年の暮れに想う

長いようでやはり過ぎてしまえば、あっという間の１年だった。

アップルの方々に憧れ（？）、メーリングリストに入れていただき、ただメンバーの方に会いたくて東京へ・・秋山会での不手際から友の会の方に誤解招き退会。

いろんな方との出会い、別れがあった１年だった。

この場にて拙文書かせていただくことで自分を振り返りはしたものの、いまだ反省の域から出られない自分を歯がゆく思う。

パーキンソン病は、いろんな方が言われるように恐れるに足る病気でないかもしれないが、やはり難病である。
正直、厄介で過酷な病気と思う。
今更それを嘆くつもりは更にないが、私自身今までのスタイルで生きていくのは無理がでてきたようだ。

前向きに工夫することが必要・・・

自分がいかにこの病気について無知で、また自己を確立していなかったかを思い知らされた・・

来年はもう少し一歩前に出たいと思う。

"バタコさん、Going My Way だよ。”と言ってくださったＧさん。お恥ずかしいけれどその My Way　が何の事やら分からない始末で・・

兎にも角にも無茶苦茶走った１年がもうすぐ終わる。

暫くブログ書くことをお休みしたいと思います。

いつも読んで下さっていた方へ・・

本当にありがとうございました。
目には見えぬけれどいつも、応援していただいていること伝わり、どれだけ力いただいたかわかりません。
また、再開したときには、反省文に留まらないものをお見せできたらとの思いはあるのですが・・なかなか人間一皮向けるのは至難とも気づきました。
懲りずにまたお付き合いいただけたら嬉しく思います。

最後にこの１年の私を象徴するかのような文を皆さんにもご紹介したいと思います。そして私と同じところにいる方々へ・・一緒に頑張りましょうね。

"私は、挫折感から立ち上がるのに死ぬ思いで頑張りました。貴女は、何かと言うとすぐ過去に帰ります。先を見詰めるように言い続けたのです。・・・しかし、前を向いていません。・・貴女の価値をどうして他人の評価で決めるのですか。自信を持ってください。”

"先ず、自分の力で頑張って！！するとある日"私変わったな～”って感じる時がきっとくる・・”

来年は自分の外に目を向け明るくいきたいと思います。

年の暮れから年初めにかけてとてもとても寒くなるそうな・・
お互い体調管理に気をつけましょうね。

どうぞ、良いお年をお迎え下さい。
来年もまた宜しくお願いします。

また元気にお会いしたく思います。
本当にありがとうございました。

従容

クリスマスの喧騒も終わり今度は新しい年を迎える準備が始まる。

日々淡々と過ぎていく中に自分なりの記念日ができていくのかもしれない。

一昨日、私にとってとても大事な人に再会した。

何度も"従容”という言葉を口にされた。そして・・

"自分のことばかりでなく、人のことを考えられる人になれ”・・と

"皆の役になる人になってほしい・・そのために早く自分を克服しなさい”・・と

５０越したおばさんがお恥ずかしい限りの話である。

"自律と自立"・・耳にタコあたるほどに言われ続けられた。

いつか、”まあ、ましになったかな”と言われるような人間になりたいです。

私らしくＰＤと共に生きる道をもう一度ゆっくりでいいから考えてみようと思う。

これも私の大切な人から・・

"人生の中で生まれることも死ぬことも意味はない。
意味があるのはいきている間だけである。

残されたものにできることは、その人が生きていたことを記憶していくこと。

死んだあとの涙は・・・もう聞こえない。”

