能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

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労働基準監督官採用試験 「働き方改革」これからさらに将来性のある安定した仕事だと思います 正義感と現場行動力

2020年03月19日 | マネジメント

駅貼りのポスターに労働基準監督官採用試験の告知がありました。

国家公務員の採用試験をPRとは、ちょっと珍しいです。
厚労省も優秀な人材を確保したいんでしょうね。
 

日本の全国6000万人の労働者を守るという高貴なミッションを持った仕事。
監督官は、法に基づき逮捕もできる司法警察官の権限も有しています。
電通事件をきっかけに、大企業の労働者の過労死防止、長時間労働の回避のために、東京と大阪の労働局には「カトク」が設置されています。
 
労働基準監督官・・・試験の難易度も高く地方公務員上級試験のレベルだそうです。
 
受験資格は、基本、20歳~30歳。
試験科目は、労働法、憲法、民法、経済学など多岐にわたります。
倍率は、7倍以上・・・難関です。
法学部で開講している労働法の授業は基礎の基礎ですので、このあたりをマスターしようと思うと予備校に通う必要があるんですかねえ。
 
面白いのが、法文系と理工系に分かれているところ。
工場やIT企業など理工系の専門知識を求められる労働分野もあり、理科系の監督官も必要なのだと思います。
 
働き方改革関連法が始まった今、まさに旬な仕事だと思います。
高い志と使命感、現場での行動力のある若者たちにチャレンジしてほしい仕事。
法学部に通っている学生、特に女性に向いてる仕事だと思います。

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