3月23日にスエズ運河で座礁したパナマ船籍エバーギブン(22万トン日本保有)は 29日現在も離礁の可能性が見えず、スエズ運河全体で、一日1兆円ともいわれる損失を続けている。
https://trafficnews.jp/post/105848
https://news.yahoo.co.jp/byline/miyajisyusaku/20210325-00229254/
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210329/k10012941621000.html
現在は、荷物の積み替えや浚渫などの方法が検討され、浚渫に力を注いでいる段階だが、一部に岩礁があって手こずっているとのこと。
しかし、どうみても他船舶への積み替えより、岩礁を爆破し、浚渫を繰り返して強力なタグボートで牽引する道しか残されていないだろう。
もしも、手荒な方法が失敗して転覆でもすれば、スエズ運河は1年近く封鎖されるのではないだろうか?
離礁までは、全力投入で、あと数日はかかりそうだ。
スエズ運河が開業したのは、1870年だから、すでに150年前のことだ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A8%E3%82%BA%E9%81%8B%E6%B2%B3
欧州地中海と紅海インド洋を直結する唯一の航路で、アラビア海からロンドンまでの航行距離を約8,900km短縮することができる。2012年には、17,225隻(1日平均47隻)の船舶が運河を通過した。(ウィキ)
シンガポールからロッテルダムまでスエズ運河を経由するルートは、アフリカ希望岬を回るルートに比べて6000キロ、9日間短縮されるという。
出光タンカーは日あたり400万円の重油を消費すると書かれている。
https://www.idemitsu.com/jp/tanker/know/trivia/engine/fuel.html
スエズ運河の通行料は、一回あたり3000~4000万円だという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3fe20e7f6ee9b97970ef1c9cd31c1b1cc67d8be
ここにきて、ロシアが、スエズ航路の代用として北極海航路を提案しはじめている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021032700195&g=int
さて、ロシアが大声で叫び始めた北極海航路とは?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%A5%B5%E6%B5%B7%E8%88%AA%E8%B7%AF#:~:text=%E5%8C%97%E6%A5%B5%E6%B5%B7%E8%88%AA%E8%B7%AF%EF%BC%88%E3%81%BB%E3%81%A3%E3%81%8D%E3%82%87%E3%81%8F,%E8%88%AA%E8%B7%AF%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82
北極海航路は、20世紀まで航路として開通したことはなかったが、近年の地球温暖化による影響か、年間で夏期の2ヶ月のみ航路として開通するようになった。
残りの期間は海氷や流氷などに覆われ、航行不能となる。全地球的な気候変動により北極圏が温暖化し、北極海の海氷の範囲が縮小し、氷結する期間も減っているため、航行可能な期間が長くなりつつある。
ロッテルダムから横浜までの航行距離を考えると、スエズ運河を通る航路が2.1万キロメートルであるのに対し、北極海航路の場合1.4万キロメートルと約2/3となる。
https://sorabatake.jp/1184/
2018年3月時点で運航費6040億円の中で燃料費は1836億円と全体の30%を占める大きな要因となっている。
輸送距離が短いということは裏を返せば、同じ輸送時間でゆっくり走ることができるということになる。
この”ゆっくり走る”ということが船の燃費に関してはとても大切で、燃料の消費量は速度の3乗に比例すると言われている。つまり、減速航行は燃費改善に大きな影響を与える。
北極海航路の問題点
氷の混じった海域なので、気象条件次第では耐氷性能が必要になり、氷に閉じ込められた場合の対策が要求される。つまり普通の船では通過困難。
北極海航路を通過するためには事前にロシアの許可が必要。
