ガザの大虐殺が止まらない
 
ガザの「新たな完全占領」計画、ネタニヤフ氏が閣議で近く提案か イスラエルメディア報道 2025年8月6日
  https://www.bbc.com/japanese/articles/cwy0n54eqdeo

 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が、パレスチナ・ガザ地区の新たな完全占領計画を安全保障閣議で提案する考えだと、イスラエルの複数メディアが報じている。
 イスラエルの複数メディアによると、イスラエル高官の1人は、「賽(さい)は投げられた。我々はガザ地区の完全征服、そしてハマス打倒へと向かっている」と述べたという。

 一方、イスラエル軍の参謀総長や指導者らは、この計画に反対していると報じられている。上記の匿名高官は、軍参謀総長や他の軍幹部がこの計画に反対しているとの報道を受け、「参謀総長がこれに納得できないなら、辞任すべきだ」と述べたという。

 ガザで拘束されている人質の家族らは、ガザ全面制圧計画を実施すれば人質の命が危険にさらされるかもしれないと懸念している。イスラエルによると、ガザでは今も50人が拘束されており、うち20人は生存しているとされる。複数の世論調査では、イスラエル国民の約4分の3が人質解放のために停戦で合意すべきだと回答している。
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 引用以上

 ネタニヤフが、ガザ地区の完全占領の意思を表明した。
 言い換えれば、ガザのパレスチナ先住民の皆殺しジェノサイドを行うという決意表明である。
 
 2023年10月7日、ハマスは、イスラエルに越境攻撃をしかけてイスラエル人を大虐殺したことになっている。これを「アルアクサの洪水作戦」と呼んでいる。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/2023%E5%B9%B4%E3%83%8F%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB%E6%94%BB%E6%92%83

 ところが、ハマスは、そもそもイスラエル・リクード党首シャロンが、2000年ころ、ガザの反イスラエル勢力であるPFLP・PLOを弱体化させる目的で、イスラム教徒を利用し、モサド工作員に作らせた見せかけの反イスラエル組織だった。
 ハマス幹部の大半がモサド工作員であるといわれ、これに気づいたハマスの戦闘員は、スパイと決めつけられ殺害された。
 
 ハマスとは、イスラエルの諜報組織モサドが作った偽旗組織である 2023年10月12日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6076538.html

 2023年10月6日、夜、突然、世界でもっとも厳しい監視体制が敷かれているはずの、ガザ境界のイスラエル側警備体制が、突然、不可解に解除されてしまい、そのスキをついてハマス戦闘員が、イスラエル側に侵入し、音楽堂での公演に酔っていた多くの若者を殺害し、たくさんの人質を連れ去ったことになっている。

 だが、音楽堂の若者たちを殺害したのは、ハマス戦闘員でなくイスラエル兵だったとの証言・証拠が出てきた。
 
  音楽祭でイスラエルの若者たちを大虐殺したのはイスラエル軍だった 2023年11月21日
 https://hirukawamura.livedoor.blog/archives/6088890.html

 この事件が、イスラエル、ネタニヤフとモサドによる計画的陰謀であったことは疑いようがない。
 もちろん、ガザ地区を完全殲滅し、パレスチナ先住民を皆殺しにする民族ジェノサイドが目的であるこを疑う人もいないだろう。

 音楽堂にいたのは、ネタニヤフのリクード独裁(リクードの政策が法的干渉を受けない法案)に反対する若者ばかりだった。彼らの皆殺しも計画に含まれていた。
 https://www.yomiuri.co.jp/world/20250406-OYT1T50100/

 イスラエルは、パレスチナ先住民を虐殺しているだけではない。自国内のリクード政権独裁反対派の若者たちも、皆殺しにしようとしているのだ。
 
 そもそも、1949年、突然、「パレスチナは神に約束された自分たちの土地だ」と叫びながら、パレスチナに侵入し、先住民に銃口を向けて追い出した人たちがいた。
 それがアシュケナージといわれる欧州由来のユダヤ人たちだ。

 彼らの多くが、戦時中、ナチスに民族ジェノサイド(ホロコースト)の対象になった、ユダヤ人たちだった。
 主に、ウクライナ・ベラルーシ・ポーランド・西ロシアから来た、コーカソイドの白人たちだった。
 (ネタニヤフの一家はベラルーシから来た。リクード集団は1973年にウクライナから来た。)
 彼らの先祖は、クラスノダールなどにあったハザール国であり、AD900年ころに、突然国ぐるみでユダヤ教に改宗したといわれている。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%AB

 (最近、代ゼミ講師の宇山卓栄という人物が、DNA解析を振りかざしてハザール国、アシュケナージユダヤ人説を真っ向から否定している。
 https://www.youtube.com/watch?v=SFJgdeM7FDo
 だが、DNA民族分布論で信用できるものは皆無だ。宇山は民俗学的証拠に完全に無知である。むすび大学では、DNA解析の結果、奥州藤原氏がモンゴル騎馬民族の先祖だなどと無茶苦茶な暴論を主張しているくらいだ。)

