできなかったから…

この町を 「捨てた」人間であり、

もともと 「よそ者」だったからで…

 

     

     毎日 マイロと散歩した道

 

だから

去年の9月に

離婚後初めて訪れた時も

懐かしさと痛みで

心が張り裂けそうだった…

それでも

この町に戻りたくなるのは

長い年月をかけて

家庭を築いた土地だから…

子供たちを育てながら

私だけが違う故郷を持っていると

長いこと思っていたけれど

やはり

私自身の家庭を築いた土地こそが

私の故郷でもあるわけで…

 

今回は

私の故郷は通過点に過ぎなかった…

翌日 小雨の中 向かったのは

私を待っていてくれる

新しい家族のいる 旭川…

 

過去と上手に折り合いをつけて

温かい人たちと 出逢うことになる。

今度こそ 過去と訣別できるかもしれない…

私の痛みを知った上で

迎え入れてくれる人たちの

力強いサポートがあるから…

 

     


ビーグル犬の雄たけび

2009年08月16日 | ワンコ (マイロ&ディディエ)

 

    オレは マイロだ

 

今日は オレさまの大事なともちんが

へたばっている…

原因は 明後日からの北海道旅行に

はしゃぎすぎたせいだ。

ま、 遠足前の子供のようなもので

張り切り過ぎなんだよ…  困ったものだ 

 

実は オレさまだって生まれ故郷に帰れる、

あの広大な草地を思う存分走り回れると思うと

胸が高鳴る 

だけど、 ともちんのナイトとしては

ここは一番 力を温存しておかなきゃな…

 

そいうわけで、

今日は オレさまがともちんブログをジャックする

 

オレさまが あの世界的人気もの スヌーピーと

同種の犬だってこと知っているかな?

ビーグル犬と言うイギリス発祥のウサギ狩りの名手だ。

性格はいたってクール

マイペースで ディディエのように媚びたりはしない

ともちんに言わせると 個性的かつ頑固

ま、 飼い主に似ちゃったんだな… あしからず。

 

PEANUTSの漫画の中でも

スヌーピーがゴーグルをつけて

飛行機に乗っている絵があるだろう?

どうだ?

オレさまも なかなか似合っているだろう?

そんじょそこらの犬どもにはまねできない風格があるだろ?

ちなみに見てみろよ、 ディディエじゃ こんなものだぜ

 

      笑っちゃうぜ…

 

ディディエの名前は 

ともちんがお世話になったリッツのシェフから

いただいたってことは 知られているけど

オレさまは なんで マイロなんだ?

名前を聞かれて マイロって ともちんが答えると

「え? ワイロ?」 なんて聞き返す奴がいる

ワイロでも カイロでも サイロでもない

マイロ

これは 映画 「マスク」に出てくる

ジャックラッセルテリアの名前をいただいたらしい。

元気いっぱいなジャックの名前なら良しとするか。

 

そろそろ ともちんの様子を見に行かなくちゃな…

最後に 取っておきの笑顔を見せてやる

… おっと、 また上から目線だって

ともちんに叱られるな… 

ついでに言っておくが

オレさまへのファンレターは

下にあるコメント欄で受け付けるから ヨロシコ

 

       

 

今後も ともちんをよろしく!

あ、 そうそう 明後日から 北海道だから

帰ってきてからの記事にご期待あれ


C級調理人・ともちん

2009年08月14日 | おうちご飯

 昨日ほどではないけれど 暑い…

去年の今頃は

結構気合いを入れて 料理やお菓子の写真を

載せていた気がする…

お料理上手な人のブログに遊びに行っては

参考にしたり、

自分なりに こだわって写真も撮っていた…

が、 この頃は

確かに 忙しくなったこともあるし

家族が減って 張り合いがなくなったこともあるけど

やる気のない自分…

 

美味しいものが大好きな彼も見ている…

 

そう思うと載せられない食事が多くなった…   

 

私は牧場主の妻だった。

年間通して 実習生を受け入れていた。

夏になると 決まって

某農業・獣医系大学の学生さんが

複数でやってきた。

彼らは 単位のために やってくるのだから

支払う賃金は 往復の旅費 プラス お小遣い程度

せめて 腹いっぱい食べさせてやれ…と、親方。

毎食 とにかく気合いを入れて 大量に作っていた。

 

ある夏の学生たちがぽつりと言った…

寮のノート ホントだったな…

 

何?

寮のノートって?

 

彼らは大学の寮に住んでいた。

その寮には先輩から後輩へと伝承事項を記載した

秘密のノートがあるという。

そのノートに 実習生受け入れ先のリストも

記載されているそうだ。

どこの農家でも受け入れてくれるわけではないのだ。

そして

彼らの寮のノートには 先輩方が書き込んだ

農家の評価が書かれているそうだ…

 

聞かなきゃいいのに

つい 聞いてしまった…

 

で、 うちの牧場のことは何と?

