スイーツとワンコたち・・・駄菓子屋ともちんへようこそ!

現在 アトリエさくらは活動休止中です。次のステップに向けて準備しております。

Property Owner

2010年07月17日 | お気に入り

遂にこの日がやってきた

アトリエには ほぼ一日おきに通っていたけれど

業者さんに遠慮して

邪魔にならなければ一人前…と

いつも そそくさと帰っていた

自分の家でも

自分の家にはなっていなかったアトリエ

お願いします と 差し入れを渡すと

出来上がりを想像し 期待していた日々

 

15日

鍵が渡された

私の物になったアトリエ 

     

携帯ストラップのマイロの下にあるもの

アトリエの玄関のカードキー ストラップ

 

進化したものです

オートロックするセキュリティのよさは

そそっかしい私を締め出してしまいそうです…

これからは

ゴミ出しにも携帯を携帯しないと

 

さ…

早くアトリエに行って

片付けの続きをしなくっちゃ

今日はデスク周りの収納や椅子

それにベッド2台が入る予定

頑張って 早く暮らせるようにしたいな

 


夢を形にする場所

2010年07月08日 | お気に入り

今朝 仕事に出かけたダ~リンから

メールが届いた

 

自分の気持ちが高揚しているのが分かる

夢と希望をありがとう

 

そう書かれていた

ダ~リンは学生時代 建築を学んだ人

不遇な時代を経て 

今 全く異なる仕事をする彼の夢は

自分で設計した家に住むことだった

 

昨日 完成したアトリエ

まさに完成度の高い建物であると

建て主である私は 心がふるえるほど

感動している…

ここに至るまで

二転三転 どころか 百転くらいしている

紆余曲折どころじゃなかった

 

私が土地探しを始めたのが去年の9月

インターネットで売り地を検索し

旭川市の地図を見てロケーションチェック

ここぞ!と思う物件を

当時は遠距離恋愛相手だった彼に伝え

彼は 仕事帰りに、 休みの日に

ことごとく回り、写真を送ってくれた

 

そうして決まったのが神楽岡公園近くの

プラタナス通りから一本入った傾斜地

土地の契約をしたのが12月の末

支払いを終えて発熱して

彼のベッドで寝込んだっけ…

 

家の設計は任せてほしい

そう言われて

次々と送られてくる設計図を

インテリアデザイナーの卵の次男と検討

どれもこれも素敵だったけれど

予算が…

札幌の建築士であり

彼の親友でもある若井さんに助言をもらい

最終案にたどりつき

彼が師匠と仰ぐ昭和木材の社長さんにも

協力をしていただくことによって

じょうほく建設さんが引き受けてくれることになったのです

 

滑りだしたアトリエ建築

その後も 決して順調なわけではなかった

同時に始まった結婚生活と

不本意ながら任されてしまった彼の食事療法…

そもそもが夫婦として確立されてもいないのに

事は進んで行くという不安

デザイン重視の建築士としての彼のこだわり

懐具合を考えずにはいられない建て主の私

当然 度重なる衝突は

夫婦としての危機にもつながりかねない状態で…

 

そんなこんなの苦しい過程を経ての

夢の実現だった

それだけに 今の思いは表現に余りある

関わった素晴らしい人たちへの感謝を忘れずに

入れ物にふさわしい

完成度の高い仕事をしたいものだ

力の及ばない部分は誠意と笑顔で補って…

 

     

女性オーナーにふさわしい外観

    

パリのエスプリを意識した さりげないトリコロール配色

    

21坪しかないのに空間を感じるのは この階段室の効果

    

傾斜地であることを逆手にとってスキップフロア

一階はプライベートゾーン

階段下の収納もありがたい

    

晴れ舞台となるキッチン

この家の収納は全てビルトイン

    

    

教室兼居間となる2階

右手奥は私の仕事場(書斎)

    

広い天板のデスク

本棚の上下は空間的に階段と繋がっている

したがって階段横の大きな窓からの景色が楽しめる

    

チャペルと神楽岡公園の森が見える

ちなみにアトリエの南側も なかなか景色が良い

    

曇り空で残念なのですが

山並みと 裾野に拡がる牧場の緑が見えます

 

ダ~リンからのメールに返信した

 

あの期待を数十倍上回るアトリエは

ダ~リンのお手柄だよ

こちらこそ素敵なデザイン ありがとう

 


初夏の雪…?