 パレスチナの先住民は、スファラディ・ユダヤ人といわれ、黒髪黒瞳の小柄なモンゴロイド形質を受け継いだ人々だった。彼らをセム族とよび、イエスキリストやモーゼもそうだったといわれる。
 彼らこそ、本当のユダヤ人であって、戦後、パレスチナに押しかけてきた自称ユダヤ人たちは、すべて旧約聖書に1人も指名されていない偽のハザール系ユダヤ人である。

 アシュケナージ・ユダヤ人たちに、ヤハウェ(神)は、ただの一人としてイスラエルの土地を約束していない。約束した相手は、アシュケナージが大虐殺を繰り返している、パレスチナと大イスラエルのセム族系先住民だけである。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%AE%E5%9C%B0
 
 「ユダヤ人国家」イスラエルはどのように実現したのか ―分割され奪われ続けるパレスチナ (1)―藤田進 2023年11月26日
 https://riwh.jp/2023/11/26/%E3%80%8C%E3%83%A6%E3%83%80%E3%83%A4%E4%BA%BA%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E3%80%8D%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E5%AE%9F%E7%8F%BE%E3%81%97/

 ガザの歴史
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B6%E5%9C%B0%E5%8C%BA

 ガザには、2023年まで200万人近い、パレスチナ先住民と、その子孫が住んでいた。10月7日から2025年8月までに、ネタニヤフの指揮する自称ユダヤ人たちは、最大数十万人を虐殺したといわれる。
 https://www.arabnews.jp/article/middle-east/article_152778/
 https://switch-news.com/science/post-109349/
 現在もなお、医療体制の崩壊や食料不足によって、毎日のように病死者・餓死者が出ている。
 https://jp.reuters.com/world/security/JXKPVCGW7RI4PJ2764CONMOTPQ-2025-07-22/

 ネタニヤフは、ガザ住民を皆殺しにするため、10月7日の偽旗作戦を決行した。彼らは、911テロのような陰謀殺人に非常に手馴れている。
 なぜ、ここまで非人道的な行為を繰り返すのかといえば、私は、彼らがニセモノであることの矛盾に薄々気づいていて、自分たちを正当化し、本物のユダヤ人であることを自己認証するために、残酷な行為を繰り返しているように見える。

私は、ネタニヤフの政策を支持するイスラエル国民は、ナチズムを支持しドイツ国民と何一つ変わらない発狂民族と考えている。
 ナチスは、敗戦後、凄まじい報告を受けた。アシュケナージユダヤ人を600万人、虐殺したホローコーストの報いを受けた。
 それは女性看守であっても容赦のないものだった。
 https://www.youtube.com/watch?v=MZFJgYxb-WI
 https://www.youtube.com/watch?v=oD1VNLX5Aoo

 イスラエル国民、アシュケナージ・ユダヤ人たちは、自分たちの先祖が受けたホロコーストの残虐を、そっくりパレスチナ先住民に対して行っている。
 世界史で、こんな愚かな大量殺人が、報いを受けなかったことはない。
 もしも虐殺の報いを受けないで、そのまま虐殺の価値観を持ち越して生き延びることができたなら、そのカルマは、必ず繰り返される。

 例えば陸軍731部隊がそうだ。京大医学部と長崎大医学部などから選抜された医師の卵たちが、関東軍防疫給水部隊と称する大隊に集められた。
 それは現地、哈爾浜の住民たちを集めて、ペストや腸チフス、炭疽病などに感染させたり、極限の寒冷や高温に晒して生命力の限界を確かめる人体実験だった。数十万人の中国人住民が殺害されたといわれる。
http://avic.doc-net.or.jp/syuppann/120909panel-syu.pdf

 戦後、この残虐非道な違法行為が摘発され、石井四郎司令官や北野政次隊長、内藤良一中佐は、死刑相当の重罪戦犯として逮捕拘束されたが、岸信介が麻薬密売の資金(兆円単位といわれる)を米軍に渡して取引し、全員釈放され、誰一人として罪に問われなかった。

 731部隊が日本に帰還すると、石井や内藤は厚生省の伝染病研究所、新宿区外山官舎に関係を持ち、ほぼ全員が、厚生省や六大学の教員、役職者に編入された。

 なかでも、内藤良一は、日本ブラッドバンクを設立し、初期の売血システムを確立した。それが肝炎媒介の原因と批判されると、今度は、ミドリ十字社を設立し、血液製剤を販売し、帝京大の安部英がエイズウイルスが含まれた血漿を治療に用いた結果、数千名のエイズ患者が発生し、大半がそのため死亡した。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E8%97%A4%E8%89%AF%E4%B8%80

 内藤良一など731部隊関係者は、厚生省医官や六大学医学部教員、教授に主任し、戦後医療の核心的人員となった。そのやり方は、731部隊の人命軽視の人体実験主義をそのまま受け継ぐものだった。
 内藤良一のミドリ十字は、たくさんの薬害で批判されたが、その都度、他社と合併を装って生き延びた。後に、三菱ウェルファーマに統合され、現在は、田辺製薬に吸収されている。

