この春、次男が社会人としての第一歩を踏み出した。
4年前、受験校決めるとき”学資の安い国立を・・"と言うと”望む学部だと北見工大か、あと琉球大学に・・”と言われ思わず、”北見ってどこですか?”と聞いてしまった。出来れば本土がいいなあと話したものだ。
結局九州に行くことになったが、合格者番号をこのパソコンで見つけたときの彼の複雑な顔を鮮明に覚えている。流れに流されるままという言葉がぴったりの風情で家を後にしたけれど・・引越しもすみ、福岡の駅まで見送りにきた顔の寂しげな様子に地下鉄のホームで人目もはばからず大泣きしたことがまるで昨日のよう・・年月は確実に彼を変えたように思う。
出来れば中部地方にという願いも叶わずつい、最近東京に行くことに決まってしまった。今度泣いたのは私だけだった。
”また一人になっちゃうけど前向きに頑張るから・・”との言葉残してあっという間に荷物まとめて出て行った。
”子供と一緒に暮らせるのはいくらもないよ”という母の言葉が思い出される。
母はまた口癖によく言ったものだ。”もうこの足を切っちゃってやる。この足があるから出てっちゃうんだ"表現が乱暴すぎるけれど今、気持ちがとてもよく分かる。
何事も同じところにいることはできぬようだ。
私とて同じ・・
思い出は思い出としてやはり歩き続けねばならないようだ。
今日でこのパソコンともお別れだ。オンとオフの間隔があまりに短くなってしまったから・・
色んな思い出があるパソコンである。夫に知られたら冷や汗ものの私の秘密も知っている。
年月はときに情け容赦ないこともある。
みんな新しい旅立ちと思おうと思う。
その為に、その時々を大切にしたいと改めて思う。
次男の旅たちにこのパソコンとの別れだぶらせている。
今迄ほんとに”ありがとう!!”
4年前、受験校決めるとき”学資の安い国立を・・"と言うと”望む学部だと北見工大か、あと琉球大学に・・”と言われ思わず、”北見ってどこですか?”と聞いてしまった。出来れば本土がいいなあと話したものだ。
結局九州に行くことになったが、合格者番号をこのパソコンで見つけたときの彼の複雑な顔を鮮明に覚えている。流れに流されるままという言葉がぴったりの風情で家を後にしたけれど・・引越しもすみ、福岡の駅まで見送りにきた顔の寂しげな様子に地下鉄のホームで人目もはばからず大泣きしたことがまるで昨日のよう・・年月は確実に彼を変えたように思う。
出来れば中部地方にという願いも叶わずつい、最近東京に行くことに決まってしまった。今度泣いたのは私だけだった。
”また一人になっちゃうけど前向きに頑張るから・・”との言葉残してあっという間に荷物まとめて出て行った。
”子供と一緒に暮らせるのはいくらもないよ”という母の言葉が思い出される。
母はまた口癖によく言ったものだ。”もうこの足を切っちゃってやる。この足があるから出てっちゃうんだ"表現が乱暴すぎるけれど今、気持ちがとてもよく分かる。
何事も同じところにいることはできぬようだ。
私とて同じ・・
思い出は思い出としてやはり歩き続けねばならないようだ。
今日でこのパソコンともお別れだ。オンとオフの間隔があまりに短くなってしまったから・・
色んな思い出があるパソコンである。夫に知られたら冷や汗ものの私の秘密も知っている。
年月はときに情け容赦ないこともある。
みんな新しい旅立ちと思おうと思う。
その為に、その時々を大切にしたいと改めて思う。
次男の旅たちにこのパソコンとの別れだぶらせている。
今迄ほんとに”ありがとう!!”