鉄平石を使った施工例2つです。このように真っ直ぐに石を敷いたものを「延べ段」といいます。
昨日見つけたポートランド市(アメリカ)の日本庭園の真っ直ぐではないこの敷き方は「あられこぼし」といいます。巾が狭く長い園路には「延べ段」や「あられこぼし」が似合うと思います。
私的には「あられこぼし」の方が好みですが、「あられこぼし」にすると両脇に雑草が出てきます。そこで一工夫、真ん中に「あられこぼし」をその脇には一段下げて鉄平石の小端(こば)を敷くとか、黒や地面の色に着色したモルタルを敷いたり、モルタルの中に黒っぽい砂利をたたき込むなどをしたら、除草も出来見ても素晴らしい「あられこぼし」の園路ができると思います。
鉄平石については下記のHPをご覧下さい。
信州(長野県)鉄平石
同 鉄平石ってなあに・施工例
鉄平石の外材にはこんなものがあります。
ジャワ鉄平石
その他の外材鉄平石
鉄平石の値段の一例です。
丹波鉄平石の値段
その他の鉄平石の値段
「石のむろじ」さんが紹介して下さった「六方石」や「中国産青御影」は、ネットで探した限りでは「六方石」は日本庭園の景石(特に立石)に使われているようです。「中国産青御影」は主に「墓石」に使われているようで。
六方石の立石
六方石を使った露天風呂
「六方石」や「中国産青御影」はどちらも「石のむろじ」さんが敷石用に加工して持ってきて下さるのだと思います。以前京都の「小堀遠州」作といわれた庭に立っていたのはもしかすると「六方石」ではなかったかと今思っています。
あの立派な「六方石」がどんな敷石にななるのか、「六方石」を使うと明るい庭になるのではと思うととても楽しみになります。
地味でしっとりした和庭園も良いのですが、やや明るく清潔感がありそこにいると楽しい気分になる和庭園も良いのではと思うのですが、いかがなものでしょうか
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