春が近いのを感じさせる日没時間
そうだよね、
冬至から一月以上過ぎたのだから…
うわっ うわっ…
もうすぐ2月じゃん
2月と言えばバレンタイン
もう随分長いこと
『義理』のつかないチョコと
縁がなかったような…
でも
今年はちがうぞ~~~
とはいうものの
彼を太らせるわけにはいかないから
量より質で勝負しなくちゃ
パティシエとショコラティエは全く別のお仕事
リッツのじっちゃんシェフは よく言っていたよ
君たち お金を残したかったら
パティシエはやめて ショコラティエの修業をしなよ…って。
けどね…
シンプルなものほど ごまかしが効かない
テンパリングだけとっても
習ったけど 全く自信ないし…
大みそかの夜更けに
ショコラ・ショを飲んだショコラティエ
覗いてみよう
なんかヒントを得られるかもしれない
ボケボケ写真でごめんなさ~い
私のデジカメ 夜はどうもダメなんです
(っていうか腕が悪いだけなんですけど…)
Puissance というお店
チョコレート好きには たまらなく魅力的
今まで足を踏み入れなかったのは
リッツで 一週間チョコレート漬けになって
最高に良質なチョコレートを
毎日 頭痛に苦しむほど食べて
すっかり舌がこえてしまったせいかも…
高額だろうことを覚悟の上で
いくつか試食してみようと意を決めた
店内にはフランス語のラジオ放送…
ピスタチオ
確か これはプラリネ
ノワゼット
キャラメルとオレンジ
これ 私的に 一番美味しかった~
これもノワゼットのプラリネ
2つ買ったノワゼットの どっちかがサクサクだったけど
どっちだったか忘れた…
何しろ 次男と二人で食べ比べて
量が余りに少なくて
あっけなく口の中で溶けてしまったから…
本当に良質のチョコレートは融点が低い
だから口の中で淡雪のように消える
温度管理も大変だから
市販のチョコレートの大半が
植物性油脂を混ぜている
その油脂が食べ終わってからの
口の中の油っぽさになる
カカオバターを使ったものと
二つ並べて食べ比べれば
誰にでもわかる違い(詳細は↓)
お菓子も同様
融点の低いバターを使ったお菓子は
口の中に油っぽさが残らない
植物性油脂を使うと
食べた時の軽い食感とは相反して
飲み込んだ後に油っぽさが残る
で、 結局 私の結論
やっぱり買わずに作ろう
ヒントはいただいた
盗作にはならない オリジナルで
美味しいチョコレートになる予感…
こいつを彼女にして良かった…
そう言ってもらえるように頑張らなくっちゃ
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カカオバター (ココアバター) | カカオ豆に含まれている油脂分のことです。普通の植物油脂に比べ、融点が約28℃と低い為、カカオバターの含有量が多いほどまろやかになり、 チョコレートの口溶けの良さを左右します。 |