「日本SF展」が世田谷文学館で開催中ということで行ってきました。
SFとは、サイエンスフィクション。
いわば空想科学小説のことです。
小学生時代、ヴェルヌをはじめ寝るのも忘れてSF小説を読んでいました。
SF全集を買ってもらい、宇宙や地底、海底・・・空想の中に浸っていました。
星新一、小松左京、手塚治、筒井康隆、真鍋博・・・日本のSF界を代表する方々の紹介が自筆原稿、写真、ビデオなどで紹介されています。
特に、真鍋博さんのイラストは、小学校時代に読んだSF全集の挿絵に入っていたため、本当に懐かしく見入ってしまいました。
また、世田谷文学館は初めて訪れたのですが、なかなかモダンな建物。
入口横には池もあり、奥にはカフェ「どんくり」。
京王線芦花公園から徒歩10分の閑静な住宅街の中にあります。
今から40年前にTBSで放映された「猿の軍団」の映写もありました。
小松左京、田中光二、豊田有恒という日本を代表するSF作家三名が取り組んだ原作を円谷プロで実写化したもの・・・。
30分番組2本を視聴することが出来ました。
結構笑ってしまいました。
ハリウッド版の「猿の惑星」の日本版という感じですが、きっとどちらかがコピーしたのではないでしょうか?
また、この映写のトレーラー部分で紹介されていた円谷プロ作品に驚きました。
ウルトラマンシリーズ、怪奇大作戦、マイティジャックだけではなく、実写とアニメを組み合わせたもの、恐竜時代を描いたもの・・・その多様性にびっくりした次第です。
「恐竜探検隊ボーンフリー」
「アイゼンボーグ」
「恐竜戦隊コセイドン」
「ジャンボーグA」
「ファイャーマン」
「電光超人グリッドマン」
「緊急指令10-4 10-10」
「スターウルフ」・・・
ここまでくると、なかなかの円谷オタクです。
暑い夏の日、昔の特撮ヒーローものを見るのもなかなかオツかもしれません。
出口付近には、写真撮影可のスポットがあり、日本を代表するヒーローやキャラクターが見送ってくれました。
わたしの好きな岡本太郎さんの代表作「太陽の塔」です。
懐かしいなあ、大阪万博。
エアコンもしっかりきいており、クールシェアには最適な避暑地ではないでしょうか?
同時開催されている常設展もなかなか良い内容でした。こちらもぜひ見ていただきたいお奨め展示です。