2010年07月07日 | a la carte (アラカルト)

早朝です…

相方がお休みなのでのんびり

 

2~3週間くらい前から

ワンズの散歩に公園に出かけると

淡雪のように白い物体が

大量に フワフワ フワフワ

まるで初冬の雪虫のような…

綿のように降り積もる

     

     

木が放出しているものらしい

ニセアカシアではないかと…

不思議な光景ではあるのだけど

雪と違って解けないから

網戸なんかについて

案外 やっかいかも…

     

 

   

 

2010年7月7日 

今日が 我がアトリエの完了検査日

焼き菓子のネット販売を考えているので

保健所の厳しい基準をクリアーできるように

必要なファシリティは揃えた

 

いつかは自分のアトリエが欲しいと思い初めて

10年近い年月

具体的に候補地選びをしたり

資料を集めたりすること6年…

夢が形になった

しかも個性的な新築住宅で…

家を建てる時

通常 予算より 1~2割は余計にかかりますよ

そう設計士の方から伺っていた

 

私の小さなアトリエは

小さいとはいえ 家としての

必須アイテムは全て揃っている

建築会社としては

37坪以上ないと利潤が薄いと聞く

たった21坪の、

でも 空間の広がりのある

スキップフロアの家を

引き受けてくれたのは

旭川市神楽にある若い会社・じょうほく

 

当初の設計図に

ウッドデッキ、 ワンズが滑らないフロア、

干し姫様(室内物干し)、 ワンズ用窓、

ダブルシンク、 トイレ用独立手洗い…

などなど 追加注文

結果的に 手が届く範囲の追加料金で済んだ

しかも そのうちの30万はエコポイントでカバー

 

消費税が 5%のうちに家を買わなくちゃ

とか思っていたけど

エコポイントという嬉しい助っ人が現れ

絶好のタイミングの住宅取得だった気がする

 

公の引き渡しは今日だけれど

格安で建築を引き受けていただくお礼として

オープンハウスにしますから…と

建築士の方にも じょうほくさんにも

申し出ていました

今日から1週間

じょうほくさんは最後のタッチを行うとともに

お客様や関係者にアトリエを見せるそうです

 

引っ越しは 15日になります

自分でデザインした家が

形になっていくのが至福だったと、 相方

実に目的にかなった使い勝手のよさそうな

素晴らしい家になりました

1000%の満足度です 

相方のセンスと熱意に  

ありがとうね…

 

小さなアトリエは

相方にとっても 私にとっても

夢の実現

相方の仕事は完成時点で終わり

今度は 私の出番

このアトリエに

夢を抱いて お菓子や英語や

その両方を学びに多くの人たちが

集まってくるように…

私が作るお菓子やケーキで

笑顔になる人がいますように…

私も笑顔で働きたい 

 

 

        お知らせ  

 

新築を考えている方で 希望の方がいらしたら

住宅のデザインを引き受けますと 相方が申しています

ご興味のある方 お問い合わせください

アトリエ見学も可能です 

 

じょうほく建設

旭川市神楽5-12ー1-11

0166 85 7373

担当 岡久さん

 


Fool on the tree... さくらんぼ仕事

2010年07月06日 | Food (たべもの)

早朝からカーテン外してお洗濯したのに

見事な曇り空… 

 

気を取り直して

大好きな場所に行きました

   ここはどこかと言えば…

   サクランボの木の上

  