事前にロシアの北極海航路局(NSRA/Northern Sea Route Administration)に申請し、許可を得なければない。
北極海航路を7つの海域に分け、海域ごとに海氷の状態に応じて通航の可否やエスコート料を設定しているため、航海が終わるまで最終的な通行料が確定しないというリスクもある。
ロシアは、北方領土問題で分かるように、自国利権最優先の独裁国家であり、これまで情け容赦なく領海・領土侵入船舶や航空機を撃沈・撃墜してきた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%9F%93%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%E6%92%83%E5%A2%9C%E4%BA%8B%E4%BB%B6
賄賂を求めて、無理難題をふっかけて、イチャモンをつけることの多い国でもある。
つまり政治的安定性に欠けた国である。
また、スエズ運河を通る航路と比べると、気象・海象予報の精度、大型船に対する緊急対応体制、航路標識・海図の整備が十分ではないという現状があり、積極的に北極海航路が採用されにくい。


北極海航路の概念図

上の概念図に見えるように、北極海には、北極海航路(ロシア航路)と北西航路(カナダ航路)の二つがある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E8%A5%BF%E8%88%AA%E8%B7%AF
北西航路は、アメリカにとって、とりわけ有利な航路で、最初に航行に成功したのは、1906年のアムンゼンである。しかし、通行には高い技術が求められ容易ではない。
日本にとっては、欧州との交易を前提にすれば北極海航路を採用するしかないが、プーチン独裁政権が、友好的で良識ある国際関係を維持する可能性は保証されない。
また北極海航路が経済性の観点から利用が拡大されることで、地球環境に大きな崩壊が起きる可能性があると強く警告されている。
ナイキが北極海航路を利用しないことを宣言、企業の賛同促す 2019.11.19
https://www.sustainablebrands.jp/news/os/detail/1194796_1531.html
「世界の冷蔵庫」と呼ばれることも多い北極圏は地球の温度を調節し、気候変動に対抗する上で重要な役割を果たすが、気候危機の影響で他の地域の2―3倍の速度で温暖化が進む。氷が融解することで地球上の環境はさらに不安定になるだけでなく、北極圏の貴重な生態系を脅かしているという。
これらの海氷の減少は環境にとってリスクである一方、貨物輸送という観点では、新たな「北極海航路」が開けて従来のルートに比べて航行時間が短縮されるというビジネス上のメリットをもたらす。
一部の海上輸送業者によって行われた試験航海と研究によれば、北極海ルートは2030年までにアジア-ヨーロッパ間のコンテナ貿易全体の約8%に利用されると考えられ、2050年までにその貿易の最大10%に利用が増加する可能性がある。利用の増加は「脆弱な北極海の環境に大きな影響を与える」と同社は警鐘を鳴らす。
北極海航路企業宣言
北極は、地球の他の場所よりも2-3倍の速さで温暖化(気温が上昇)している。これにより、夏の海氷が縮小しつづけ、かつてないような海洋生態系の再編成が起き、この地域で暮らす人々にも大きな脅威となっている。北極海航路を通る貨物船が増えることは、さらなる危機を及ぼすことになる。
気候変動により北極の氷が解けることで、これまで航行できなかった航路も貨物船は通ることができるようになる。これらの海路を使うことにより航行時間の短縮も見込めるが、北極海をわたる海運が今後増加すれば、世界でも最も脆弱な環境に大きな影響を与える可能性も懸念される。
世界中に商品を運ぶ企業として、輸送によって排出される温室効果ガスが北極海に危機をもたらし、この航路を通るのをやめなければ状況が変わらないことを認識している。それとは別に、私たちは世界中に商品を輸送することで排出される温室効果ガスの量を減らす努力を続ける。気候変動がすでに北極に暮らす人々、海の生物、生態系に大きな影響をおよぼし脅威となっていることに大きな懸念を持つ企業として、さらなる危機をもたらすことを拒否し、以下の通り誓う。
1. 北極海航路を避ける
a.消費財企業:環境への潜在的影響(見込まれる影響)を認識し、自発的に、各社の商品を北極海航路(地図を参照)を経由して輸送しないようにする。同様に、各社が契約する外洋貨物船や運送会社もこれらのルートを通らない。
