能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

省エネの独学で財務分析、経営分析の基本をマスターする方法 経営分析、財務諸表を効率よく学ぶための2冊

2021年01月09日 | マネジメント

若い人からよく相談を受ける質問が、「どうやったら、経営分析や財務諸表が分かるようになりますか?」。

簿記の基礎知識があれば、財務3表や経営分析の理解も早いのですが、別に仕分けや勘定科目が分からなくても大丈夫です。

 

昔は、大学の先生方が難しい本を出して、財務アレルギーの人がたくさんいました・・・小職もその一人です(笑)。

でも、時代は進化し、今ではビジュアル本で、効率的に、短時間で経営分析、財務諸表の基本をマスターすることが出来ます。

いい時代になったものです。

未来、将来を扱うファイナンスは難解ですが、過去を取り上げるアカウンティングは結構楽勝です。

 

さて、どこから手をつけるか?

 

まずは、決算書を読むことや経営分析や財務諸表が苦手な方は、次の2冊をお読みください。

かなりクリアになると思います。

2冊合わせても2300円・・・土日で集中すれば2日間で基本をマスターできます。

「100分でわかる!決算書分析超入門2021」

佐伯良隆著  朝日新聞出版  1100円+税

カラーでビジュアル・・・しかも143ページ・・・読みやすい本です。

著者はハーバードのMBAホルダーでグロービス大学院の教授。

最初の12ページを読むだけでも、BS、PL、キュッシュフロー計算書の理解が大幅に進みます。

「超入門」を読んだら、次はドリル本です。

「書いてマスター!財務3表実践ドリル」

国定勝則著  日本経済新聞出版  1200円+税

財務3表一体理解法で有名な著者が作ったドリル本です。

しかも、わずか99ページの薄い本です。

クイズ風の問題、エンピツで書き込みながら進めていきます。

簿記の基本の基本から、BS、PL、CSの基本を一体的に理解することが出来ます。

 

継続は力なり・・・この2冊をベースとして、上のステージに向けた勉強を積み重ねていくといいと思います。

あとは、有価証券報告書や週刊ダイヤモンドの会計特集で各社の財務分析、経営分析をし続けることにより、リアルなチカラを獲得することが出来ます。

がんばれ!この国を支えていく若きビジネスパースンたち!


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