いよいよあと少しで今年も終わります。
今年のカレンダーを片づけながら思い出しました。
これを飾ったときには仕事もなく
これからの暮らしへの不安で潰されそうだったこと…
たくさんの方々に背中を押してもらって
ここまで来れたことに深く感謝しながら
娘の彼氏に贈られたパリのスイーツのカレンダーに
取り換えました。
とてもきれいです
朝から台所で(キッチンと呼べるような素敵な場所では 残念ながら ないのです) おせちを作っていました。
家族全員が一緒に暮らしていた頃は 17品目位を2日がかりで作ったものですが、 子供たちが社会人になり お正月も仕事だったり 友達と出かけたりなので 本当に好きな物しか作りません。
私が忙しくしているうちに 長女と次男が障子を張り替えてくれました。
なにしろ北海道には存在しない障子
どうやって張り替えるんだろうと説明書を眺めながら試行錯誤
ワンコ達は終わるまで幽閉しておかないと…
きれいになって明るくなりました。
ありがとう!
農家の子供たちはよく働きます
うちは町から12km離れた場所にありました。
だからスクールバスで帰宅したら
もうクラスの友達と会うことはできませんでした。
どこかに行きたい、 部活に行かなくては、
と言う場合には 親に送迎を頼まなくてはなりません。
その親は年中無休の仕事についている。
親を手伝って仕事が早く終われば
自分も早く送ってもらえる
忙しい母親に何かを頼むなら
彼女の負担を軽減してあげないと…
そういう発想は小学生の頃からもっていました。
だから中学生になったころには
殆どすべての仕事をこなせるまでになっていました。
私たちが住んでいた町では
アルバイトを雇う時にも農家の子は重宝されていました。
やればいい…ではなく、 終わらせなければという
プロの気持ちを理解していたからです。
何不自由なく育ててもらった私にとっては
子供に仕事を手伝わせるのは辛いことでした。
でも、 今 子供としては辛かったかもしれないけど
常に親の仕事を見て、 手伝って育ったことは
本人たちにとって大きくプラスになっていると実感します。
いまだに親子が仲良いのも 苦楽を共にしてきたからだと
思っています。
私の財産はなんといっても3人の子供たちです。
彼らが誇りに思えるような生き方をしないとね。
年末ですし、 子供自慢もお許しくださいませ…
一年間 たくさんの励ましのお言葉をありがとうございました。
来年も どうぞよろしくお願いします。
2009年が、みなさまにとって実り多き一年でありますように…