一昨日からの雨
あいにくの土曜日となりました。
こんな日にはのんびりと前回途中で終わってしまった
美術館めぐりを楽しみたいものです。
去年の5月
パリは毎日夕方になると、にわか雨と雷
雨宿りでの素敵な出会いもありました。
雨もまんざら捨てたものじゃありません…
そんな5月の始めの雨の日曜日
サントノーレ通りのアパルトマンから
チュイルリー公園を横切って
やってきたのはオランジェリー美術館
パリの美術館の中では小さい美術館で
(個人で行く場合は開館は 12:30pmです。)
雨でも世界中から来た美術ファン(?)が並んでいます。
混んでいる様に見えても、 ここに来る人たちの
殆どがモネの睡蓮の壁画目当てですので
長時間滞在する人が少ないせいか
比較的ゆっくりと見ることができます。
私もそんな睡蓮の壁画に魅せられた一人
この絵を見る為にパリに行こうよ!…と
ずっと誘い続けてくれたアメリカ人の親友・リンダは
不慮の事故で7年前に天国へ…
彼女もパリではここが一番好きだと言っていた。
彼女と一緒に見たかった…
始めてみた時あまりのスケールに圧倒されて
文字通り全身に鳥肌!
リンダとの事もあり涙が止まりませんでした…
(↑これはオルセー美術館蔵)
クロード・モネが愛してやまなかったジヴェルニー
行っちゃいました!
「雨降るぞ~」と、仲良しのランス
でも、そんなの関係ねぇ (って!)
へっへっへっ … (下品な笑い)
その土曜日だけは飛び切りの やったね!
まだ、蓮の花には時期が早い5月25日
でも、義理堅く …
すこ~しだけ咲いていました!
ちなみに9月にオランジェリーに行った時に
近くにいた人たちがジヴェルニーにも行ったけど
まだ蓮の花が咲いていた、きっと遅咲きの花だったのだろう
…的なことを語り合っていました。
ということで、モネの睡蓮が見たい場合には
ゴールデンウィークでは早すぎます。
ベストシーズンは日本の梅雨時かもしれません。
この日の夕食はランスが誘ってくれて
彼のお友達のベアトリスのおうち
右端がランス 彼の日本語と私のフラ語が同レベルです。
彼といると英・仏・日ごっちゃ混ぜになってしまいます…
ベアトリスが切ろうとしているのは私が作った
紅茶のムースのドーム型ケーキです。(超おいしい!)
(参考写真)
後日談
ジベルニーで知り合ったスコットご夫妻
シカゴから長い休暇でヨーロッパを回っていました。
この日はアメリカに帰る前の日で 可愛い白いお花の
鉢植えをもって私のアパルトマンに来てくれました。
その日 リッツで作ったケーキ2種類と
豚のしょうが焼き、お味噌汁、サラダと炊き立てのご飯
楽しい夕食となりました。
困ったことがあったらいつでもおいで!
といってくださるセレブなご夫婦でした。
しかし … シカゴは遠い