能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

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広島市は「針」の街じゃけん!広島針の国内シェアは、なんと9割!がんばれ!ニッポンの中小企業

2022年01月27日 | マーケティング

広島市西区横川に、「針」の会社がたくさんあります。

和裁、洋裁、刺繍などで使われる「はり」です。

調べたところ、広島「針」の国内シェアは、なんと9割。

縫針が100%、待針が97%で国内トップ、家庭用ミシン針がシェア49%で2位。

1日あたりの生産量は75万本。

広島での全生産量の73%が海外に輸出されているとのこと。

地味な針工業ですが、なかなか頑張っています。

300年前の江戸時代、広島藩主の浅野氏が長崎から針職人を呼んできたところから、広島針の歴史がスタートしました。

洋針の進出、アジア諸国の低価格の針などの脅威の中、広島の針工業は創意工夫、経営努力で持ちこたえてきました。

ホント、凄いことだと思います。

ニッポンの独自の技術力を持つ中小企業・・・世界に誇れる産業群だと思います。


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