ホントにいつからだろう・・?なんか体に一本線がとおらない。
こんなこと言うと”当たり前だろ!!そういう病気なんだぞ!!何年この病気と付き合ってるんだ!!”とどこからともなく声が聞こえてくるようだが、どうしても未だに諦めきれずにいる私がいる。
いつまでも同じところをグルグル回ってる私に時折、たんぽぽさんが電話をくれ、先日も友の会の全国誌に寄稿したという原稿を送ってくれた。
さすがだと思った。30年以上この病と生きてきた人の賢さを思い、紹介させてもらうことに承諾してもらった。
同じ病の人は勿論のこと、そうでない人にもきっと役にたつものと思う。
題して”難あることを生きる力に変えるための十か条”タンポポさん著
1条・・・ 薬のこだわり「主治医と仲良くし、薬は自分の身体とも相談しよう。」
器の小さい医者は処方箋通りにと言い、器が大きくなれば患者の自主性を求める。医者にとってもパーキンの薬は厄介だろうな。・・中略・・ 薬を飲むのはお医者さんではない。薬をどう意識するかは患者。患者は薬をもっと知ったほうがいい。
2条・・・ 今日一日を大事に生きよう!明日は明日の風が吹く。
なぜか今日のことより将来のことばかり心配する人が多い。私もその中の一人だった。でも30年以上この病気と暮らしてしまった。そして今日 一日を大事に暮らすことを知った。一日を一生とし、生きることに意味がある。明日のことは誰にも分らないのだから明日のことは明日かんがえたらいい。
3条・・・ 治らない病気であっても個々の症状をよくすることを考える。
病気そのものを治そうとすることはできないかもしれないが症状の一つ一つをよくしたいと思うことはそんなに大変でないかもしれない。
4条 ・・・ できないことを嘆くのではなく、楽しくできることを増やそう。
不思議なことにやってみたいなと思うことは少々難しくてもできるのに、やりたくないことをやらねばと思うと相当な気力がないと簡単なことで もできない。だったら楽しくやれることをやったほうがいい。
5条 ・・・ リハビリは病院や器具を使ってやることだけではない。
・・略・・パーキンソン病の場合機能維持のためのリハビリを考えるべきだろう。そのことは日常生活の中でできる。手足の症状が目立つため本職のリハビリの指導も筋肉を鍛えることをメーンにすることが多い。が、経験から緊張しているところをほぐしてもらったほうが効果があるように思う。
6条・・・ 死ぬまで自分のことを自分でできる身体でいたいと思うことが大事。
思いには力がある。思いがあれば創意工夫はそう難しいことではない。社会資源などの助成などの活用で住環境を整えることも必要である。また 転倒などによる骨折には十分きをつける。
7条・・・ 自分自身にも感謝のできる心境を持とう。
・・略・・「つらい」「しんどい」と思っていても私を生かす心臓は休むことなく動いていてくれる。
8条 ・・・ パーキンソン病以外の体調管理を忘れない。
このことはY病院のK先生の講演で聞いた「薬をピッチャーとするとそれを受けるキャッチャーはあなた方の身体全体だ。いくらピッチャーが いい球を投げてもそれを受けるキャッチャーが下手くそだったら」いいチームと言えないように、体調を良くしないと薬は十分な働きをすることができません。」
9条 ・・・ 家族とともに過ごす時間こそ、体調がいいように。
ずいぶん以前に夫がわかってくれないと主治医に訴えたことがあった。意外な答えがかえってきた。「あなたが病気をどう受け止めたらいいのか分からないようにご主人もパーキンソン病になったあなたをどう受け入れたらいいのか分からないのですよ。」それから私のパーキンに夫を巻き込むことをしないでおこうと思っている。
10条 ・・・ 決してあきらめない。
ちょっとだけ頑張ってみる。
そして決してあきらめない。
以上です。
タンポポさんは・・こんなことを自分に課して生きてきました。本当はもう疲れちゃいました。
ちょっとだけ思い出してみようかな?