 内藤は、厚生省731関係者と結託し、小中学校に結核検診と称して、レントゲン強制検診を法律で定めさせた。
 1950年代、初期の胸部検診レントゲンの線量は、1枚30ミリシーベルトに及び、日本の乳癌発生率に巨大な貢献をした。結核患者を発見する数十倍の確率で、乳癌や肺癌患者を生んでいた。
 実は、女子中学生が初経期に胸部被曝すると乳癌イニシエーションの確立が数十倍になるといわれているのだ。

 日本ブラッドバンクは、日本に数十万人の肝炎患者を蔓延させ、数万人を肝臓癌で殺しているといわれる。
 まさに、悪魔の731部隊が中国人を虐殺した手法が、帰還した731部隊員によって、そのまま日本人の大殺戮に用いられているのである。
 日本に新型コロナ禍のmRNAワクチンを導入させたのも、厚労省の医官たちだが、それには武見太郎の一族や、長崎医大の人脈が大いに貢献している。
 https://www.shiminkagaku.org/wp/wp-content/uploads/csijnewsletter_075_202404_bookreview_yamaguchi.pdf

 福島の放射能被曝による小児甲状腺癌430名を、原発放射能とは何の関係もないと決めつけている勢力も、ほとんど山下俊一ら長崎医大出身者だ。
 https://www.ourplanet-tv.org/38851/

 731部隊の首謀者を一人も罰することなく、日本に帰還させ、医療関係の核心人材とした結果、日本人は、人体実験の結果殺害された中国人と同等レベルの医療過誤殺人に遭っている。
 これをカルマといわずして、なんというのだろう?

 同じように、岸信介の尽力によって無罪放免となったA級戦犯たち、岸信介自身・正力松太郎・賀谷興宣・笹川良一・児玉誉士男、そして最大級の戦犯、里見甫たちを処罰しなかったことが何をもたらしたのか?
 それは、国内の麻薬ビジネス、そしてフェンタニルにつながっていることを書いておくが、現在、フェンタニルと青幇、TSMCの関係を調べているので、分かり次第ブログに上げる。

 今回の主題は、イスラエルのパレスチナ侵略、大虐殺のカルマを論じたいと思っている。
 やったことは、寸分の狂いもなく、自分に還ってくる。これが因果応報のカルマである。
 日本の行った侵略と虐殺のカルマが、日本人を襲っていることを上に書いた。

 今、私は近いであろう死を前にして、自分の人生のカルマと向き合っている。
 私は、他者から相当にひどい目に遭っているのだが、他者に対しても、無垢ではなく、過失の連続だった。
 それは、今の私を深刻に痛めつけている。釈迦の言う通り、人生の一つ一つのできごとは、何一つ消えることなく、自分にダイレクトに還ってくる。
 それを思い出すたびに、地獄のような苦しみをあじあわなければならない。

 それは、組織のカルマ、国家のカルマ、民族のカルマ、それぞれ同じことだ。
 イスラエルのアシュケナージ・ユダヤ人たちが行っている残虐なジェノサイドは、これから、じわじわとイスラエルを痛めつけてゆくのだ。
 罪なき先住民を痛めつけ、生活を奪い、土地を奪い、虐殺しているカルマが、どのようにイスラエルに襲い掛かるのか? 考えただけでも恐ろしい。

 「イスラエルは滅ぼされなければならない」
 とものすごい数の人々が意思を共有していると私は思う。
 もしもイスラエルの行為を正当化するなら、世界のあらゆる秩序が崩壊してしまう。「神が約束した」と勝手に妄想するだけで、平和な土地に侵入し、先住民を虐殺して自分たちの国に仕立ててしまうことが許されるなら、人類の、人間として生きるシステムがナチズムのような先例を作り出してしまう。

 ロシアも同じことをやっているのだが、ネタニヤフ、プーチン、トランプ、習近平と、狂人というしかない指導者たちが、この21世紀に登場してくるとは、本当に驚くべきことだった。
 だが、ナチスが成敗されて責任を追及されたように、もしネタニヤフが成敗されなければ、もう人類の秩序は成立しなくなり、マッドマックスの世界になってしまう。

 これから、我々はカルマの結実を目撃するだろうと思う。それはイスラエル国家の滅亡だ。軍事力に依存して暴虐を働いた者たちは、同じ軍事力によって滅ぼされる。
 私は、イランが核爆弾を持っているなら、それをガザの北100Kmに位置するテルアビブに投下する日が目の前に迫っていると思う。エルサレムも被害を免れ得ない。
 エルサレムの土地の多くを所有する、ロックフェラー一族も無事ではすまないだろう。

 すでにイスラエルのアイアンドーム防空システムは、無数のドローン攻撃で無力化されることが明らかになり、1000発のドローン攻撃のあと、核爆弾が投下されれば無力だ。
 イスラエルは虐殺のカルマから逃れることは絶対にできない。先住民に血を流させた結果は、自分たちの血で贖わなければならない。
 もう時間の問題と、私は見ている。