右上に見えるのが隣家の物置だから

およそ2階の高さかと… 

    

相方に 『お転婆さん』(おてんばあさん

なんて悪口を言われたって

お菓子の材料が ごっそりあるのを見ては

黙っていられない

子どもの頃から 『山猿』と言われるほど

木登りが好きで

還暦まで数年を残す年齢となった今

ジムで鍛え上げた体と

相方につきあってのダイエットで

軽量になったために

肩の高さまである塀も ヒョイっと登れちゃったりする…

 

木登りも楽しい

摘果も嬉しい

そして収穫した沢山のサクランボ

     

     

およそ この籠 10杯分をゲット

で、 私には強い味方がいる

3年前 パリ エティエンヌ マルセルという

東京で言うなら かっぱ橋のような場所の

MORA という料理・製菓関係者の聖地で

購入してきた道具

     

サクランボの種取り道具

これが 最高にできた奴で

     

こうやってセットして

エイって

     

実は潰すことなく

見事に種だけがとれるんです

食べるよりもきれいにとれちゃうんですよ

 

大量にあったサクランボは

たくさんのジャムへと変身しました

       

 

豊かな気持ちになっています

赤くなったものから摘んできて

今度は タルト用に

うふっ 

   

 

 

     


祈り

2010年07月05日 | ふるさと 

旭川は夏は夏らしく暑い

でもね、 カラッとしていて素敵 

昨日・今日は終日 大忙しでした

お庭のサクランボで

大量のジャムを作っていました

その様子は後日…

 

6月の上京は

母の手術に立ち会うため

毎朝 ワンズとたっぷり散歩をしてから

病院へ通う日々

家事の心配もなく 

母と長い時間を過ごすことができました

 

毎朝の散歩で 毎度 手を合わせていた場所

最後の日は 雨で

ワンズは雨の日の散歩は嫌うので

一人で 出かけました

     

縁は 結んでもらったので

手を合わせていたのは

もちろん 健康祈願

母の健康と

相方の健康と…

     

     

この赤い鳥居…

次男の出産で東京の病院に入院していた時

幼かった長男・長女は

おじいちゃん・おばあちゃんと

あちこち お出かけしていたようで

後から送られてきた写真の中に

この鳥居をスラロームする

子供たちの笑顔があった…

どこだろう…って ずっと思っていた

22年の歳月の末に 謎が解けた

 

     

     

     

母が元気になって

旭川に来ることができるように

真剣に祈った 

相方が健康でいられるように

ついでに祈った … 

 

母の為に 買い求めたもの

    

 

広小路に出て

思い出がいっぱいのお店に寄った

上野広小路の甘味処の老舗

みつばち と みはし

母は みつ豆やあんみつは みつばちで

おしるこは みはしで…と 決めていたようだった

みはしには 粟ぜんざいがあるからかもしれない

雨で 涼しかったので みはし に決めた

     

           

甘いものを控えている相方よ…

私一人で ごめん…

 

後ろ髪引かれながら

幸い術後の経過の良い母を置いて

私の場所となった旭川に戻った

待っていてくれる家族がいるって

本当に幸せなことだと

しみじみ思いながら…

     

     

早いもので あれから一カ月

今 旭川では アジサイが咲き始めた

 


ウイークリーマンション

2010年07月03日 | a la carte (アラカルト)

今日は 涼しくて過ごしやすい一日でした 

相方がお休みだったので

寝具やら椅子やら家電やら

一緒にあちこち見て回りました

出費は嵩み 不安ではあるものの

自分の家が持てる、

しかも建築を学んだ相方のおかげで

予算の割には かなり素敵で

個性的な家が持てることは

やはり幸福…

(どんな家なのかは ↓をクリックしてみてください)

http://eo3.cocolog-nifty.com/blog/

 

家といえば…

上野に滞在したときに利用したのは

ワンコOKのウイークリーマンション

私的には 快適でした

     

