
市教委委嘱の無形文化財調査の2年目です。市内の川原稲荷神社で踊られている「先祓舞」を保存するためのビデオや報告書の作成の仕事の日です。
朝の準備から夜の宵祭までのお付き合いですが、忙中閑あり、ビデオ作製は秋田市の業者4名が担当、報告書作成は私たち3名の委員が担当、3名の委員は時折、祭典の現場から離れて地域の神社やお寺、史跡なども参観します。
この地区はとても神社の多い地区で、観音堂(住吉寺)、金比羅社、八所(聖)山社、愛宕社、菅原社、駒形社等々です。

駒形神社で膨大な「絵馬」が奉納されているのを発見しました。屋根裏にも積まれており、2~300枚はありそうです。
私が参加している別口の郷土史の研究会で、こことは違う隣地区の神社の絵馬調査をこれからする予定ですが、こちらも調べて比較したら何か面白い結果が出そうな気がします。

今までに見たことのない絵柄の絵馬がざっと見ただけで3枚ありました。「岩手の絵馬」(岩手県博)の写真の中にもこんな絵柄は無かったように思います。
何か良い調査に繋がって行きそうに思えてなりません
