能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

70歳まで働くということ・・・一億総活躍社会、働き方改革・・・働きたい人にとっては実に良い環境になりました

2021年11月15日 | マネジメント

高齢者雇用安定法が改正されて、企業は65歳までの雇用義務、70歳までの雇用努力義務が課せられるようになりました。

60歳以降、会社は再雇用、定年延長、定年廃止などの人事労務面の対応をしなければなりません。

働く人は、再雇用、独立開業、ボランティア、引退など複数の選択肢を選ぶことが出来ます。

 

少子高齢化、人口減少のために、おじいちゃん、おばあちゃんまで駆り出される時代です(笑)。

まさに、国家総動員です。

一億総活躍社会、働き方改革・・・働きたい人にとっては実に良い環境になりました。

 

死ぬまで働かせるのか!という人たちもいます。

高齢労働者の転倒事故などの労災も増えているようです。

若い人たちからは、「老害」と揶揄されたりもします。

でも、働くことは社会との接点が生まれ、賃金まで獲得できる、そしてボケ防止にも繋がります。

結婚式のおっさんの長いスピーチではありませんが、「働くことは、端の人を楽にすること」。

利他・・・世のため人のため社会のために貢献するという意義は、生活を持続的に続けていくということと同じくらいの価値があると思います。

65歳のおじいちゃんになったら、4勤3休、週休3日、モバイルワーク、シェアオフィス活用、1日5時間労働といった働き方ができたらなあ、と考えています。

 

誰でも、将来、シニア、シルバーと呼ばれる日が来ます。

そのためにも若いうちからの準備が必要です。

マネジメント学者のドラッカー博士も、言っています。

「個人の働く期間が、企業の寿命より長くなった。

複数の企業で働くことが必然となってきた。

そのためには、準備と助走期間が必要だ。」

 

できれば、瀬戸内寂聴さんのように、生涯現役を貫きたいものですね。


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