in the heart side・・ヒトツバタコ

いつもその時の出会いを大切に・・

万物の霊長

2009-05-18 08:31:05 | Weblog
昨日は、義父の忌明けと納骨だった。

お骨は、骨壺ごとではお墓に入らないので、そのまま骨ごと入れるかあるいはさらしの布で簡単に袋を作り、その中に骨をいれて収めるのがいいと聞いた。

なぜにさらしかというと、綿で出来ているから骨と一緒に腐り、土に帰るからとう。ナルホド・・

そのまま墓の中にザーっとではちょっと抵抗が・・裁縫は得意でないが袋くらいれる。形はできあと紐を通すのにハタと考えた。体裁考え、綺麗な色の紐を通しただが素材は・・ポリエステルこれではダメだ。

つまり自然に帰るのだから自然のものでないといけないのである。
さらしを細く裂いて紐を作り完成です。

昨日はあいにくの天気だったので、法要終わるとすぐに骨壺から袋に骨を入れて堂からトコトコと墓まで歩いた。私の手の中にあるのは、かつて私と話をし、確かに泣いたり笑ったりしていたおじいちゃんの残骸である。

手の中にある”物”を見ながら人間の生きること、死んでからのことを思った。

万物の霊長である人間はやがて腐って土に帰るのだと・・・今健康であろうと、パーキンソン病で苦しんでいようと、金持ちであろうと、貧乏であろうと・・人格者であろうと、犯罪者であろうと・・

折しも、車中に神戸に住む長男から電話がはいった・・”新型インフルエンザが原因で一週間大学が休校になった”と。

政府あるいは、その関係者は、水際作戦とかで本当にウイルスを日本に持ち込ませずにいられると、考えたのだろうか・・だとしたら

人間は生物・・動物であることを忘れていけないと思う。
人間だけが生き延びられるはずがない。
ウイルスの感染を最小に留める努力は、必要だが無菌にするより雑菌と共生できるような免疫力をつけるべきなのでは・・

かく言う私もいつ、新型インフルエンザにやられちまうかわからないけど、この騒ぎが治まったらマスコミ総出で人間の生きる道を考え直した方がいいと思う。

万物の霊長なる人間様のあるべき姿・・そんなこんなを思った一日でした。


コメント
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