in the heart side・・ヒトツバタコ

いつもその時の出会いを大切に・・

天の声

2013-06-24 16:53:07 | Weblog
調子にのりすぎだ・・だからこんな目に合うんだ!と、もう一人の私が吐き捨てるように言ってる。おたんちんな私は返す言葉もない。

昨日、性懲りもなく近くの体育館で練習してみえる卓球クラブに見学しに行った。
全員60歳以上との事だけど、格段に私より上手い。

”何か用?誰かの紹介?”

”いいえ、ここで練習されてるクラブがあると聞いてきました。お仲間に入れてもらえると嬉しいです。”

”少し打ってみる?”

”はい”

ここまでは上出来・・と、言ってもこれが現実なんだな。

下手くそだけど、まだ会員の枠も残ってるから来週の日曜から来ればいいよと言ってもらえた。
周りの方も”初めから上手い人などいないからこれから頑張ればいいのよ”なんて話しかけてくれた。
でも、私にはおまけがついてることを告げないといけない。

”あのぅ、実は私には持病があるんですが・・”

”どんな?”

”若年性のパーキンソン病です。これこれという病気です。”

応対してくれていた代表の方の顔色が変わった。”自己管理をしっかりし、何があっても自己責任と思ってます”と言った。

”入会の返事は電話します”とトーンが変わった。

昨日はなんの連絡もなし。そしてさっき、電話が鳴った。

”あれから皆で相談したけど、弱弱しい貴女に誰かがぶつかって転んでもいけないし。ザンネンだけど貴女の意に沿えない”と。

えええええええええ???私を見て、話をして、卓球して、”いいよ”って言ったじゃん。

どして?

おまけの私がいけないんだ・・わかってる。どっちがおまけの私かわからないけど、グリコのキャラメルみたいに箱が二つで一人の私。

だまってりゃよかったのか??

そんなことはできない・・・オンとオフで一人前の私だから。

黙っててもバレル・・自分を否定することになる。

やっぱり私らは面倒なんだろな。正直、迷惑なんだろな。

障害者も健常者もなく楽しめるサークルって無理なのかなぁ・・

やっぱり私の生きる場所は片道2時間近くかかる”障害者スポーツセンター”しかないのかな?

ちょっと悲しくなった・・

”まちこ~、いい加減に学習しろよ”って天の声。
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卓球大会顛末記 静岡編

2013-06-23 10:21:00 | Weblog
徳島病院から帰って卓球を続けるのはホントに大変だった。何がそんなに大変か?と言うと私が下手すぎるからだった。と、今やっとそんな簡単な事がわかる。

どこのサークルも入れてくれなかった。あるところでは少し打たせてもらったあとに”貴女にお付き合いしてると時間が勿体ない”とはっきり言われたこともあった。自分ながらよくめげずに頑張ったと思う。ひょんなことから知りあって、コーチを買って出てくれた初老のおじさん、根気よく付き合ってくれた友人、夫、そして障害者のための施設を教えてくれた友人・・我流ながらぼっちらぼっちら練習を継続できた。

去年は1セットも取れなかった・・今年は少なくとも1セットなんて言わず1勝はしたいと心底思ってた。

結果2勝2敗(うち不戦勝1あり)

要するに1つしか勝てなかった。でも、いいんです。私にしては上出来だ!

やればできる!という自信がついた。そしてますます卓球が好きになった。

来年は2勝してやるぞ~~!

そのためにも今、苦慮している薬の調整・・ウェアリングオフとジスキネジアをなんとかしたいと痛切に思っている。まず、これが先だな。
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クソくらえって感じだけど・・

2013-06-11 16:13:27 | Weblog
毎日痛みと闘ってる人、ジスキネジアで汗だくの人、眠れぬ夜を一人過ごす人・・ロクなもんじゃない。ホントにこんな病気、クソくらえだ。

かく言う私も最近ジスキネジアが本格的になってきて、ますますこの病との付き合い方に苦慮し始めている。

そんな中、一昨日、徳島病院で一緒にリハビリ入院した私より12,3歳上の方から、”畑のトマトをみてたらあなたを思い出したの”と電話をいただいた。
徳島であんまり美味しそうなトマトを食べてみえたから”いいな。どこで入手されたんですか?”と尋ねたことからご自分の家で作ってみえることを知って、ひと箱売っていただいき毎日食べていたのだ。同室の人にも分けてあげていた。とってもさっぱりした方で私はその方を”親分”と呼んでいた。いろんな思い出話に花がさいて、思わぬ楽しい夜になった。

昨夜また電話をいただいた。”トマトやらいろんなものを送りました。でもお気遣いは無用ですから!”ときっぱり言われた。私は”はい。親分の言うことですから・・”と答えた。

そしてさっきクール便が届いた。

開けてみると大きいのやら中かげんのやら、とっても小さいのやらといろんな形のトマトと美味しいゆで方を書いた紙と一緒にトウモロコシが一列に並び、かぼちゃやらとぎっしり。

早速丸ごとかぶりつきながら、いろんな顔のトマトを見てたら何だか泣けてきた。

くそったれの病気が運んでくれた”縁”。

ムカつくけど心の中で”あんたのおかげだ・・”とつぶやいた。

思えばホントにムカつくけどこの病気から得たものも少なくない。と、いうこともわかっているけど・・辛い病気には間違いない。

みんな一緒に治る日がくるといいのに・・と子どもみたいなことを思った昼下がり。
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