いろんな考え方がある事と思う。

私達はやはり生かされている・・

試練も与えられる・・

薬の飲み方一つとってみても友人から"自分に合う飲み方実験してみなよ"と今更言われる始末・・

"生きる”という確固たる信念をもつこと・・これが貴女へのアドバイス

・・・ありがとうございました。

今年のクリスマスは、私にとり忘れられないものになるだろう・・

クリスマス・イブ

私の中では、幸せの象徴のような・・クリスマス・イブ・・

今年はなんと末娘もお泊まりでお出かけとやらでナント、、今や寄ると触ると喧嘩
になる中高年二人だけのおっとろしい聖夜となる気配・・

本当に月日の流れを思う。

可愛いコブタ3匹が、いつも私の回りにくっついていた頃はケーキ焼き、部屋の飾りつけ、プレゼントの用意とウキウキワクワクの日だった。

でもこれでいいのだろうな・・・

それぞれが幸せな時を過ごしてくれるようになるために、私達は彼らのため、自分達のために同じ時を過ごしてきたのだと、今本当にそう思う。

昨日、仕事中にオフになり・・

常日ごろ、ひょっとして嫌われているかも・・と危惧していた方と一緒だったので余計腹くくりもう私そのもので対峙させていただいた。

返ってきた言葉は・・”私からは何も言わない。けれど、せっかくいろんな意味で恵まれた環境の仕事だから、貴女が強い気持ちで前向きに続けたいということであれば、協力は惜しまない・・”というものであった。

"回りの方の協力なしでは、やれません。ありがとうございます。”というのがやっとだった。

人の善意や好意を素直に受けるというのは、簡単そうでなかなか難しい・・そうでない人もいるかと思うけど、私にはそう・・それ以上でも以下でもなくただ”ありがとうございます”で受け入れる術を身につけることが、これからの私にはとっても必要なことと思う。

今年もワクワクドキドキのクリスマスにやはりなったか・・何人かのサンタさんに出会えた幸運を思う。

事実は事実として受け止め、私のまわりにある善意や好意を当たり前にせず、かといってこの病を得た自分を、自分自身が慈しんで私の回りの人の人生巻き込みはしても台無しにすることないようにしたいと思った日でした。

今日も一日良い時もてるといいですね。

大切な一日！！

おはようございます。・・・クリスマスバージョン第2弾

ワクワクドキドキ求めているのに、昨日は最悪・・

午前中は台所のワックスがけまで順調・・
薬飲み忘れたのがいけなかった・・いまだかつてないオフ

まあ・・3時間近く棒に振ることに。

これもドキドキと言えば言えなくもないが・・

いい年して浮かれ気分でいるのがいけないのかもと思うけど、そんなことには負けましぇん。

今日もやなことは忘れてラジオからのクリスマスソング聴きながら、仕事に行ってきま～す。

もうこうなったら何もかもありで全て楽しんでいこうと思う。

先日の受診時、先生に”私って一体どんなふうになるんでしょうかねえ?”と聞くと・・ナント”どうもなれへんて・・”という返事。
まるで夫と話しているような答えに唖然としつつも、先生の気配りがありがたいと思った。

今日はどんな日になるかな・・？いろんな意味で楽しみましょう！！

皆さんも良き日お過ごしくださいね。と

サンタさんからの贈り物

(今日から暫しクリスマスバージョンで・・）

私は、昔そう、子供の頃より一年のうちで正月よりもお誕生日よりも何よりも”クリスマス”が好きだった。

キリスト様や信仰とか無縁の本当に無邪気な子供心である。

我が家はけして裕福な生活でなかったけれど、母が学はないけど子供がすべてという人で何の信念もないまま、子供が喜びそうなことを年中行事として欠かさずやってきてくれた由縁だと思う。

私は5人兄弟の末っ子だが、兄弟全て小学6年頃までホントにサンタさんがいると思い込んでいた。すぐ上の兄など小５の時だったと思うが、友達に”そんなもの信じているのか？”と言われ、取っ組み合いの喧嘩したことを覚えている。

今でも私はクリスマスというと、25日の朝、目が覚めると枕元に、何か思わぬものがあるのでないかとドキドキする・・・

でもここにきて、人生の折り返し点を過ぎた今でもまだ何かを与えてもらうことを期待している幼さに気づいた。
与えられることに慣れきってしまい、いつも受身でいたような気がする・・

父や母がサンタさんに扮して私にくれたかけがえのないものは一体何だったのだろう。

そのことにやっと気づいたような気がする。

人それぞれに夢があり、想いもちがう。欲しいものもちがう。

”人を思いやる心・・、夢を大切にすること・・”