b.物流企業:環境への潜在的影響(見込まれる影響)を認識し、各社は意図的に北極海航路(地図を参照)を経由する輸送サービスをしないようにし、自社の貨物船がこれらのルートを通らないようにする。
2. 環境や人への負荷を下げる輸送を促進する
われわれが北極海航路を避ける誓約をしたとしても、誓約することを拒む企業もいる。そうした場合があることを認識し、私たちは環境負荷を下げ、この地域で暮らす人の安全性を確保するための予防措置的な北極海航路の使い方を開発する支援を行う。
こ の支援では、北極海での重油の使用と輸送の禁止への動きや、国際海事機関(IMO)による「PSSA(特に敏感な海域/A Particularly Sensitive Sea Area)」としての中央北極海の指定、重要な生態学的および先住民の文化的地域を保護する、影響の少ない輸送航路の評価、そして厳格な汚染管理の採用などの活動を促進することが含まれる。
まっすぐ北極海を通過する「北極海航路」は環境への影響が懸念される
*********************************************************************
引用以上
この問題については、グーグル検索が、北極海航路に伴う環境破壊の項目を意図的に排除しているように思える。
デメリットに触れられたくない勢力があるようだ。
さらに、北極海航路が確立した場合、最大の恩恵を受けるのが中国だが、中国は津軽海峡より北側の北海道の領有を主張し、私物化する野望を持っているといわれる。
北海道の非常に多くの土地が、自民党政権の無為無策(二階俊博ら親中勢力の協力)によって中国に買い占められているといわれる。
https://jp.reuters.com/article/idJP00093300_20180216_00820180216
すでに、津軽海峡・宗谷海峡ともに、中国船舶の私物化航行が始まっていると指摘されている。
https://www.logi-today.com/206900
中国・ロシアともに独裁専制国家であり、公序良俗=まともな国際関係=はまったく期待できない独善的対応が予測されるので、北極海航路の発展は、日本にとって非常な困難を持ち込む可能性が強い。
https://trafficnews.jp/post/105848
https://news.yahoo.co.jp/byline/miyajisyusaku/20210325-00229254/
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210329/k10012941621000.html
現在は、荷物の積み替えや浚渫などの方法が検討され、浚渫に力を注いでいる段階だが、一部に岩礁があって手こずっているとのこと。
しかし、どうみても他船舶への積み替えより、岩礁を爆破し、浚渫を繰り返して強力なタグボートで牽引する道しか残されていないだろう。
もしも、手荒な方法が失敗して転覆でもすれば、スエズ運河は1年近く封鎖されるのではないだろうか?
離礁までは、全力投入で、あと数日はかかりそうだ。
スエズ運河が開業したのは、1870年だから、すでに150年前のことだ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A8%E3%82%BA%E9%81%8B%E6%B2%B3
欧州地中海と紅海インド洋を直結する唯一の航路で、アラビア海からロンドンまでの航行距離を約8,900km短縮することができる。2012年には、17,225隻(1日平均47隻)の船舶が運河を通過した。(ウィキ)
シンガポールからロッテルダムまでスエズ運河を経由するルートは、アフリカ希望岬を回るルートに比べて6000キロ、9日間短縮されるという。
出光タンカーは日あたり400万円の重油を消費すると書かれている。
https://www.idemitsu.com/jp/tanker/know/trivia/engine/fuel.html
スエズ運河の通行料は、一回あたり3000~4000万円だという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3fe20e7f6ee9b97970ef1c9cd31c1b1cc67d8be
