in the heart side・・ヒトツバタコ

いつもその時の出会いを大切に・・

ジェットコースター

2009-03-20 17:38:10 | Weblog
私には死んでしまう前にやっておきたいことが、いくつかある。
その中の一つ・・長島スパーランドのホワイトサイクロンというジェットコースターにもう一度乗りたいということがあった。

この年になって人が聞いたら何てことをと思うかもしれない.と思いつつ、親しい友人誘っても皆返ってくる返事は同じ・・”私は、お金もらってもいかんよ!”
仕方がない・・頼めるのは夫しかなく、くどいくらい言い続けていたらやっと重い腰をあげてくれた。ホントに気の毒だと思う。いつもいつも最後にたどりつくのは夫だ。

夫は大の高所恐怖症・・一緒になど乗ってくれぬから勿論一人で列に並び、そのうちホントに心臓バクバクになってきた。きゅうにオフになったらどうなるんだろ?頭をかすめたけど”ええい・・これでなんかなったら本望だ!”と思い直した。

一人で乗るなんて私しかいなくてあとは若いカップルばかり・・みなさんの邪魔にならぬように、一番後ろの席にすわった。

ガタン・・ガタン・・段々上りつめていく。胸ドキドキから心臓ドックン、ドックン。

眼下に伊勢湾・いい眺めではある。

ゴォー!!という音とともに

ついた時は鼻水と、ヨダレでめったんこの顔になっていたと思う。
でも面白かったぁ~!

あと二つほどのアトラクションに夫でも平気なものに乗り、もう一つ”お化け屋敷”に・・

これも絶対にいやだと言い張る夫残し一人で行くことに。
でも急にすくんだりしてこけるやもしれぬと思い、前歩く二人連れの高校生くらいの男の子に頼みこみ洋服のすそをにぎらせてもらいついて行くことにした。
我ながら、凄い図々しさだと呆れるけど、これも夢叶えるためには仕方なしや・・

文句なしに楽しかったです。
何事もなく過ぎたから言えるかもしれないけど、やはりやりたいことは諦めずやってみるのもいいかも・・夫が聞いたら”誰のおかげか考えろ!”と怒鳴られそうだけど・・私だって一人で行ければ行くざんすと心の中だけで反論しておいた。

マグの板で私のことをおじいちゃんのことでさぞ忙しかろうと心配してくれる方々に言い訳ですが、これは以前に書いてとってあったものです。でも今読み返してみても、私らしいと思い更新しました。こんなことして遊んでいる私を友人達は皆、呆れています。
でも私は、やっぱり病気でもできるうち、やれるうちどんな小さなことにもワクワクドキドキしながら毎日暮らしていきたいなと思っています。

悲しいこと、嫌なこと、悔しいこと、嬉しいこと、楽しいこといっぱい感じながら暮らしていきたいと思う。

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意外といいかも・・

2009-03-17 17:56:51 | Weblog
ネット上である特定の商品を薦めるのはどうかと思うけれど、これは意外といいかも・・と思いご紹介です。

ホントにこの会社の回し者でもなんでもありませんので、ここにお出での方の自己責任ということでお願いします。
この夏ず~っと下痢にに悩まされていた。
下痢も嫌だがP病の症状でもある便秘もやだ。
薬は腸から吸収されるとのことで、どちらにせよ正常化できぬかと思っていたところ、やはり懸念通り今度は便秘だ

下剤も嫌だなと思っているところに、目についた”モリモリ スリム”なる代物。
10日使って効果なければ返品してもいいそうな

早速手配して飲んでみるとすこぶる調子が良い。

私に良いだけかもしれぬとは、思いつつ便秘に悩む人に教えたくてウズウズ

一度お試しあれ

でも・・でも・・効果なければ早めに返品を。(大きな声では、言えないけれど我が家の娘・・こんなにテキメンに効果でるとは、お茶っ葉と言いながら下剤でも入ってないかと、この会社の人が聞いたら訴えられそうなことを言います。そんなこんな皆ひっくるめて、試してみてくださいね。)

追伸

モリモリスリムを検索したら娘が言っていたこととおんなじ事が書いてあるじゃあ~りませんか!考えることはみんなおんなじじゃやっぱり何事も自己責任ですね。
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今の私にできること

2009-03-14 16:51:59 | Weblog
”若壮年P病患者の会”を立ち上げるべく皆さんが、熱く論戦してみえる。
私も主旨に大賛成である。関係されるかたには、心から応援させていただきたく思う。

”今の私にできること”・・・なんだろう?

”考えてばかりいると日が暮れちゃうよ”ってどこかに書いてあったよなあ・・

どんなことにも負けず突き進むもみじさんって、どこからあんな"力“わき出るのか・・・
事の是非は別にしてあのバイタリティには脱帽です。
ただ正直、自分に関わってくれる人の意気をもう少し汲むべきとの思いはありますが。

”他山の石”という言葉を思い出し、わが身を振り返るいい機会になったことも事実。

今回、もみじさんの提唱には、自分の思いとは少々異なるため参加させてもらう気持ちはなかった。
けれどその後を引き継がれたsophyaさん達のご苦労を思うにつけ何か、お茶出し一つでもお手伝いできぬかと参加させてもらうことを決めた。

出かけるに多少の不安もないと言えば嘘になるが、きっと得るものも多いと今から楽しみです。
まだ見ぬ新しい友人との出会いがきっとあると思う。

会の開催に尽力される全ての方に感謝しています。
そして、当日お会いできる方にどうぞ、宜しく!