昨日私の枕元で手厳しくも真実の声届けてくれた私のサンタさん。
ありがとう。

”自律と自立”・・考えました。

いつか私も誰かのサンタさんになれるようになりたいと思う・・

寂しいけどもう我が家の子供達は、私や夫の化身のサンタさんを必要としなくなった。

昨夜、思わぬサンタさんの出現に面食らい、遅まきながらあれやこれやと昔のこと思い出しつつ、一足早いクリスマスプレゼントに考えさせられました。

とは、言うもののいつもワクワクドキドキ求めてやまぬバタコさん。
大好きなクリスマスモードを今年も目一杯楽しみたいと思っおります。

今日の日は星いくつ？かな・・

最近どうも注意力散漫で・・

先日友人が来るというので、名古屋名物"鬼饅頭”を作ろうと、サツマイモを小さく切ったところでオフ・・

”何で今、鬼饅頭なの？”という問いかけに”食べたいから・・”と我儘一杯のバタコさんらしい答え。
一緒に作らざるを得なくなった彼女がどうも怪訝な様子。”量がヘン・・？”
さも有りなん・・

(ホント）　　　　　　　　　　　　　〈私）
　芋　　　　３００ｇ　　・・・　　１５０ｇ
小麦粉　　　１５０ｇ　　・・・　　３００ｇ
お砂糖　　　　８０ｇ　　・・・　　　８０ｇ
牛乳　　　　１２０ｃｃ　・・・　　１２０ｃｃ
水　　　　　　　なし　　・・・　　小麦粉からの間違いに
　　　　　　　　　　　　　　　　　より相当量
ベーキング　　小１　　　・・・　　　適当
パウダー

蒸す時にキッチンペーパー使うも向き間違え、饅頭の上に水溜り・・全くトホホ

出来上がりに”星いくつ？”と問うと”最初の間違いから評価不可”とのコメント・

あれもこれも病気のせいにするとＰＤの神様怒って大暴れになるやもしれん・・

みんな私が悪うございました。

昨日は昨日で、クリスマス会と称して出かけたお店で駐車場が、あまりに込んで車出せず店の人に頼み道路わきまで出してもらった時のこと。私が焦ってバッグの中を探しまくる姿に”どうされましたか？”と・・私は、”鍵がないんです・・”と。

しばし沈黙の後、”車にエンジンかかってますよ。お気をつけて！”と優しい（ことにしておこう・・）笑顔とともに声かけてくださった。またもやトホホである。

何とか無事に今日も一日過ぎますように・・

皆さんも良い一日をお過ごしくださいね。

縁

縁・・人と人を結ぶ、人力を超えた不思議な力。巡り合わせ。

縁と浮世は末(すえ)を待て
良縁と好機とは無理に求めず、自然に来るのを待つのがよい。縁と月日の末を待て。
縁なき衆生(しゆじよう)は度(ど)し難(がた)し
仏の広大な慈悲をもっても仏縁のない人は救えない。人の言葉を聞き入れない者は救いようがない。

私は宗教に通じてもいず、さしたる信仰心も持たぬ凡人だけど妙に"縁”というものには畏敬の思いを持っている。大事にしたいと思う。

早いもので今年も余すところ１０日ばかり・・・

今年は本当にたくさんのご縁をいただいた年であった。

いろんな事学ばせていただいた・・身に付いていなければ元もこもない話ではあるけれど・・

ある人が私に言われたことがある・・"学ぶということは、コピーから入ります。自分の主張は、自分でコピーが済んだと思ったとき始めて下さい。自分の主張は、自分で納得してから始めて下さい。・・・学ぶということは、真剣さが必要です。”

病持ち早、１２年になろうとしている。

"生きる”ということについて折にふれ考えさせられた１年だった・・

まだまだコピーの段階の私。

少しずつでも進化できたらいいなと思う。

大袈裟なことはできないけれど、この１年をちゃんと締めくくれるように庭先のゴミひとつでも片付けたいと思う。
そうそう・・先日一個１０円也で買ってきたチューリップの球根も植えなくちゃ。あったかくなったらまたちっちゃなお庭で私たちの目を楽しませてくれることだろうことを期待して・・

昨日は、天気予報も大外れの日だったけど、今日はの気配・・
空元気でも何でもまた一日頑張りましょう。

幸せの値段

誰のエッセイ集だったかなあ・・？
面白い表題だなあと思い手にとってパラパラめくったことがあった。

お腹空いたとき、口にしたとびきり美味しく思ったラーメンの代金・・
欲しくてたまらなかったバッグの値段・・
お誕生日に貰った花束の値段・・
壊れた冷蔵庫〈掃除機だったかな？）の修理代・・
これらにまつわるエッセイが書かれていたような気がする。