 

食事が充実していて

焼きたてのパンとか 手作りおやつもあり…って。

 

おぉぉぉぉぉぉ…

 

やっぱり 聞かなきゃ良かった…

その年からは

量だけの勝負はできなくなってしまった…

 

ま、 そんな長い生活があったわけで

必然性から 我が家の料理と言えば

大皿盛り

大勢の使う食器を洗って片付けるのも私なわけだから

怠け者の私は楽することを考えて

懐石料理のように 沢山の食器を使って

ビジュアルを考えるなんてことはしなかった。

 

だから

自宅のお食事なのに

麗しく盛り付けている様子をブログで見た時は

カルチャーショックを受けたものだ。

 

一時期は 私もまねをしてみた。

 

どうせブログでは味など分からないのだから

とにかく ビジュアル重視!

 

が、 こんな エセグルメが

続く訳がない。

 

そもそも…

   

   こういうのとか

   

   こんなのとか

   

   こんなのとか

 

正直言って あまり好きじゃないんだよね。

世界のコルドン・ブルーに

けちをつける気はないけどさ、

コルドンでの授業は すご~く楽しかったけどさ、

だけどね、

たとえば 一番上のお料理

できればソースは魚にかけちゃって欲しいんだけど…

二番目の 点点は

あれね、 バルサミコ酢ベースのドレッシングなんだけど

あんな風に お皿に飾るよりも

野菜にかけてほしいんだけど…

デザートにいたっては

このカカオパウダー

どうしろって言うの…

 

確かに ビジュアル的には美しいし

お客様に出すとなると

この時点で 「おおっ~!」 と 賞賛の声があがり、

この時点で 食べる人は

作り手の手のうちにまんまと落ちるわけで…

実際 私も この手は使わせていただいているのだが…

 

ぐだぐだと 語ってしまったのは

つまるところ 自己弁護… 

嫁に行ったら

真面目にやりますから

一刻も早く撤退したいほど暑い

狭いキッチンで作る夏の料理が

栄養バランスのみが焦点の

大雑把 & テキトーなのは

許してほしいねん… 

 

え?

怖いもの見たさで

見てみたいって?

どんだけひどいか…

 

いいよ、 見せてあげる。

良かった! 私のが上で…

って思っても

おお! 同志がいた…

って思っても

ご自由に…

 

今日の夕食

   

   全体図

   

   イカソーメン  大葉がなかったからオクラをスライス

   

   冷奴 切っただけなので料理とは言わない

   

   照り焼きチキン  ともちんダレで味付け

   

   何という大雑把さ…  夏バテ予防のニラたま

   

   オクラ これも茹でて切っただけ。

栄養価重視ということで

一日 30品目のうちの 12品目をクリアーしますが

やっぱり 少しはビジュアルを重視した方が

家族が喜ぶのかもね…

 

今夜は 屁理屈ともちんでした。

明日は 機嫌よく登場したいものです…  

   


急な来客 ☆

2009年08月12日 | おうちご飯

 

今日も完全休業日

たくさんの洗濯をして

ワンズの散歩もゆっくりと…

 

なんて暢気にしていたら

富士登山を終えた娘から電話

お友達と夕食を食べにくることになった…

 

混んでいるだろうとの予測に反して

東名高速は 意外と空いている様子…

 

猶予時間は 90分

メインディシュはすぐに決まったものの

こだわりたいデザートとして

何が作れるか…

ケーキだけなら 90分あれば十分だけど

食事も作って

更に 取り込んだままの

大量の洗濯物もなんとかしないと…

しかも 冷蔵庫にあるもので…

ま、 うちでの食事は初めてだから

何を作っても 美味しければOKなわけで…

よっしゃ~ がんばるぞ 

 

   

   完熟トマトをベースに煮込んだ野菜たっぷりハンバーグ

   ニンジン バター醤油ソテーとブロッコリー

 

この煮込みハンバーグには 合挽き肉の量の

倍くらいの きつね色に炒めた玉ねぎが入っています。

牧場での おかみさん時代に

実習生の間で、大変 好評だったもので

子どもたちの好物でもあります。

文字通り山ほど作りましたが

気持ち良いほど バクバクと食べてくれました

 

  

  水菜とカリカリ油揚げとシラスのサラダ

  ごま風味のドレッシングが合います。

 

で、 最後まで迷ったデザート

極上プリンにしようかと思ったのだけど

きちんと冷やす時間がない…

ミルクゼリーは?

と、 ヒントを貰ったけど

これも固まるまでの時間が厳しい…

結局 ササッと作れるクレープに… 

あと一時間余裕があれば

きちんとしたケーキが作れたのに…

 

  

  カスタード

  クレム・レジェールの 2種類のクリーム

  フルーツは アメリカンチェリー、 イチジクとバナナ

 

これも カスタード ウマすぎ って

あっという間に 完食 

 

やっぱり 食事は大勢で食べると

より美味しく感じます 

忙しかったけど 楽しかった

 

案外 時間がなくて正解だったのかもね…

たっぷり時間があったなら

もっと凄い夕食を期待されて

逆に プレッシャーだったかもね…

と、 ともちんは思った訳で 

 

ここはひとまず…

気の置けない仲間に カンパイ