in the heart side・・ヒトツバタコ

いつもその時の出会いを大切に・・

2014-02-19 10:28:01 | Weblog
またまた重たい”題”をつけたものだとは思うけれど、、、でもここ数日、私の頭の中はこれでいっぱいだ。

私が退院してからのこと。同室だった方が亡くなったと聞いた。どうやら自ら選んだものらしい。
まだ43歳の控え目な女性だった。
原因不明の腰痛での入院だった。
痛みのせいかいつも眠れなかったらしく、私がいつ目覚めても枕元の電気がついていた。
いつかしら彼女と担当医とのやり取りを聞くともなしに聞いて、医師のぶっきらぼうさに私の方が頭にきて、”あんな言い方しなくてもいいのにねぇ。”と声をかけたことがあった。すると寡黙と思い込んでいた彼女の口から、次から次へと不安やら不満やらが出てきて驚いた。そして最後に言った言葉が今も忘れられない。

”声をかけてもらい救われた思いだった・・”と。

みんな一緒なんだと思った。
健康だけが取り柄だったと言っていた。
自分の身体になんかわかんないけど変化が起き、どうなっていくか分からないという不安。

17年も18年もこんな病気と付き合ってきた私のようなババアでも時にやるせなさを感じる病棟だった。

同室だったもう一人のパーキンソン病の方は夜中の寝言がちょい派手目で、病気の症状だと知らない彼女に”あの方もずっと起きてみえるんですか?”と聞かれたことがあった。あと一人は、いけすかぬ70代の婆さん。私がいない時にカーテンをひいて私のベッド周りをのぞこうとしていたよ、と教えられたことがある。きっと向こうも私のことを快く思ってなかったんだと思う。4人部屋のメンバーだ。

”この病室の環境は彼女には過酷かも・・”と看護士に言ったことがあった。もどってきた言葉は”慣れてもらうしかない。嫌なら個室へ”だった。

そりゃそうだ・・いちいちテメェの都合ばかり聞いていたらきりがなかろう。

彼女が何を想い、何故に命を絶ったのか私などには思いもつかないことだ。でも音をたてぬように静かに歩いていた様子を思い出すたび、胸がキュンとする。

リハビリとは無縁の話しだけど・・
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無事、帰りました。

2014-02-11 07:50:53 | Weblog
今月8日に入院先から無事戻りました。

LSVT BIGについてはyou tubeなどでも紹介されていますが、おいおい私の体験を書きたいと思います。

思えば最初から考えが甘かったところがあった。
入院二日目に病棟がかわった。

リハビリ入院ということで比較的元気な方が多いかと思っていた・・ある意味カルチャーショックだった。
私もたどる道とは思いつつも心が真っ黒・・
おまけにBIGの予約は受けてなく一日20分のリハビリのみと言われ、ビックリ仰天!!

”そんな馬鹿な!担当医の方に了承済みです。BIGを受けられないなら帰ります”と、交渉して何とかこの点はクリア・・やれやれ。

さらに、同室のばあさん、夜行性の方で夜中になるとおせんべいをバリバリ、お菓子の袋をガサガサ、グシャグシャ。イライラしてストレス満開。

あれやこれやでもう帰りたい気分。

卓球のラケットを持ち、お遊び気分半分だった自分・・今回はいろんな意味でいい勉強になりました。

最後に名づけて”ピーピー事件”まであったけれど、とにかく最後までカリキュラムを終え退院しました。
これから感じたことを少しずつ書き留めておきたいと思います。
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