ここにきて、ロシアが、スエズ航路の代用として北極海航路を提案しはじめている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021032700195&g=int
さて、ロシアが大声で叫び始めた北極海航路とは?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%A5%B5%E6%B5%B7%E8%88%AA%E8%B7%AF#:~:text=%E5%8C%97%E6%A5%B5%E6%B5%B7%E8%88%AA%E8%B7%AF%EF%BC%88%E3%81%BB%E3%81%A3%E3%81%8D%E3%82%87%E3%81%8F,%E8%88%AA%E8%B7%AF%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82
北極海航路は、20世紀まで航路として開通したことはなかったが、近年の地球温暖化による影響か、年間で夏期の2ヶ月のみ航路として開通するようになった。
残りの期間は海氷や流氷などに覆われ、航行不能となる。全地球的な気候変動により北極圏が温暖化し、北極海の海氷の範囲が縮小し、氷結する期間も減っているため、航行可能な期間が長くなりつつある。
ロッテルダムから横浜までの航行距離を考えると、スエズ運河を通る航路が2.1万キロメートルであるのに対し、北極海航路の場合1.4万キロメートルと約2/3となる。
https://sorabatake.jp/1184/
2018年3月時点で運航費6040億円の中で燃料費は1836億円と全体の30%を占める大きな要因となっている。
輸送距離が短いということは裏を返せば、同じ輸送時間でゆっくり走ることができるということになる。
この”ゆっくり走る”ということが船の燃費に関してはとても大切で、燃料の消費量は速度の3乗に比例すると言われている。つまり、減速航行は燃費改善に大きな影響を与える。
北極海航路の問題点
氷の混じった海域なので、気象条件次第では耐氷性能が必要になり、氷に閉じ込められた場合の対策が要求される。つまり普通の船では通過困難。
北極海航路を通過するためには事前にロシアの許可が必要。
事前にロシアの北極海航路局(NSRA/Northern Sea Route Administration)に申請し、許可を得なければない。
北極海航路を7つの海域に分け、海域ごとに海氷の状態に応じて通航の可否やエスコート料を設定しているため、航海が終わるまで最終的な通行料が確定しないというリスクもある。
ロシアは、北方領土問題で分かるように、自国利権最優先の独裁国家であり、これまで情け容赦なく領海・領土侵入船舶や航空機を撃沈・撃墜してきた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%9F%93%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%E6%92%83%E5%A2%9C%E4%BA%8B%E4%BB%B6
賄賂を求めて、無理難題をふっかけて、イチャモンをつけることの多い国でもある。
つまり政治的安定性に欠けた国である。
また、スエズ運河を通る航路と比べると、気象・海象予報の精度、大型船に対する緊急対応体制、航路標識・海図の整備が十分ではないという現状があり、積極的に北極海航路が採用されにくい。


北極海航路の概念図

上の概念図に見えるように、北極海には、北極海航路(ロシア航路)と北西航路(カナダ航路)の二つがある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E8%A5%BF%E8%88%AA%E8%B7%AF
北西航路は、アメリカにとって、とりわけ有利な航路で、最初に航行に成功したのは、1906年のアムンゼンである。しかし、通行には高い技術が求められ容易ではない。
日本にとっては、欧州との交易を前提にすれば北極海航路を採用するしかないが、プーチン独裁政権が、友好的で良識ある国際関係を維持する可能性は保証されない。
また北極海航路が経済性の観点から利用が拡大されることで、地球環境に大きな崩壊が起きる可能性があると強く警告されている。
ナイキが北極海航路を利用しないことを宣言、企業の賛同促す 2019.11.19
https://www.sustainablebrands.jp/news/os/detail/1194796_1531.html