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おじいちゃんのこと

2009-03-06 09:06:56 | 日記
家のおじいちゃんを見ていると、つくづく人というのは、それぞれに持つ寿命を全うするように何かしらの”力”が働いているように思えてくる。

肺炎起こし、”いつ何があってもおかしくない状態です”と、言われ息子達にすぐ会いにくるように伝え、夫の兄弟にも今までの確執を水に流し会いにきてもらった。けれど明後日に退院するほどに持ち直しすことができた。先日、お会いしたご住職が”用意周到の間は大丈夫なものです。”と言われたがホントにそのとおりかも・・
おじいちゃんの生命力に、生きているかぎり”生きなきゃいけない”とまた教えられたようだ。

娘が余程可愛いのだろう・・”試験が終わったから、会いにきたよ。試験頑張ったよ”と娘が声かけるとおいおい泣きながら”。。ちゃん、万歳!”とまたわけのわからぬこと言いながら喜んでくれ、持って行ったアンパンまで食べた。

細い腕に点滴しずめなために手の甲は、黒ずみ血がにじんでいる。
身体は本当に硬くなり海老のように曲がって、首は後ろにそってしまって・・

それでも”辛い”とか聞いたことがない。
正直、私はパーキンソン病という厄介な病背負い少し死生観が変わってきた。
おじいちゃんを見ていて、自分にだぶり”神様というものがホントにおられるのならもう勘弁してあげてください。”と思う時がある。もう十分頑張った人生だとほんとにそう、思う。

おじいちゃんのことを、”かわいそうだ”と言われるたびにむかっ腹がたち、”そんな言い方しないで。"と誰構わず言ってしまう。

かわいそう・・気の毒な様・・気の毒とはどういうことだ。
文字通り気の毒になる人はいっぱいいる。けれど、一生懸命に生きて今まだ、懸命に生きる人に対して使う言葉でないと思う。

人は一人では生きてはいけない。
最後に残るのは、キザなようだけど”無償の愛”ではないだろうか・・
それってやはり無償のものを与えた者にもどってくるような気がする。

今、おじいちゃんに私達いや、私ができることは何もなくただ心を寄せることくらい。

おじいちゃんは、出会ったころから今に至っても本当にいろんなことを私に教え続けていてくれる。
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卒業式

2009-03-02 08:06:33 | Weblog
今日は娘の高校の卒業式である。

思えば3年前、彼女が高校入学するとき”これから3年間、お弁当を作ってやることができるだろうか・・?”と嬉しさよりも不安が大きかった。

まして私の迷い(?)がそのまま、彼女に通じていたんだと思う。
ただでさえ、感受性の強い子だ。
過呼吸、片頭痛・・と保健室ばかり行っていた。
養護の先生からは”不真面目”と、言われ、担任からは”こんなに生徒なのに気を使う子は初めてだ・・”と、言われた。

私が、自分の丈を知り、少し色んなことに自然体でいられるようになって暮らすようになると、私に対しても接し方が違ってきた。

と、言ってもまだまだ子供・・私の心の闇などわかりようはずもない。

私が、少しでも若く見られるように、元気そうに見られるようにお化粧から洋服にまでチェックがはいる。

あの子が”卒業式に来てくれ"と言う。薬の著効のおかげでまだ病気を見た目隠せるからと思う。
あの子なりに元気そう(?)な"お母さん”と一緒に写真を写しておきたいという願いがあるらしい。

昨日、お寺のご住職の前でふか~いオフになり、夫に靴を履かせてもらいご住職にまで手を貸してもらいやっと帰れた私である。

正直今日の卒業式はちぃと怖い。

でもいろんな思いから、私も卒業したい、すべきと思う。

今朝早くメールくれたMさん・・ありがとう。私もあなたのように堂々と生きていきたいと思う。

今日はとてもいい日

卒業したら、また入学・・そんなこと繰り返して花が咲き、曲りなりにも自分の種子が残せるのかもしれないな・・とフトそんなこと思った。

ささ、行ってくるべ!!


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3月・・弥生

2009-03-01 07:47:40 | Weblog
2月は、毎年心チクチク(今年はじい様達の無事を見て安堵したが・・)、3月は心ソワソワ・・

もうじき、サクラの季節。

桜・・サクラ・・さくら・・この言葉だけでもう何だか胸がキュンとしてくる。
桜を見て、私の1年がまた始まるって感じ。私にはお正月のようなものである。

私の住む街で桜の名所があり、毎年暇があればそこに一人で行く。

そして1年を振り返り、涙することもあれば、今の無事を感謝することもある。

昨年は、大事な方が病床に伏しておられ、つくづく私とパーキンソン病との生き方を思った。
今年は、サチも逝き、今お爺ちゃんが強い生命力でもって退院を迎えることにができたことや、私の心に大きな存在感持つ人との出会いやらまたまた思うこと一杯だ。

はてさてその桜が散ったころに、若年の患者会発足に向けて第1回目の会議がある。
尽力されておられる方々のご苦労を思うと、自分にできることはなかろうかと自問の日である。

ホントにリーダーの資質ない人間が上に立つととんでもないことになる・・という良い例が今の政局にあらわれていると思う。

パーキンソン病・・良くも悪くも私の人生の決定要因である。

今年も3月、弥生の季節迎え、また1年ガンバろって思う。

今年私の桜見物にお付き合いしてくれるのは誰だろ?

桜,さくら・・弥生の空に見渡す限り~♪・・待ち遠しいなあ

おっと・・その前に桜満開の報がこなきゃいかん。8日に桜満開になりますように・・・せめてもの母心です。

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