私も考えてみた。

今年初めてみて蛍・・
こないだ見た朝日・・・
私は見た事ないけど紫色のそら・・
またまた消してしまいこうして書き直している時間・・
今まで戴いたたくさんの言葉・・
大事な人の笑顔・・

加えて私は、形に残らぬものにお金使うことが最高の贅沢と思っている。

観劇、音楽鑑賞、旅、映画、絵画鑑賞、読書・・

なかなかこんな贅沢はできぬけど見渡せば形のない幸せってまわりに溢れているのかもしれない。

"必要なのは自分で幸せみつけること。
まわりにはいっぱい幸せあるはずだよ。
幸せに囲まれている自分をみつけてごらんよ。
病気は試練を与えるけど不幸せにしたりしない。
自分の力で元気になろうね。”

幸せの値踏みする愚かものにはなっちゃいけないと思った。

笑えることない時は鏡の前でとびきりの笑顔の練習でもするか・・それこそ薄気味悪さに笑えるかも・・

皆さんもどうぞ良い一日お過ごし下さいね。

ピヨピヨさんのひとり言

先日、とても友人を不快にさせたことあり・・・

約束のドタキャン・・勿論ＰＤを多少理解していてくれているので病が元なら問題はないけれど常日頃、垣間見える私の自分中心的な約束事への優先順位のつけ方にに苦言呈してくれたのだと思う。

自己中からのドタキャン・・つまり二つ出た時、先の約束事より自分にとってより利益ある方を優先する姿勢があるということ。言われてハタと気づいた。そんなとこ多分にあるなあって・・・

期せずして二人の方が言ってみえたことがある。ＰＤは、いっつもいっつも、自分の体調やら、自分の症状に目をやっているので知らぬ間に自己中心になってしまいがちだと・・

でもこれって、社会一般にフツウに順応したいと思うならやはり、気をつけるべき症状（？）の一つでなかろうか・・

約束・・当事者間で決める事。またその決め事。

病を罹患している以上致し方ないときは許してもらい、それ以外は病のせいにすることなく誠意みせるべきだったと自分の軽さを恥じている・・

信用をいったん失くすと回復するに大変。

正直、本当に自分またまたわからなくなってきている・・

失敗したら、どうしてそうなったか考えてワンステップのもとにすればいい、と言ってくれる友人。
同じ轍ばかり踏み、ぐるぐる回り、結局何もかも自己中心で、やっているすべてのことが自己満足の代物のような気がする。

いつか私も自分の中のことだけでなく、もっと大きな視野からＰＤのことに取り組み、もう少しだけでもホンとの思いやりもつものになりたいと思う。

まだまだ見識も何も大きな声出せない自分がちぃと情けない気分です。

今日は思い切り愚痴モード・・こんな日もありかな・・？

電話の向こうにあるもの

昨夜、学生時代の懐かしい知人から電話があった。

以前と変わらぬ声、話し方、思わず３０年前に戻っていた。

電話切ってから、同じ環境にいたはずなのに、どこか今の私とのズレを感じた。
価値観が変わったのだろうと思う。
どちらが正しいとか間違っているとかの問題でなく、生きていく環境の違いなのだろうと思う。

今の置かれた場所だけみていると、居心地はいいけど本当に視野が狭くなるかなと電話の向こう側にあった世界に思いを巡らせた。

いろんな世界で、いろんな考え方があり、いろんな生き方がある・・

人生一回きりで、いろんな事に迷い悩んでも選択できるのは、多くの場合一つしかない。

どんなにあがいても一通りの生き方しかできない。

ましてや色んな制約受けざるを得ない病・・

ゲームのようにリセットできればいいけど・・

馬鹿の一つ覚えのように同じ事ばかり言っているような気がするけど、必死にならぬまでも後で自分自身に"已む無し”と言い訳できるほどには、一生懸命その時々を生きたいと思う。

懐かしい声聞いて、過ぎた時間を思い、互いに生きてきた道とこれからの道に思い馳せた。

・・先日借りてきた本の一節

"ゆく河の流れは絶えずして　しかももとの水にあらず・・・”

もとにはけして戻らぬ時間もある。

毎日を大切にしたいと思う。