むらさき・あかね工房に
ふんわり優しい茜色が広がりました。
万葉の香りが匂い立つようです
秋田から素敵なお客様がおいでくださいました
大学時代に同じ研究室で学んだ同期生です。
紫根染・茜染でつながった
嬉しい再会です
先日は紫根染を体験し
今日は雅な茜染を楽しんでくださいました。
栗山文一郎さんの古代紫根染・茜染
古代技法による紫根染・茜染は
上品で静かに匂うような高貴な色を感じます。
「朝(あした)は紫、夕べは茜」
紫色は朝の光の中で一段と冴えわたり
「茜色は夕方の光の中で燃えるようにその美しさを放つ」
と、言われる優雅な紫根染と茜染です。
本当に夕空の光の中で
燃えるように輝いて見えた茜染には
感激でしたよ。
昨年のことを思い出して・・・。
茜染は、アカネの根を使って染める草木染です。
癒しの庭のアカネは、雑草の中に埋もれながらも
その蔓に目立たないたくさんの花を咲かせ
やがて小さな実をつけます。
手間暇を惜しまず
心をこめて淡々と染めを繰り返し
燃えるような夕茜の色に近づける・・・
茜染の醍醐味です!
今日の講師をつとめてくれたのは
色を極めることを勉強し
古代の伝統文化を守り伝えようと頑張っている
期待の素晴らしい若き男性です
秋田からのお客様は
「営利や趣味のお楽しみだけではなく
古から伝わる文化を守り伝えようとする活動は
“美しい研究テーマ”ですね。」
そんな言葉で称えてくれた素敵なお友達です。
紫根染・茜染でつながった再会は
最高の時間でした
友、遠方より来たる!
素晴らしい工房の仲間たち!
幸せに包まれた今日は
6月気分になったみたいです・・・
6月のチャールストン
庭のドウダンツツジが日増しに赤くなってきました
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