書斎の机の整理整頓をしていると、珍しいものを発見しました。
能率定規・・・のうりつ・じょうぎ。
産能大学編 内田洋行製
まだPCが普及していなかった時代に、業務改善や事務改善のために使用した定規。
手書きで紙の上に描くためのテンプレートです。
事務手続分析、コンピュータのプロセスチャート、帳票設計、オフィスレイアウ ト、統計図表、組織図などを分析、デザインするときに使用しました。
産能大学(現在、産業能率大学)の三沢仁教授が、1957年に設計して世に出されたもの。
敗戦し焦土となったこの国・・・高度成長の坂を駆け上がり、坂の上の雲を目指した魂、根性、勤勉 が詰まった日本人のテンプレートです。
昭和の香りのする能率定規・・・小職の宝物の一つです。