JR広島駅から徒歩圏の「比治山スカイウォーク」。
長い長い動く歩道とエスカレータで出来ています。
商業施設イオンの横からスタートする比治山スカイウォーク。
市議会でも問題になったことがあります。
比治山を登っていきます。
テーマパークのアトラクションのようです。
でも、がら~ん・・・ほとんど人が乗っていません。
未来都市のような、とても不思議な空間です。
広島市内の小高い山、比治山の頂上まで行く動く歩道とエスカレータ。
37.5メートルの高低差をアクセス。
平成10年に17億円の税金を投入して完成しました。
いまだに、動いています(笑)。
「車いすの方はインターホンで係員を及びください」というアナウンスが流れています。
当初から車いすやベビーカーのことは全く考慮されていない公共施設もいただけません。
さらには、毎年毎年2000万円の電気代、メンテ代がかかるとのこと。
この「比治山スカイウォーク」も老朽化が進んでいます。
メンテナンスのコストも、これから更にかかってくることになります。
一人乗っただけでもスカイウォークは動き、電力を消費します。
比治山のテッペンには、広島市現代美術館とまんが図書館。
文化や芸術は大切なものとは言え、このスカイウォークや現代芸術、マンガというのは、いかがなものでしょうか?
すべて税金で運用、メンテナンスされています。
バブルの遺産・・・。
やめたくても、やめられないスカイウォークです。
古代ローマ帝国の末期を彷彿させます。
パンと見せ物(サーカス)の現代版とも言えそうです。
学校に行けないこどもたちや障がいを持たれた方々、貧困にあえぐ家庭、こども食堂、フードバンク、DV対策などへの支援の方が優先順位が高いと思います。
今日も比治山スカイウォークは、粛々と動き続けます。