とあとがきしています。いい文章だと思った。こんな病気やってりゃ、心底疲れます。でもそんなとき思い出すと”力”が沸いてくるかも・・そう思いながら転写しました。
タンポポさん、ありがとう。これからも宜しく!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_2.gif)
こんなこと言うと”当たり前だろ!!そういう病気なんだぞ!!何年この病気と付き合ってるんだ!!”とどこからともなく声が聞こえてくるようだが、どうしても未だに諦めきれずにいる私がいる。
いつまでも同じところをグルグル回ってる私に時折、たんぽぽさんが電話をくれ、先日も友の会の全国誌に寄稿したという原稿を送ってくれた。
さすがだと思った。30年以上この病と生きてきた人の賢さを思い、紹介させてもらうことに承諾してもらった。
同じ病の人は勿論のこと、そうでない人にもきっと役にたつものと思う。
題して”難あることを生きる力に変えるための十か条”タンポポさん著
1条・・・ 薬のこだわり「主治医と仲良くし、薬は自分の身体とも相談しよう。」
器の小さい医者は処方箋通りにと言い、器が大きくなれば患者の自主性を求める。医者にとってもパーキンの薬は厄介だろうな。・・中略・・ 薬を飲むのはお医者さんではない。薬をどう意識するかは患者。患者は薬をもっと知ったほうがいい。
2条・・・ 今日一日を大事に生きよう!明日は明日の風が吹く。
なぜか今日のことより将来のことばかり心配する人が多い。私もその中の一人だった。でも30年以上この病気と暮らしてしまった。そして今日 一日を大事に暮らすことを知った。一日を一生とし、生きることに意味がある。明日のことは誰にも分らないのだから明日のことは明日かんがえたらいい。
3条・・・ 治らない病気であっても個々の症状をよくすることを考える。
病気そのものを治そうとすることはできないかもしれないが症状の一つ一つをよくしたいと思うことはそんなに大変でないかもしれない。
4条 ・・・ できないことを嘆くのではなく、楽しくできることを増やそう。
不思議なことにやってみたいなと思うことは少々難しくてもできるのに、やりたくないことをやらねばと思うと相当な気力がないと簡単なことで もできない。だったら楽しくやれることをやったほうがいい。
5条 ・・・ リハビリは病院や器具を使ってやることだけではない。
・・略・・パーキンソン病の場合機能維持のためのリハビリを考えるべきだろう。そのことは日常生活の中でできる。手足の症状が目立つため本職のリハビリの指導も筋肉を鍛えることをメーンにすることが多い。が、経験から緊張しているところをほぐしてもらったほうが効果があるように思う。
6条・・・ 死ぬまで自分のことを自分でできる身体でいたいと思うことが大事。
思いには力がある。思いがあれば創意工夫はそう難しいことではない。社会資源などの助成などの活用で住環境を整えることも必要である。また 転倒などによる骨折には十分きをつける。
7条・・・ 自分自身にも感謝のできる心境を持とう。
・・略・・「つらい」「しんどい」と思っていても私を生かす心臓は休むことなく動いていてくれる。
8条 ・・・ パーキンソン病以外の体調管理を忘れない。
このことはY病院のK先生の講演で聞いた「薬をピッチャーとするとそれを受けるキャッチャーはあなた方の身体全体だ。いくらピッチャーが いい球を投げてもそれを受けるキャッチャーが下手くそだったら」いいチームと言えないように、体調を良くしないと薬は十分な働きをすることができません。」
9条 ・・・ 家族とともに過ごす時間こそ、体調がいいように。
ずいぶん以前に夫がわかってくれないと主治医に訴えたことがあった。意外な答えがかえってきた。「あなたが病気をどう受け止めたらいいのか分からないようにご主人もパーキンソン病になったあなたをどう受け入れたらいいのか分からないのですよ。」それから私のパーキンに夫を巻き込むことをしないでおこうと思っている。
10条 ・・・ 決してあきらめない。
ちょっとだけ頑張ってみる。
そして決してあきらめない。
以上です。
タンポポさんは・・こんなことを自分に課して生きてきました。本当はもう疲れちゃいました。
ちょっとだけ思い出してみようかな?
とあとがきしています。いい文章だと思った。こんな病気やってりゃ、心底疲れます。でもそんなとき思い出すと”力”が沸いてくるかも・・そう思いながら転写しました。
タンポポさん、ありがとう。これからも宜しく!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_2.gif)
でも、学んでいける人生を作るのもこの病なんですね。
ブログを読ませていただきそうおもいました
>でも、学んでいける人生を作るのもこの病なんですね。
ホントですね。言われる通りです。こんな病気を得てなお
”あきらめない”と言い切るタンポポさんにはいろんなことを教えてもらっています。
なんでも表裏一体。気持ち負けずに過ごしたいものですね。