毎年、この時期になると胸がチクチクしてくることがある
二階の天窓に押し込められている、じい様や、若者、官女達は如何かなと・・
20年も前の話・・男の子2人年子で授かり、忙しく過ごしていたにも拘らず、私はどうしても女の子が欲しくて欲しくてたまらなかった。仕事で一緒だった先輩が、”性別の産み分け法”を名大の先生に相談して成功していたことを思い出し、レポートを送ってもらい、半年頑張り、もうこれで授からなかったら諦めようと思ったころに妊娠した。
怖くておなかにいる間は聞かないでおこうと決心していた。もう男でも女でも健康な子であれば、と。ところが9か月くらいの検診の時”あっ、間違いないよ。今度は女の子だ。”と先生が漏らしてしまった。
内心”やった~!!”と思った。不謹慎かもしれないけどホントに一人女の子が欲しかった。
すぐ母に泣きながら報告し、帰りの車の中でも運転しながらおお泣きだった。勿論うれし泣きで・・
私の家には、子供のころお雛様がなく、七段飾りの立派なお雛様が飾ってある近所の子の家で毎年桃の節句のお祝いに呼んでもらっていた。
大人になり、いつか我が子に七段飾りのお雛様でというのが夢だった。
当初私達が住んでいたのは、社宅扱いの借家・・とてもお雛様など飾れる家ではなかった。それが縁あって今の家を建てられたので余計私の邪な夢は大きく膨らんでしまったようである。
実家の父母に文字通り"七段飾りのお雛様”を買ってもらいまたまた嬉し涙にくれたものだった。
しかし、人間とはホントにいや、私だけかな・・勝手なものである。いつしかお節句の1週間前に殿様とお姫様だけが玄関に飾られたり、時には何も出さなかったりという顛末・・
毎年この時期になると、じい様達の着物はまだ大丈夫かな?と思いつつ何となく日が過ぎてしまう。
考えてみれば、私がこの病持ちかれこれ13年になる。
いろいろあった。
じい様達も暗闇の中からいろいろ眺めつつ許してくれているかもと思う。
今年はきっと出そうと思っている。
今日は夫も休日。義父のところは昨日行ったのでお休みして、段飾りの枠だけでも物置から出さねば・・
大風呂敷ひかねばナンモやれぬ私・・ここに宣言しておこうと思い書いています。
じい様達が見事、日の目がみられるようにがんばろっ
小さかった幼女も今や一人前の娘に育った。
病院に一人床に伏す義父、神戸で一人暮らしの長男、行きたくもないといいながら東京で一所懸命自分と向き合い働く次男、どうなることやらと心配していたが真面目に受験生として頑張った娘・・結果はもういいと半分思っている・・そして私達夫婦。お雛様を買ってもらった時には微塵も知らなかった病を持ち今に至っている。
本当にいろんなことがあった。
これからもまだまだいろんなことがあると思う。
とりあえず、今年こそは、みんな勢ぞろいで娘の桜満開を待とうと思う。(結果どうあれ桜満開と思っているが。)
蛇足 : 夫が私がブログ(?)を書くのにどこで覚えたのか“炎上”せぬかと心配してくれる。内心”アホかいな?”と思いつつ”心配いらないよ”と・・・・でも・・て言うっかぁやっぱり、ちょっと”アホかいな”の世界だと思う。私もいっぺん”炎上”してみてぇ~といったらド突かれるかな?
二階の天窓に押し込められている、じい様や、若者、官女達は如何かなと・・
20年も前の話・・男の子2人年子で授かり、忙しく過ごしていたにも拘らず、私はどうしても女の子が欲しくて欲しくてたまらなかった。仕事で一緒だった先輩が、”性別の産み分け法”を名大の先生に相談して成功していたことを思い出し、レポートを送ってもらい、半年頑張り、もうこれで授からなかったら諦めようと思ったころに妊娠した。
怖くておなかにいる間は聞かないでおこうと決心していた。もう男でも女でも健康な子であれば、と。ところが9か月くらいの検診の時”あっ、間違いないよ。今度は女の子だ。”と先生が漏らしてしまった。
内心”やった~!!”と思った。不謹慎かもしれないけどホントに一人女の子が欲しかった。
すぐ母に泣きながら報告し、帰りの車の中でも運転しながらおお泣きだった。勿論うれし泣きで・・
私の家には、子供のころお雛様がなく、七段飾りの立派なお雛様が飾ってある近所の子の家で毎年桃の節句のお祝いに呼んでもらっていた。
大人になり、いつか我が子に七段飾りのお雛様でというのが夢だった。
当初私達が住んでいたのは、社宅扱いの借家・・とてもお雛様など飾れる家ではなかった。それが縁あって今の家を建てられたので余計私の邪な夢は大きく膨らんでしまったようである。
実家の父母に文字通り"七段飾りのお雛様”を買ってもらいまたまた嬉し涙にくれたものだった。
しかし、人間とはホントにいや、私だけかな・・勝手なものである。いつしかお節句の1週間前に殿様とお姫様だけが玄関に飾られたり、時には何も出さなかったりという顛末・・
毎年この時期になると、じい様達の着物はまだ大丈夫かな?と思いつつ何となく日が過ぎてしまう。
考えてみれば、私がこの病持ちかれこれ13年になる。
いろいろあった。
じい様達も暗闇の中からいろいろ眺めつつ許してくれているかもと思う。
今年はきっと出そうと思っている。
今日は夫も休日。義父のところは昨日行ったのでお休みして、段飾りの枠だけでも物置から出さねば・・
大風呂敷ひかねばナンモやれぬ私・・ここに宣言しておこうと思い書いています。
じい様達が見事、日の目がみられるようにがんばろっ
小さかった幼女も今や一人前の娘に育った。
病院に一人床に伏す義父、神戸で一人暮らしの長男、行きたくもないといいながら東京で一所懸命自分と向き合い働く次男、どうなることやらと心配していたが真面目に受験生として頑張った娘・・結果はもういいと半分思っている・・そして私達夫婦。お雛様を買ってもらった時には微塵も知らなかった病を持ち今に至っている。
本当にいろんなことがあった。
これからもまだまだいろんなことがあると思う。
とりあえず、今年こそは、みんな勢ぞろいで娘の桜満開を待とうと思う。(結果どうあれ桜満開と思っているが。)
蛇足 : 夫が私がブログ(?)を書くのにどこで覚えたのか“炎上”せぬかと心配してくれる。内心”アホかいな?”と思いつつ”心配いらないよ”と・・・・でも・・て言うっかぁやっぱり、ちょっと”アホかいな”の世界だと思う。私もいっぺん”炎上”してみてぇ~といったらド突かれるかな?