パーキンソン病

私は、今年銀婚式を迎えた。

夫とともに暮らして早２５年・・パーキンソン病と言われてもう１２年たった。約半分私の泣きごと、愚痴、様々な人間関係につき合わせたことになる。

幸運なことに薬効があるため、今までは何とか普通の体裁保ててきてはいる。

パーキンソン病が我が家にもたらしたもの・・これからだろな・・

私は、最近誤解生む表現と承知して書くけれど、”自殺”もその人なりの生き方の選択肢の一つではないかと思い始めている。

そう思うと、ますます人生一回きり。その日その日を大切に過ごそうと思えてくる。死んで何もかも無になるなら、もう少し頑張ってみようかなと・・

家の中に入れてもらえることに慣れてきた、我が家の長老犬どサチがあまりうるさいので外に出したり家に入れたりしている間に、目が覚め・・夜中に書くものには要注意との言葉もあるけれど。

まぁ、これも偽らざる今の心境ということで。

また明るくなれば一日が始まる。良い日にするためには寝ることが一番・・

おやすみなさい。

わんこ・・サチのこと

我が家の老犬サチは、いよいよ貧相になってきて見ているほうが辛くなるほど・・

痩せこけて足は痛々しく、いつも”お前も頑張ってるんだなあ・・お前は家へきて幸せだったのかなぁ？”と聞いてやる。いつもキョトンとして何も答えはしないが・・

我が家の戸主(今頃死語と思うが、ここの戸主は俺だとのたまっている）は、ホントは大の犬嫌いである。子供らにせがまれしぶしぶ、わんこを飼うことに承知したのだが、子供らは成長し家をあとにし、残された夫婦とやんちゃ娘では勢い出番も多くなり、機嫌が悪い。・・根っからの善人ゆえにほっておけないのである。

今夜は、冷えるのか”クィ～～ン、クィ～～ン”ととてもうるさい。

午前様で帰られた戸主は高イビキ・・娘は、夢の国らしい・・

こんなことでも私がやらねばと思うから、まだ気だけでも元気でいられるのかな？

仕方ないので見に行くと、家の中にとっても入りたいという仕草。
夜が明けたら怒るだろなと思いつつ、布団用意して家の中に連れてきた。
静かに寝たらしい・・

サチを見ていると、生あるものは息が絶えるまで生きていかなきゃいかんとつくづく思う。人間も動物も皆同じだ。

あいつも一人・・一匹で外にいるのが嫌な日もあるのかな？
いや、単に寒いのか？

口で言えぬだけ、厄介だと、いっちゃいかんかな？

１７年も一緒にいたわんこだ。

でもそれはそれとして、私も寝よっと・・また良くも悪くももうじき一日が始まってしまう。またまたお酒の出番である。美味しく飲めるのはこれまた幸せだ。

ではでは・・

なんか・・変・・

今日、夕食時に夫が新聞広げ、”おお～っ！"という。

何かとみれば、タイトルがなんと！“着けると優しくなれるんです”だって・・
記事を読んでマジぞくっとした。男性のブラジャーの宣伝である。

曰く・・「男性もブラジャーをつけると、女性のような優しい気持ちになれる
だと。そして発売一か月で７００枚うったげな。

なんじゃ、それっ？
私の頭の中は？？？？でいっぱい。

どんな人が買うのだろう？

そもそも優しさに男も女もあるか？

私の価値観では測れぬ・・

私などが思い及ばぬような何か事情ある方にとって必要な場合はいざ知らず・・・

何だかどえらい世の中になったもんだなと、ふと思った。

ブラジャーつけて女性の優しさかあ・・わけわからん・・

情けねぇ・・・と思いつつ。

昨日は、なんかいつもと違う身体の重さだった。

でも自分ながらちょっといや・・・・とてもとても
　　情けねぇ・・　
と思う。

ずいぶん自分の体に慣れてきていると思っていた。

つくづくまだ私は、これからだなぁと思った１日・・

私は、こうして外に出してしまうから（回りは迷惑だろうとホントそう、思うけど）良いけれど自分で全部抱えられるほど強くなくてなお、内に持ってしまうようなけなげな人は、押しつぶされてしまうこともあるのだろうなって痛感した。

やっぱりあんまりいい人はやめにしたほうがいかもと思う。

私みたいに”情けねぇ・・”と自己嫌悪に陥るのもお利口でないけど。

暗い闇にハマった時くらい助けてもらってもいいんでないかと、そんな人が周りにいることって大切だよなって思う。

私も、ちょっと情けなかったくらいにしておこっと。

少しずつ少しずつ、強くなりたいというか、ならざるを得ないのだろうから・・

　　　

久々に最悪の日・・こんな日もありか((+_+))

昨日というか、今朝というか”前向いてやってく”と、とある掲示板に書いた途端、やる気がうせたらしい・・

なんもやる気でない

昼過ぎても顔も洗ってない

開き直るかな・・こんな日もありだな。

何だか嘘書いたみたいだけど、仕方ないや。
こんな私もいる、ということ。

ピアノコンサート

今日、ハンディ背負いながらも頑張っておられる方のピアノコンサートに行くことができた。

私の義父も全盲でありながら、何もかもこなす自立した人だった。・・でも目が見えないって想像以上に克服するまで、してからも正直生活に不便であることは、２５年以上そばにいて、痛感している。

最後に演奏された”千の風にのって”を聴いているうち、何故か涙がでてきた。

何の涙だったのだろう・・

ただ、ちっちゃい体で音楽を楽しまれている姿勢に、凄いなあと思った。
そのひたむきさ（？）に対してのものなのか・・

私も肩意地張らずに私にできること、笑ってやれるようになりたいと思った。

やっぱり、まだ私にもできることってたくさんあるかもと、そんな気がした。

心から自然に”ありがとうございました。”と言えるいい日に感謝、そして誘ってくれたMさんにも”ありがとうございました”。

目を上げれば、いろんなこと山積の世相・・私にできることをできる範囲で頑張ろうと思う。とりあえず、もう一度寝て、安価で美味しい弁当作ってやらねば・・

では朝がくるまで・・