「世界の冷蔵庫」と呼ばれることも多い北極圏は地球の温度を調節し、気候変動に対抗する上で重要な役割を果たすが、気候危機の影響で他の地域の2―3倍の速度で温暖化が進む。氷が融解することで地球上の環境はさらに不安定になるだけでなく、北極圏の貴重な生態系を脅かしているという。
これらの海氷の減少は環境にとってリスクである一方、貨物輸送という観点では、新たな「北極海航路」が開けて従来のルートに比べて航行時間が短縮されるというビジネス上のメリットをもたらす。
一部の海上輸送業者によって行われた試験航海と研究によれば、北極海ルートは2030年までにアジア-ヨーロッパ間のコンテナ貿易全体の約8%に利用されると考えられ、2050年までにその貿易の最大10%に利用が増加する可能性がある。利用の増加は「脆弱な北極海の環境に大きな影響を与える」と同社は警鐘を鳴らす。
北極海航路企業宣言
北極は、地球の他の場所よりも2-3倍の速さで温暖化(気温が上昇)している。これにより、夏の海氷が縮小しつづけ、かつてないような海洋生態系の再編成が起き、この地域で暮らす人々にも大きな脅威となっている。北極海航路を通る貨物船が増えることは、さらなる危機を及ぼすことになる。
気候変動により北極の氷が解けることで、これまで航行できなかった航路も貨物船は通ることができるようになる。これらの海路を使うことにより航行時間の短縮も見込めるが、北極海をわたる海運が今後増加すれば、世界でも最も脆弱な環境に大きな影響を与える可能性も懸念される。
世界中に商品を運ぶ企業として、輸送によって排出される温室効果ガスが北極海に危機をもたらし、この航路を通るのをやめなければ状況が変わらないことを認識している。それとは別に、私たちは世界中に商品を輸送することで排出される温室効果ガスの量を減らす努力を続ける。気候変動がすでに北極に暮らす人々、海の生物、生態系に大きな影響をおよぼし脅威となっていることに大きな懸念を持つ企業として、さらなる危機をもたらすことを拒否し、以下の通り誓う。
1. 北極海航路を避ける
a.消費財企業:環境への潜在的影響(見込まれる影響)を認識し、自発的に、各社の商品を北極海航路(地図を参照)を経由して輸送しないようにする。同様に、各社が契約する外洋貨物船や運送会社もこれらのルートを通らない。
b.物流企業:環境への潜在的影響(見込まれる影響)を認識し、各社は意図的に北極海航路(地図を参照)を経由する輸送サービスをしないようにし、自社の貨物船がこれらのルートを通らないようにする。
2. 環境や人への負荷を下げる輸送を促進する
われわれが北極海航路を避ける誓約をしたとしても、誓約することを拒む企業もいる。そうした場合があることを認識し、私たちは環境負荷を下げ、この地域で暮らす人の安全性を確保するための予防措置的な北極海航路の使い方を開発する支援を行う。
こ の支援では、北極海での重油の使用と輸送の禁止への動きや、国際海事機関(IMO)による「PSSA(特に敏感な海域/A Particularly Sensitive Sea Area)」としての中央北極海の指定、重要な生態学的および先住民の文化的地域を保護する、影響の少ない輸送航路の評価、そして厳格な汚染管理の採用などの活動を促進することが含まれる。
まっすぐ北極海を通過する「北極海航路」は環境への影響が懸念される
*********************************************************************
引用以上
この問題については、グーグル検索が、北極海航路に伴う環境破壊の項目を意図的に排除しているように思える。
デメリットに触れられたくない勢力があるようだ。
さらに、北極海航路が確立した場合、最大の恩恵を受けるのが中国だが、中国は津軽海峡より北側の北海道の領有を主張し、私物化する野望を持っているといわれる。
北海道の非常に多くの土地が、自民党政権の無為無策(二階俊博ら親中勢力の協力)によって中国に買い占められているといわれる。
https://jp.reuters.com/article/idJP00093300_20180216_00820180216
すでに、津軽海峡・宗谷海峡ともに、中国船舶の私物化航行が始まっていると指摘されている。
https://www.logi-today.com/206900
中国・ロシアともに独裁専制国家であり、公序良俗=まともな国際関係=はまったく期待できない独善的対応が予測されるので、北極海航路の発展は、日本にとって非常な困難を持ち込む可能性が強い。