     

     セキュリティはバッチリでした 

     

玄関入って右手にトイレ・洗面・お風呂

その反対側が 洗濯機とキッチン

そして奥が居間兼寝室

     

     

     

     

     ワンズが飛び乗るからグチャグチャ…

目の前は上野駅

     

このマンションの場所は

上野駅と首都高の間になるのだけど

窓を閉めていると 静かです

上野駅入谷口から徒歩4分

ワンズと宿泊して

一泊 一万円は高い気もするけど

ワンズと一緒に気兼ねなくいられる安心感は

何物にも代えがたい…

私的にはリピートありです

 

ちなみに…

食器や調理道具は 必要最低限のみ

消耗品としては

トイレットペーパー 2ロールと食器洗剤のみ

清潔なバスタオルとフェイスタオルあり。

調理道具はあるものの

短期滞在であれば 調味料など揃えるのは

後始末(一切置いていけない)を考えると ちょっと…

小さな容器に味噌、醤油、砂糖、塩、ダシなどを

持参するのが良いかと思われます

上野に詳しくないと食料品店を探すのは

相当 大変だろうと思われます

 

郵便局、 クロネコヤマトは近くにあるので(昭和通り)

便利です。

 


岩崎弥太郎と考える人

2010年07月01日 | ふるさと 

連日 雷がなり、 蒸し暑かったのですが

ついに雨が降って涼しい旭川です (←は、ないけど…)

 

母の手術の為に上京し

病院に通うかたわら

ふるさと上野をワンズと満喫

     

     

     

     上野からも見えるスカイツリー

     

最後の日は ワンズをペットホテルに預け

美術館に行くことにしました

 

西洋美術館にするか、 国立博物館にするか、

はたまた 小学生~高校生にかけて

よく通った科学博物館にするか…

 

パリでは休みと言えば美術館に通っていました

ルーブル、 オルセー、 オランジェリー、 マルモッタン…

足を延ばして ハーグ(オランダ)のマウリッツハイス

見たいものは見尽くした感がありましたが

西洋美術館には 多分 40年位行っていない…

上野っ子が それで良いのか!

 

というわけで 西洋美術館へ…

言わずと知れた ロダンの「考える人」があるところです

この建物 フランス人の ル・コルビュジェの設計

建築を学んだ相方と、 

インテリアデザイナーの卵の次男の影響で

「へぇ… そうなんだ」 位の興味を持つようになりました

 

     

この建物 世界遺産への登録申請中のようです

で、 西洋美術館は大規模な改築をするようです

興味のある人は早めに行かれることを お勧めします

 

では 「考える人」 3方向から

        

        

        

へぇ~ こんな顔していたんだ…

ちなみに これはお庭にある拡大バージョン

館内に オリジナルバージョンがあります

 

で、 実はあまり期待していなかったんだけど

意外と静かで そこここにソファなんかもあり

彫刻展示室からみる中庭も素敵で

もっとたっぷり時間をかけて見たかったかも…

 

ここにも 大好きなクロード モネがあるとは

一枚 オランジェリーとは比較できないけど

睡蓮の絵も展示してありました

見た瞬間 また ジベルニーに行きたくなりました 

ちなみに 写真は撮れません

ですので オランジェリーの壁画をご覧ください

     

            比較対象: 同じ下宿の仲良しスイス人 アーニャ

     

   

 

ミュージアムショップで ↑の便箋などを購入

 

次に 今話題の 岩崎邸に行きました

湯島に岩崎邸があることは子どもの頃から知っていました

が、 一般に公開されるようになったのは5年前から。

幻だった岩崎邸を見なくっちゃ!

岩崎弥太郎さんご自身は

ほとんど このお屋敷には住まわれなかったと

ボランティアガイドの方が説明していました

     

     

     

     

 

ため息がでるほど素敵でした~

見所が多いですよ、 我がふるさと上野は