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比治山スカイウォーク・・・バブルを感じさせる近未来の動く歩道、エスカレータ 広島市の税金が投下され続けています

2025年05月12日 | まち歩き

JR広島駅から徒歩圏の「比治山スカイウォーク」。

長い長い動く歩道とエスカレータで出来ています。

商業施設イオンの横からスタートする比治山スカイウォーク。

市議会でも問題になったことがあります。

比治山を登っていきます。

テーマパークのアトラクションのようです。

でも、がら~ん・・・ほとんど人が乗っていません。

未来都市のような、とても不思議な空間です。

広島市内の小高い山、比治山の頂上まで行く動く歩道とエスカレータ。
37.5メートルの高低差をアクセス。
平成10年に17億円の税金を投入して完成しました。

いまだに、動いています(笑)。

「車いすの方はインターホンで係員を及びください」というアナウンスが流れています。

当初から車いすやベビーカーのことは全く考慮されていない公共施設もいただけません。

さらには、毎年毎年2000万円の電気代、メンテ代がかかるとのこと。

この「比治山スカイウォーク」も老朽化が進んでいます。

メンテナンスのコストも、これから更にかかってくることになります。

一人乗っただけでもスカイウォークは動き、電力を消費します。

比治山のテッペンには、広島市現代美術館とまんが図書館。

文化や芸術は大切なものとは言え、このスカイウォークや現代芸術、マンガというのは、いかがなものでしょうか?

すべて税金で運用、メンテナンスされています。

バブルの遺産・・・。

やめたくても、やめられないスカイウォークです。

古代ローマ帝国の末期を彷彿させます。

パンと見せ物(サーカス)の現代版とも言えそうです。

学校に行けないこどもたちや障がいを持たれた方々、貧困にあえぐ家庭、こども食堂、フードバンク、DV対策などへの支援の方が優先順位が高いと思います。

今日も比治山スカイウォークは、粛々と動き続けます。


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