癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

庭のオブジェになったむらさき臼

2016年07月04日 | ガーデニング

 

 

 

工房で活躍してもらった

むらさき臼が

とうとう庭のオブジェになってしまいました

 

 

 

 江戸時代の紀行家菅江真澄が

鹿角で描いた

むらさきうす

紫根染の染液を作るときに

臼と杵でムラサキの根を搗く作業に使われるものです。

 

3年ほど前に

知り合いの方から頂いて

工房で重宝して使っていたのですが

だいぶ古いものだったので

底が抜けてしまったのです。

ちょうど秋田さきがけ新報社の取材の時が最後になってしまいました。


 

 

 

新聞記事には

むらさき臼がこのように紹介されていたのですが

とうとう庭に出されてしまいました

 

 

 


 

 

 

雨風にさらされては

たまりませんが

枯れ川の庭のロケーションに一役

 

 

 

代わりに

工房には

新しいとは言っても

こちらもだいぶ古いのですが

餅を搗く臼を頂くことができました。


伝統ある鹿角紫根染・茜染の復活と伝承を目指す

私たちの活動を応援してくださる皆さまに

心から感謝したいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

砂紋をひいて迎える癒しの庭の工房に

また少し活気が出てきました

 

8月には日経BP社との連携による

ツアー企画で

首都圏在住の女性たちをお迎えしての

紫根染体験もあります。

少しずつ、少しずつ頑張っていけたらいいな~

と願っています。

 

 



  

 

 

 

池にうつる花菖蒲

風情があっていいですね。


 

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